夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

秋田内陸鉄道にて角館へ

2012-05-09 06:06:44 | 掛け軸
北秋田の名物?鉄道は花輪線、秋田内陸鉄道、そして青森がメインですが、五能線があります。

5月2日は秋田内陸鉄道にて角館まで行ってみました。



秋田内陸鉄道は「あきた美人ライン」と愛称が決まったようですが、必ず秋田美人が乗車しているとは限らないようです。



駅舎そのものが温泉になっている駅もあります。



渓谷沿いの鉄道です。



単線ですので、上りと下りの待ち合わせで幾つかの駅で停車時間が結構あり、駅で景色を楽しむことができます。



段々と渓谷が険しくなってきます。




景色が見ごたえのあるところでは頼むとゆっくりと電車が動いてくれます。ローカル線ならではのサービスです。



この川は阿仁川・・らしい。



角館に着いたら、駅前で自転車を借りていきます。「あきた小町」という美人さんが武家屋敷ではサービスをしてくれます。



桜見物前に「平福美術館」・・、本ブログでも取り上げました平福百穂穂庵親子の常設展示のある美術館です。



武家屋敷枝垂れ桜はそろそろ終わりでしたが、川沿いの桜はぎりぎり間にあったようです。



自転車をひいて歩いていたら「地元の方ですか? お近くに住まわれていていいですね。」と言われました。地元に住んでいるものと間違われたようです。訛っていたようです。



風があって花吹雪の川辺りでオニギリをほうばると、桜の花びらが一緒に口の中に入ってきます。



帰りの電車はすでに夕刻・・、車窓からの景色は福田豊四郎奥村厚一の日本画の世界が展開されていきます。



桜と平福親子の作品はと探してみると、前回投稿しましたが、真贋は別として「桜下七面鳥」があります。


桜下七面鳥図 伝平福百穂筆
絹装軸紙本着色共箱入 画サイズ:横380*縦1310



平福記念館は武家屋敷通りが賑わっているのに閑散としていました。特別展示があまりにも桜とは縁遠いもので暗い絵の展示だったkともあろうかと思いますが、観覧するほど興味が薄れてきているとも思われます。



帰省の帰りにいつも寄る骨董店の奥さんが「今の若い人は古い書画というものに興味を失ってしまっています。とくに秋田県内で若い人はめったに興味を示しません。学校を卒業すると車を買って、その維持にたいへんで書画どころではないようです。」と嘆いておられました。



何度観てもリアルな七面鳥の作品です。

4月、5月となにかと鳥に縁のある作品が集まりました。後日、紹介します。











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2 コメント

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風景 (赤坂うさぎ)
2012-05-09 06:26:33
素晴らしい景色ですね。結構流れが早そうですね。雪解けの影響かなぁー。
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雪解け水 (夜噺骨董談義)
2012-05-09 08:30:18
雪解け水です。

川が洪水のように流れていて、街中でも柵などは一切ありませんが、子供が溺れたいう話も聞きません。何故でしょう?
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