中国陶磁器??? ともかく陶磁器の真贋を含めた陶磁器の判断は日本の陶磁器も含めて魑魅魍魎たるものがあります。当方はあくまでもサラリーマンの趣味ゆえ、それほど深入りしないようにしていますし、真贋には無頓着なほうだと思います。ただある程度の審美眼は身についてきているので過去に蒐集した作品の取捨選択を心がけていますが、基本は気に入ったものは気に入った作品で、法外な値段でなければそれなりに楽しめたらいいという姿勢になってきています。
そのような作品のひとつに下記の作品があります。
青磁輪花碗
口径156*高台径46*高さ55
おそらく近代の作?
ただこのような青磁の輪花の整った形の焼成は非常に技術の要る作です。
青磁にはみりんをも欠点は許されませんし、厚みも薄めの心地よい厚みが必要です。
迷った挙句、捨てるには惜しいので取っておくことにしました。
とっておくということは後世に遺すということになり、こちらの審美眼を後世で判断されるということです。
それなりの誂えとそれなりの覚悟です。あえて製作年代は記入していません。
さて本日の本題の作品は、もはやいくつもの作品を紹介している藤井達吉の作品の紹介です。
水墨松図 藤井達吉筆 その
紙本水墨軸装 軸先陶器 加藤英一鑑定箱
全体サイズ:縦1550*横340 画サイズ:縦630*横240
作品には印章のみでよくある「空」の号の朱文白方印が押印されています。
箱書は「加藤英一」氏によるものです。「達翁 水墨絵 松」と記されています。
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加藤英一:(瀬戸) 明治32年(1899) 愛知県瀬戸市に生まれる。帝展・日展10回入選。瀬戸陶芸界の長老の一人。藤井達吉に師事する。瀬戸陶芸協会会員。昭和62年(1987) 瀬戸市無形文化財に指定される。
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表具は「加藤英一」によるものかは定かでありませんが、藤井達吉の作品に多くある「陶器による軸先」が用いられています。
藤井達吉の作品は多種多様ですが、共通しているのは茶味があるということでしょう。
*手前の作品は道八銘の「柿本人麻呂像」の作品です。
藤井達吉の作品は歌が詠まれて賛のある作品、色彩画、水墨画、どれをとっても茶室に似合う作品ばかりですね。どうして茶席で用いるのが少ないのか疑問に思っています。さて藤井達吉の作品も取捨選択していきます。
そのような作品のひとつに下記の作品があります。
青磁輪花碗
口径156*高台径46*高さ55
おそらく近代の作?
ただこのような青磁の輪花の整った形の焼成は非常に技術の要る作です。
青磁にはみりんをも欠点は許されませんし、厚みも薄めの心地よい厚みが必要です。
迷った挙句、捨てるには惜しいので取っておくことにしました。
とっておくということは後世に遺すということになり、こちらの審美眼を後世で判断されるということです。
それなりの誂えとそれなりの覚悟です。あえて製作年代は記入していません。
さて本日の本題の作品は、もはやいくつもの作品を紹介している藤井達吉の作品の紹介です。
水墨松図 藤井達吉筆 その
紙本水墨軸装 軸先陶器 加藤英一鑑定箱
全体サイズ:縦1550*横340 画サイズ:縦630*横240
作品には印章のみでよくある「空」の号の朱文白方印が押印されています。
箱書は「加藤英一」氏によるものです。「達翁 水墨絵 松」と記されています。
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加藤英一:(瀬戸) 明治32年(1899) 愛知県瀬戸市に生まれる。帝展・日展10回入選。瀬戸陶芸界の長老の一人。藤井達吉に師事する。瀬戸陶芸協会会員。昭和62年(1987) 瀬戸市無形文化財に指定される。
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表具は「加藤英一」によるものかは定かでありませんが、藤井達吉の作品に多くある「陶器による軸先」が用いられています。
藤井達吉の作品は多種多様ですが、共通しているのは茶味があるということでしょう。
*手前の作品は道八銘の「柿本人麻呂像」の作品です。
藤井達吉の作品は歌が詠まれて賛のある作品、色彩画、水墨画、どれをとっても茶室に似合う作品ばかりですね。どうして茶席で用いるのが少ないのか疑問に思っています。さて藤井達吉の作品も取捨選択していきます。