ザルツブルク音楽祭の券を入手した。明け方眼が覚めて試しに覗いてみると既に開いていた。何時にセットしてあったかは分からないが、午前零時という事は無かったと思う。こちらは早めに就寝して早起きして走って戻って来てからと考えていた。購入後に宿まで予約してまだ時間があった。宿泊代52ユーロは嬉しい額である。
前夜には幾らか安いところが売れた。入り口があったのは既に券を購入している人だった。最後に落穂ひろい的に漁ったのだろう。それで目玉の新制作「エレクトラ」の200ユーロの券は大分出てしまったようだ。当方の最終的な狙いは、これ一本釣りで、初日は売れ切れているので別として、第一希望10日(月)の生放送日、第二希望16日(日)、第三に21日(金)、6日(木)と24日(月)の安く確実に入手できる日時を第一とした。宿の空き部屋状況から6日は比較的込んでいそうだと見込んだ。
そして実際は、その4時半ごろの状況では200ユーロは21日しか出ておらず、他の催し物も一泊で序でに寄れるムーティの第九も前日に85ユーロが売り切れていた。要するに「コジファンテュッテ」など二つ目の催し物を狙わない限り、16日や21日に出かける価値は無かった。また第一希望日は345ユーロしか残っておらず早速断念 ― 数時間経過後に再び200ユーロが出ていたが、最初の三回の公演を全て聴けるのでそれも悪くはない。初日なら出しても流石に中継録画は15日にゆっくり観られることもあり、やはり高過ぎる。
そして何よりもコロナで音楽祭が中断になるかもしれないので、出来る限り早い日時を狙った。初日前のゲネプロから二週間もすれば内部でのコロナ騒動も避けがたいとみた。10日頃は一先ず分水嶺ではないかと思う。という事で200ユーロの券を捨てて、6日の275ユーロを購入した。あとはアスミク・グリゴーリアンに休まずに歌って貰うしか希望は無い。新制作の二日目はどこでも概ね避けられる傾向がある。それは二回の生中継の間に矢張り調整に来るからだが、収録前という事で色々とやって欲しい。
さて座席は、列はそれほど後ろではないが端なので音響的にはなんとも言えない。千四百人の会場に半分ぐらい詰めるのだろう。千人まで許可されていても、それ以上詰める訳には流石のオーストリアの自己責任社会でも難しい。今回の残券状況を見ていると明らかにドイツから控えた聴衆が少なくない。
長椅子なので場所が開くと反響は強くなるだろう。傾斜はあるので客席ともの俯瞰的な視野は得られる。そもそもヴィーナーフィルハーモニカーが刈り込まずに演奏するのかどうかもまだ定かではない。
兎に角、こちらのタクティクスはラッシュで如何にザルツブルク滞在時間を短くするかである。公演中は仕方がないが、ビールはトスカニーニ広場でシュティーグルぐらいを一杯引っ掛けられるならばいいが、あまり長居はしたくはない。まあ、特別に飲むほどのビールでもないと思う。
ベルリンでは月末にあらゆる合唱行為が禁止された。それに対してミュンヘンに続いて追加実験が行われた。エアルゾールへの影響はレーザー探知でも再確認されたが、同時に空調や空間でその集中を避けることが重要とされて、前後2.5m左右1.5mを推奨として月末に再び再検討が養成される。ザルツブルクの第九は列をずらすぐらいで到底この範疇に収まらない。オーストリアのオペラと音楽界の壊滅は時間の問題だろう。
今回のザルツブルク音楽祭のごり押し開催もまたこれぐらいの売れ行きで経済的な価値があるのだろうか?半数入れたとしても到底儲けは出ないのではないか。地元観光にしてもいつものように長期滞在するだけの出し物もない。やはり海外からの旅行者が来ないと駄目だろう。
参照:
音楽祭百周年記念番組 2020-07-13 | 文化一般
百周年ザルツブルク祭計画 2020-07-09 | 雑感
前夜には幾らか安いところが売れた。入り口があったのは既に券を購入している人だった。最後に落穂ひろい的に漁ったのだろう。それで目玉の新制作「エレクトラ」の200ユーロの券は大分出てしまったようだ。当方の最終的な狙いは、これ一本釣りで、初日は売れ切れているので別として、第一希望10日(月)の生放送日、第二希望16日(日)、第三に21日(金)、6日(木)と24日(月)の安く確実に入手できる日時を第一とした。宿の空き部屋状況から6日は比較的込んでいそうだと見込んだ。
そして実際は、その4時半ごろの状況では200ユーロは21日しか出ておらず、他の催し物も一泊で序でに寄れるムーティの第九も前日に85ユーロが売り切れていた。要するに「コジファンテュッテ」など二つ目の催し物を狙わない限り、16日や21日に出かける価値は無かった。また第一希望日は345ユーロしか残っておらず早速断念 ― 数時間経過後に再び200ユーロが出ていたが、最初の三回の公演を全て聴けるのでそれも悪くはない。初日なら出しても流石に中継録画は15日にゆっくり観られることもあり、やはり高過ぎる。
そして何よりもコロナで音楽祭が中断になるかもしれないので、出来る限り早い日時を狙った。初日前のゲネプロから二週間もすれば内部でのコロナ騒動も避けがたいとみた。10日頃は一先ず分水嶺ではないかと思う。という事で200ユーロの券を捨てて、6日の275ユーロを購入した。あとはアスミク・グリゴーリアンに休まずに歌って貰うしか希望は無い。新制作の二日目はどこでも概ね避けられる傾向がある。それは二回の生中継の間に矢張り調整に来るからだが、収録前という事で色々とやって欲しい。
さて座席は、列はそれほど後ろではないが端なので音響的にはなんとも言えない。千四百人の会場に半分ぐらい詰めるのだろう。千人まで許可されていても、それ以上詰める訳には流石のオーストリアの自己責任社会でも難しい。今回の残券状況を見ていると明らかにドイツから控えた聴衆が少なくない。
長椅子なので場所が開くと反響は強くなるだろう。傾斜はあるので客席ともの俯瞰的な視野は得られる。そもそもヴィーナーフィルハーモニカーが刈り込まずに演奏するのかどうかもまだ定かではない。
兎に角、こちらのタクティクスはラッシュで如何にザルツブルク滞在時間を短くするかである。公演中は仕方がないが、ビールはトスカニーニ広場でシュティーグルぐらいを一杯引っ掛けられるならばいいが、あまり長居はしたくはない。まあ、特別に飲むほどのビールでもないと思う。
ベルリンでは月末にあらゆる合唱行為が禁止された。それに対してミュンヘンに続いて追加実験が行われた。エアルゾールへの影響はレーザー探知でも再確認されたが、同時に空調や空間でその集中を避けることが重要とされて、前後2.5m左右1.5mを推奨として月末に再び再検討が養成される。ザルツブルクの第九は列をずらすぐらいで到底この範疇に収まらない。オーストリアのオペラと音楽界の壊滅は時間の問題だろう。
今回のザルツブルク音楽祭のごり押し開催もまたこれぐらいの売れ行きで経済的な価値があるのだろうか?半数入れたとしても到底儲けは出ないのではないか。地元観光にしてもいつものように長期滞在するだけの出し物もない。やはり海外からの旅行者が来ないと駄目だろう。
参照:
音楽祭百周年記念番組 2020-07-13 | 文化一般
百周年ザルツブルク祭計画 2020-07-09 | 雑感