夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

八仙の花 石井柏亭筆

2011-08-31 11:49:13 | 掛け軸
昨日の「なんでも鑑定団」の版画新興運動の中心的な推進者としても紹介されていました石井柏亭の作品の紹介です。

八仙の花 石井柏亭筆
紙本水墨淡彩軸装 合箱
全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦*横(寸法は計測を忘れました



石井柏亭は芸術家系に生まれています。父は日本画家、弟は彫刻家として名高いです。

疎開先は浅間温泉であり、秋田には訪れて何泊かした程度と思われ、秋田に来たのは戦後かもしれません。



石井柏亭(1882~1958):洋画家。本名満吉。東京生まれ。幼少から父鼎湖(ていこ)に日本画を習う。浅井忠(ちゅう)について油絵を始める一方、无声(むせい)会の新日本画運動に加わり会員となる。1904年(明治37)東京美術学校洋画科に入学、太平洋画会展に印象派風の『草上の小憩』を出品し、翌年中退。07年『方寸』誌を同志と創刊し、近代版画運動の先駆となり、さらに「パンの会」を創始する。明治末にヨーロッパ各国を巡遊。14年(大正3)二科会の創立に参加。35年(昭和10)帝国美術院会員となり、二科を離れて同志と一水会を創立した。生涯を通じて、日本の風土に即した、平明堅実な自然主義的リアリズムの道を歩み、水彩画の発達にも貢献した。教育、著述の分野の功績も大きい。彫刻家石井鶴三は弟。



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