夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼 その87 褐釉獅子香炉文脚付角鉢 

2016-12-06 00:01:00 | 陶磁器
先週は出張で三日ほど留守にしていたら、週末は息子がますます小生から離れなくなり、姿が見えなくなると「パパ!」と泣いて探し回る始末・・・

そこで、家にいてもストレスが溜まるので近場の水族館へ・・。



大きな水族館より実際に触れることのできる水槽が多いので、息子以上に小生も楽しみました。ウグイの餌をやれる水槽、そして二人のお気に入りは大きなヤドカリ・・。





鯛・・・。



鯉・・・。本ブログで紹介された画題の魚がたくさんですね。



手長エビ・・。



オオサンショウウオ・・・。



二人ではしゃいで見て回り、車中では二人ともぐっすり。帰宅したらまた元気になって「パパ!」

今週もあちこち出張なのだが・・、ブログの原稿が底をついてきた・・。

息子と一緒に展示室で写真撮影。偉いのは決して作品には悪さをしないこと。ただし、小生の小道具類はおもちゃに変身。

本日は源内焼の釉薬変わりの作品です。

源内焼 その87 褐釉獅子香炉文脚付角鉢 
割れ直しあり 箱入
幅212*210*高さ38



他の所蔵作品である「源内焼 その4 緑釉獅子香炉文脚付角鉢」らとは釉薬が違い、裏面まで釉薬が掛けられていますが、型はまったく同じもので、脇田舜民の作と推察されます。



右から「緑釉」、「三彩」、「褐釉」の三種類です。大きさは微妙に違います。



脚は基本的に貝ですが、種類が違うものがあります。



脇田舜民の「民」の刻銘のある作品がひとつありますが、これは貴重です。ただし、これを平賀源内自身の作と勘違いされておられる方が多いようですが、それは大きな間違いです。平賀源内が実際に作った作品は皆無で、平賀源内が生存中に作られた作品にはずべて刻銘はないどうです。



本日初めて紹介する褐釉一色の作品は数は非常に少ないのですが、見栄えがしないので人気はないようです。ただこのように三種類並べると見栄えがして意外に面白いですね。



入手時から補修跡がありましたが、接着材の跡が見えるものなので、当方で金繕いしました。



獅子に牡丹、獅子身中の虫に効くのは牡丹の露・・・。

一緒に風呂に入り、すぐに寝付いたので、なんとか原稿作成はできたのですが、夜中に小生のベットに潜んできて、朝方にベットから落ちてべそをかいていました。獅子身中の虫・・???



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