本日は福田豊四郎の色紙の作品の紹介です。
当方や福田豊四郎の郷里である秋田県の角館にて郷土工藝として知られている樺細工の色紙額に入れて飾りました。
三春駒 福田豊四郎筆 その171
紙本着色色紙 3号 作品サイズ:縦270*横240
以前にブログにて紹介していますが、丸額の紐などは当方にて額縁の草土舎に依頼して修復しています。
ちょっとシミが発生している作品です。
福田豊四郎の色紙の作品で福島県郡山市と三春町の伝統工芸品・郷土玩具「三春駒」を描いた所蔵作品の3作品目となります。
他の2作品は福田豊四郎の晩年となる昭和40年頃の作ですが、本作品はその前の昭和30年頃の作と推定されます。また他の作品は三春駒の胴が赤である(下記写真 他の所蔵作品)のに比して、本作品は胴が黒く、絵柄が白で描かれています。
三春駒 福田豊四郎筆
紙本着色色紙額装タトウ入 3号
本作品は落款と印章から昭和30年頃に描いた作品と推定しています。
色紙の保管は色紙タトウの入れて保管しています。
福田豊四郎の色紙は保管箱に入れて保管しています。蒐集が進むにつれて、色紙の作品も増えて、すでに収納する箱はいくつになったのだろう。東京の自宅の展示室だけで2箱目・・。
表側が季節が合わない場合は裏面もつかえるリバーシブルな額です。
下記の写真は母から頂いた三春駒です。
三春駒については、他の当方の所蔵作品では再興源内焼の作品があります。
再興源内焼 その20 三春駒香炉
高さ184*尾含まない全長165*幅94
美術品というより本日は東北の郷土工芸品の紹介でしょうか??