舞美人図 山田秋畝筆

「美人画がいいね。」と言われる御仁が多いのですが、人気ゆえ美人画ほど入手の難しい作品はありません。上村松園や鏑木清方、伊東深水などは別格として、それに準じる画家でも人気のある美人画は値段も高く、小生のようなものではとても手が届きません。

そこで手の届く範囲で購入すると・・、今回の作品のようにちょっと名の知れない画家と相成ります。寺崎廣業の門人という縁もあり購入しましたが、作品の出来としては「絵がかたい・・・」。


舞美人図　山田秋畝筆
絹本着色　軸先鹿角　合箱
全体サイズ：縦2220＊横550　画サイズ：縦＊横




わりと多くの作品があるようで、綺麗で品格のある美人画を描く画家、山田秋畝ですが詳細については不詳です。



本ブログによく登場する寺崎廣業の門人のひとりです。




山田秋畝(やまだしゅうほ)：１８８７～没年不詳。明治20年熊本県生まれ。師・寺崎広業。美人画を得意とする。