先日は帰宅すると縁側でお月見の段取りをしていました。幼稚園ですでにお月見会を経験した息子はお餅が菓子鉢に乗せられているが気に入らず、「高いの!」と言って「三方」を義母に出させてきたようです。それでも「もっと高いの!」と言っていたとか・・。雲に見え隠れする月を皆で鑑賞・・。
さて男の隠れ家からいくつかの掛け軸の作品を持ち出して、要るものと要らないものを仕分けしていますが、なにやらどちらにしていいか迷うものが数点出てきてきましたが、本日紹介する作品もその一つです。
良寛之図 伝安田靭彦筆 その1
絹本水墨軸装 共箱 軸先本象牙
全体サイズ:縦1455*横335 画サイズ:縦580*横337
安田靭彦は「良寛の遺墨集」の監修を行うなど良寛研究の一人です。むろん、骨董愛好家でも知られていますね。
安田靭彦と良寛との出会いは大正元年(1912年)のことで、揮毛依頼者が持ち込んだ1巻の書を偶然見にしたことに始まるそうです。
これを契機に古筆に興味をそそられ、作歌を試み東洋画の線への開眼に向けて多くの示唆を得たそうです。
また良寛の生き方にも共感し、やや理知的で端正な良寛像を好んで描いています。
本作品は小生がまだ若い頃に入手した作品ですので、むろん「伝」の作品です。
下のほうになにやら文字らしきものが書かれていますが、当方では判読不能です。
表具も面白く、真贋抜きにして愉しめる作品です。
お月見か? 展示室の作品をお月見に似合うものに替えるのをすっかり失念していました。
さて男の隠れ家からいくつかの掛け軸の作品を持ち出して、要るものと要らないものを仕分けしていますが、なにやらどちらにしていいか迷うものが数点出てきてきましたが、本日紹介する作品もその一つです。
良寛之図 伝安田靭彦筆 その1
絹本水墨軸装 共箱 軸先本象牙
全体サイズ:縦1455*横335 画サイズ:縦580*横337
安田靭彦は「良寛の遺墨集」の監修を行うなど良寛研究の一人です。むろん、骨董愛好家でも知られていますね。
安田靭彦と良寛との出会いは大正元年(1912年)のことで、揮毛依頼者が持ち込んだ1巻の書を偶然見にしたことに始まるそうです。
これを契機に古筆に興味をそそられ、作歌を試み東洋画の線への開眼に向けて多くの示唆を得たそうです。
また良寛の生き方にも共感し、やや理知的で端正な良寛像を好んで描いています。
本作品は小生がまだ若い頃に入手した作品ですので、むろん「伝」の作品です。
下のほうになにやら文字らしきものが書かれていますが、当方では判読不能です。
表具も面白く、真贋抜きにして愉しめる作品です。
お月見か? 展示室の作品をお月見に似合うものに替えるのをすっかり失念していました。