夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

初雪 松本一洋筆 その3

2015-11-16 00:03:58 | 日本画
展示室にはひとつの景色を作り出したい・・。



渡り廊下の片隅に博多人形の利休像を祀っています。



以前は玄関に鎮座していましたが・・。



さて本日は松本一洋の色紙の作品です。

山元春挙や川村曼舟に師事した松本一洋は歴史画を得意としており、古典の文学を題材にする歴史風俗画、近代的な大和絵の創造を制作し続け、その高い想像力を用いた美しい作品を多く描きました。

初雪 松本一洋筆 その3
絹本着色 色紙3号
画サイズ:縦270*横240



色紙の小さな画面に大和絵の大きな世界が描かれています。

 

展示室の片隅に日本の心と情景を置きました。



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松(梥)本一洋:1893年~1952年。明治26年11月29日生まれ。歴史画を得意とした。昭和27年3月9日死去。58歳。京都出身。本名は謹之助。作品に「蝉丸」「餞春」。

京都に生まれた松本一洋は歴史画を得意としており、古典の文学を題材にする歴史風俗画、近代的な大和絵の創造を制作し続け、その高い想像力を用いた美しい作品をこの世に多く残した。

京都市立美術工芸学校に入学。山元春挙や川村曼舟に師事。数々の作品を精力的に制作する松本一洋は早苗会で研磨を重ね、初入選は在学中の文展に出品した「壬生狂言の楽屋」。「送り火」でも連続文展で入選、さらに帝展に入選を重ねる。昭和8年帝展審査員,11年母校京都市立絵画専門学校の教授。18年から耕人社を主宰する。

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倉庫改修の整理から出てきた子供服・・、どうも義父が着たのもらしい。



早速、息子にサイズ合わせてみました。どうみても遊郭で遊んだあとの朝・・・ これも日本の風景か・・







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