本日紹介する浜田庄司の作品は門窯作品と浜田庄司が得意とする蝋抜の技法の作品の紹介です。流掛茶碗 浜田庄司作(門窯) 茶碗 その11共箱 誂塗二重箱 口径111*高さ96*高台径58浜田窯(浜田庄司門窯)は浜田庄司氏と同じ大窯で焼かれていて魅力ある器を多く残しています。また、歴代の陶工には島岡達三、晋作、篤哉両氏の他、名うての陶工が肩を並べます。この作品は門窯の作品ですが、かなり本人作にしてもいほど . . . 本文を読む
本日は久方ぶりに島成園の作品の可能性のある?作品の紹介です。大正期の美人画では木谷千種や岡本更園らの作品はわりに入手しやすいのですが、大正期の女流美人画の旗艦船ともいえる島成園の作品はなかなか数が少なく入手が難しいようです。結婚後しばらく制作活動を休止していたので全体の作品数が少ないことも影響しているようです。今回の作品は共箱もなく、落款のみのが根拠で、印章の検証もなく、それゆえ島成園の作品かどう . . . 本文を読む
持経観音:岩に坐り手に経巻を持ちます。左手は膝の上に置く姿で、この観音の奉持する経典には、如来の説法の内容がすべて込められており、声聞を教化する姿を現します『観音経』に「まさに声聞のみをもって得度すべきものには、すなわち声聞の身を現じて、ために法を説く」とあります。
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紹介する作品は山名文夫による広告の原画とされる作品ですが、真偽のほどは不明です。山名文夫は元多摩美術大学教授で日本のグラフィックデザインの草分けの一人とされ、資生堂と関わりの深いグラフィックデザイナーです。 . . . 本文を読む
週末には浜田庄司の作品を再度整理して投稿していますが、本日紹介する2作品は再度調べた資料を箱内に納めています。当方では浜田庄司の作品は晩年の作をメインして蒐集していますが、この2作品も浜田庄司の晩年の代表的な作例です。この最初の作品は、大砲の弾のような形に鉄絵で描いた黍文様の花入の作品ですが、この作例は浜田庄司の作品では数多く見受けられます。鉄繪花瓶 浜田庄司作(花瓶・花立 その5)共箱最大胴径1 . . . 本文を読む
当方では金城次郎の作品においては、まだ刻銘のない初期の頃(壺屋時代、無銘時代)の作品で、しかも大きめの作品を蒐集します、もしくは蒐集していました。絵として描いた作品は珍しく、その初期の作ではないにしろ、この色紙の絵柄に興味を持って購入した作品です。魚海老文図 金城次郎作縦240*横265(色紙)もともとは上記写真の額でしたが、貧相なので額は別なものにしています。なお色紙の額はいいものを揃えておきま . . . 本文を読む