先日、夫が「渋沢栄一肖像展」の招待券をいただいてきて・・・
「今度行こう!」って♪
そうしたら、少しして今度は私が「ドナルド・キーン」氏のチラシをいただいてきました♪
先日の「ドナルド・キーンさんの手料理」の講座で講師をした際にいただいたんです♪
どちらも「東京都北区王子」で開催されているもの♪
さらに、その時のスタッフさんから「是非一度行ってみてください!」と・・・
やはり王子にある「お店」も勧めていただいていて♪
そんなこともあって、お天気のいい今日、「王子」へ行ってきました♪
まずは王子駅から徒歩2分の「北とぴあ」展望ギャラリーで開催されている・・・
「ドナルド・キーンと源氏物語展」から♪
これは1988年福井県で行った「講演」を文字起こしして、展示したと言う感じ♪
その内容は・・・
「ドナルド・キーン氏」がどのようにして「源氏物語」に傾倒していったか?
「氏」がなぜ、そこまで「源氏物語」を深く愛したか?
が、詳細に展示されています♪
「氏」が「源氏物語」に出会ったのは、ちょうど第二次世界大戦が拡大した頃♪
そんなうつうつとした中で出会い、平和的でおどろおどろしていない「恋愛」の世界に・・・
精神の安寧を求め、その世界に逃避したと言うのです♪
後に、やはり紫式部が書いた「紫式部日記」を読み、現実の世界を知ったにも関わらず・・・です♪
「源氏物語」の世界にすっかり恋をしてしまった♪
そんな感じ♪
そして、そう思わせたのは「紫式部」の作家としての力量であり、「美」に対する感性としています♪
恥ずかしい話、「ドナルド・キーン氏」も「源氏物語」もそんなには知らないのだけれど・・・
それでも「源氏物語」を「日本文学」の中でも唯一のものとして語る「氏」に対して、正直、その位置づけを不思議に思っていた私♪
でも今日、少し理解できたような気がしました♪
そして「飛鳥山公園」内にある「渋沢史料館」での「渋沢栄一肖像展」では・・・
「渋沢栄一」の生涯を年齢順に辿る形になっていて、「新1万円札」のモデルとなったのが、70歳を迎える時に撮影された写真なんだとか♪
ちなみに91歳まで生きられました♪
正直、「渋沢栄一氏」については、生家へも行きましたし、色々なところでの展示も観てきましたので・・・
それほどの新しい発見はありませんでしたが「旧渋沢庭園」にある「青淵文庫(せいえんぶんこ)」と・・・
「晩香盧(ばんこうろ)」には初めて入りました♪
どちらも国の重要文化財に指定されていて・・・
「青淵文庫」は書庫として、「晩香盧」は接客の場として使われていたそうです♪
今日は一万歩歩き、そして「文化の日」にふさわしい?一日でした♪
つづきます♪