年末からの大雪が今も続いているような郷里です。
郷里の友人から連絡がありますが、雪下ろしやら除雪やらで本当にたいへんそうです。
写真は年末の状況ですが、今ではさらにこれと同じくらいさらに増えているようです。
男の隠れ家は屋根は急勾配にして自然落雪となるようにしていますが、その分下部には早く雪が溜まってしましいます。
裏に除雪用にと確保した空き地には除雪された雪が多くなっていて雪遊びには最適になっていました。
かまくら作りに、そり遊び・・・。雪国の天気は変わりやすく、晴れ間があるかと思うとすぐに降雪に変わります。
そんな郷里出身の画家である信太金昌の作品を最近になって2作品続けて入手しています。本日はその2作品目の紹介です。実家には古くから玄関に飾っていた信太金昌の作品があり、その作品を母から結婚に際して譲り受けていますので、当方では若い頃から縁のあった画家となります。
郷里出身の画家 冬の山 信太金昌筆 その3
紙本着色額装 誂黄袋+タトウ
P10号 全体サイズ:横720*縦600 画サイズ:横530*縦409
地元の骨董店では数万円程度で売られている画家の作品であり、インターネットオークションでは一万円前後で入手できる画家の作品です。
今では地元でも知る人は少ないでしょうが、改めて鑑賞してみるといい絵を描きますね。
描いたのは郷里の秋田の山なのかどうかは解りません。
独特の描き方ですね。
落款と印章は下記写真左ですが、この印章は我が家に古くからある「瀧」という作品と同一印章(下記写真右)と思われます。
「瀧」という作品は下記の作品ですが、結婚して借家ながら自宅を構えるようになってから、母から譲り受けた作品のひとつです。
瀧 信太金昌筆 その1
紙本着色額装
画サイズ:横425*縦548
それ以降はあまり縁のなかった画家でしたが、最近になって下記の作品を入手しました。
至春 信太金昌筆 その2
紙本着色額装 誂黄袋+タトウ
F2号 全体サイズ:横390*縦340 画サイズ:横243*縦192
信太金昌の画歴は下記のとおりです。
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信太金昌:大正9年(1920)1月19日 秋田県山本郡金岡村に生まれる。東京美術学校日本画科在学中、1943年第6回文展に「干潮」初入選。44年東京美術学校卒業。戦後当初は日展に出品。47年第1回展より創造美術展に出品。50年第3回創造美術展で「秋」佳作賞。創造美術協会が新制作協会日本画部として合流した51年第15回新制作協会展で「森の夢」新作家賞を受賞。52年第16回新制作協会展で「伝説のある森」再度新作家賞受賞。翌53年新制作協会日本画部会員となる。
*秋田県山本郡金岡村は現在は三種町という八郎潟に北に位置する知名のようです。我が郷里から近い・・・。
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信太金昌と同郷の画家であり本ブログでお馴染みの福田豊四郎ですが、福田豊四郎はその師・川端龍子の影響を受け、グループを結成し、その福田豊四郎や小松均の影響を受けてその意思を受け継いだのが、堀文子や信太金昌などです。この頃の画家たちのつながりは意外に深いものがあり、戦前から戦後の日本画の流れの一端をうかがい知ることができます。良きにつけ悪しきにつけ、現代のようにバラバラな進展を遂げる日本画の展開とはなにかが違う・・・。
ところで最近NHKで放映されているシャーロックホームズのワトソンの声優は福田豊四郎の子息である福田豊士であることをご存知でしょうか? 家内は知らなかったようです
郷里の友人から連絡がありますが、雪下ろしやら除雪やらで本当にたいへんそうです。
写真は年末の状況ですが、今ではさらにこれと同じくらいさらに増えているようです。
男の隠れ家は屋根は急勾配にして自然落雪となるようにしていますが、その分下部には早く雪が溜まってしましいます。
裏に除雪用にと確保した空き地には除雪された雪が多くなっていて雪遊びには最適になっていました。
かまくら作りに、そり遊び・・・。雪国の天気は変わりやすく、晴れ間があるかと思うとすぐに降雪に変わります。
そんな郷里出身の画家である信太金昌の作品を最近になって2作品続けて入手しています。本日はその2作品目の紹介です。実家には古くから玄関に飾っていた信太金昌の作品があり、その作品を母から結婚に際して譲り受けていますので、当方では若い頃から縁のあった画家となります。
郷里出身の画家 冬の山 信太金昌筆 その3
紙本着色額装 誂黄袋+タトウ
P10号 全体サイズ:横720*縦600 画サイズ:横530*縦409
地元の骨董店では数万円程度で売られている画家の作品であり、インターネットオークションでは一万円前後で入手できる画家の作品です。
今では地元でも知る人は少ないでしょうが、改めて鑑賞してみるといい絵を描きますね。
描いたのは郷里の秋田の山なのかどうかは解りません。
独特の描き方ですね。
落款と印章は下記写真左ですが、この印章は我が家に古くからある「瀧」という作品と同一印章(下記写真右)と思われます。
「瀧」という作品は下記の作品ですが、結婚して借家ながら自宅を構えるようになってから、母から譲り受けた作品のひとつです。
瀧 信太金昌筆 その1
紙本着色額装
画サイズ:横425*縦548
それ以降はあまり縁のなかった画家でしたが、最近になって下記の作品を入手しました。
至春 信太金昌筆 その2
紙本着色額装 誂黄袋+タトウ
F2号 全体サイズ:横390*縦340 画サイズ:横243*縦192
信太金昌の画歴は下記のとおりです。
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信太金昌:大正9年(1920)1月19日 秋田県山本郡金岡村に生まれる。東京美術学校日本画科在学中、1943年第6回文展に「干潮」初入選。44年東京美術学校卒業。戦後当初は日展に出品。47年第1回展より創造美術展に出品。50年第3回創造美術展で「秋」佳作賞。創造美術協会が新制作協会日本画部として合流した51年第15回新制作協会展で「森の夢」新作家賞を受賞。52年第16回新制作協会展で「伝説のある森」再度新作家賞受賞。翌53年新制作協会日本画部会員となる。
*秋田県山本郡金岡村は現在は三種町という八郎潟に北に位置する知名のようです。我が郷里から近い・・・。
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信太金昌と同郷の画家であり本ブログでお馴染みの福田豊四郎ですが、福田豊四郎はその師・川端龍子の影響を受け、グループを結成し、その福田豊四郎や小松均の影響を受けてその意思を受け継いだのが、堀文子や信太金昌などです。この頃の画家たちのつながりは意外に深いものがあり、戦前から戦後の日本画の流れの一端をうかがい知ることができます。良きにつけ悪しきにつけ、現代のようにバラバラな進展を遂げる日本画の展開とはなにかが違う・・・。
ところで最近NHKで放映されているシャーロックホームズのワトソンの声優は福田豊四郎の子息である福田豊士であることをご存知でしょうか? 家内は知らなかったようです