夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

静岡富士山世界遺産センター 「富士山絵画の正統」展覧会

2018-09-30 00:01:00 | 掛け軸
先週の3連休には富士宮にある静岡富士山世界遺産センターに出向いてきました。三保の松原に一泊し、修善寺温泉の新井旅館に一泊してきました。



静岡富士山世界遺産センターに当方の所蔵品が展示されているので、その作品を観るのが主目的です。



担当の松島学芸員にお会いし、館長の遠山敦子氏に紹介していただきました。

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遠山 敦子(とおやま あつこ、1938年12月10日 - ):日本の文部官僚。財団法人新国立劇場運営財団顧問。公益財団法人トヨタ財団理事長。公益財団法人パナソニック教育財団理事長。財団法人日本いけばな芸術協会会長。日本・トルコ協会副会長。2007年6月に株式会社NHKエンタープライズの社外取締役、2008年6月には株式会社電通の監査役にも就任している。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会評議員。

文化庁長官、在トルコ共和国特命全権大使、国立西洋美術館館長、独立行政法人国立美術館理事長、文部科学大臣(第2代)、財団法人新国立劇場運営財団理事長などを歴任した。2013年4月旭日大綬章を受章した。

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当方の所蔵作品は第一部の展示のみとなります。



図録には見開きで取り上げていただいていました。



当方で注目したのは狩野伊川院栄信が描いた襖絵「竹林の七賢人」です。

屏風の作品として以前に紹介した秋田佐竹藩のお抱え絵師の狩野秀水が描いた「竹林の七賢人」を思い起こしたからです。



静岡臨済寺の所蔵で、今回外部での公開は初めてだそうです。狩野派ではこの構図が「竹林の七賢人」として定型の構図だったのでしょう。構図や描き方もそっくりなのには驚きました。



当方の「竹林の七賢人」のほうが二曲一双なので迫力があります。ちょっと贔屓目の評価かな?

さてあいにくの気候で富士山は見えず・・。



近くの「白糸の滝」まで・・・。



やはり富士山はすごい!


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