Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

年始のスタートダッシュ

2020-01-04 | ワイン
ここの所天候が下り坂である。陽射しが無く湿気があると気温は若干高めでも乾燥した日よりも寒い。歯を治療するまではどうも寒気がしていけない。来週から何か変わるか。

昨日は氷も解けて零度を上回ったが、余計に寒くなった。パン屋も土曜日が最後で二週間の休みに入る。つまり再開の20日までに終えてしまうことが沢山ある。今年は年末から色々と準備してきたつもりだが、それでもスタートダッシュで追い込まれる。

洗濯屋にはシャツを出したので来週水曜日には出来上がる。次のお出かけまでの間に充分に余裕がある。

パン屋が休むと来週の走る場所も考えて、結構厳しいことになりそうだ。先ずは抜歯をする前に身体を動かしておいて力みを無くして行こう。そのあとにどのようになるのか?前回の2016年6月親知らずの時は洟に回って結構堪えた筈だ。

ヒンデミット作曲画家マティスのお勉強を始めた。コムパクトには纏まっていると思うが、まだ分からないところが多い。音資料としてYouTubeでサヴァリッシュ指揮のフィラデルフィアでの録音を聴いた。

一番感じたのは、ヒンデミットで重要になる対位法的な動きも無頓着というよりも制御できていないままに演奏されていることだ。現在のネゼセガンではありえないが、ムーティと比較しても少し違うかもしれない。やはりこの指揮者はオペラハウスで修業した昔風の指揮者なのだと改めて気が付く。精緻な様に思えても、この人がピアノで弾けばやはり同じように鳴ると納得した。次の世代のブロムシュテットなどが大分現代風に見えるのはただ現役でやっているからだけではないだろう。よってヒンデミットの楽曲の面白さが充分に出ていなかった。

年末年始に開けたのはゼクトとリースリングだった。気が付いていなかったが二つとも同じ醸造所のものだった。リースリングの方はヘレンベルク2011年産で難しい年度だった。酸よりも重みがあるような過熟成気味が特徴で、中々開ける時期を決断できなかったワインである。青シーファー土壌のリースリングとしてもトップクラスなので熟成が期待できるからだ。それでも開けてみた。土壌特有のとろみ感もあったが、まだまだこなれていなかった。胡椒風味で、酸ももう一つで、辛みの方が目立った。その点では惜しくはないかと思った。



参照:
2018年産最初の試飲会 2019-05-05 | 試飲百景
最後のグレーフェンベルク 2016-02-21 | ワイン
コメント
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