夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

冬景獨釣図 菅井梅関筆 その4

2014-04-16 05:28:19 | 掛け軸
昨夜は赤坂、今夜は再び大宮・・、長男を風呂に入れている時間が無い・・・。

さて本日は久しぶりに南画の世界。

釧雲泉、桑山玉洲、そして菅井梅関・・・、贋作多い南画家の作品はまるで迷路のようです。菅井梅関の作品もなんだかんだと四作品目となりました。

冬景獨釣図 菅井梅関筆 その4
絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 合箱
全体サイズ:縦2230*横692 画サイズ:縦1340*横555




魑魅魍魎たる南画の世界、江戸期から第2次世界大戦後までの贋作横行の時代、まさしく贋作は貧しさの象徴のようです。



作品の題名は仮題です。



郷里を思い起こさせる雰囲気があります。



木々の描き方がうまいですね。





印章は「菅井之印」の朱文白方印と「梅関之印」の白文朱方印の累印が押印されています。

 

作品をどこまで愉しめるか、そこがキーポイントですね。


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