Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

殆ど平常の夏の生活

2020-07-04 | 生活
床屋のアポイントメントをとった。来週ぐらいから暑くなって夏休みに入って仕舞いかねないからで、毎年機会をとり逃す。今年は前回が床屋開放になって直後だったので二月前になる。伸びた、知らぬ間に伸びた。今週は涼しかったので少々鬱陶しいだけだったが、来週はサマーカットにして気持ちよく夏を過ごしたい。

今晩はインゲルハイムに行って鱒を聴く予定だった。リサ・バティシュヴィリの演奏だったがコロナで中止になった。翌々日に演奏する分は昨晩アウディ―のショールームから中継されていた。ラインガウウアーフェスティヴァルは地元のホールとの協力で開催は可能だった。券も大分出ていたが少なくとも定員の三分の一には出来たであろう。採算は室内楽であるから足りなければ寄付を集めれば実行可能だった。州もラインラントプファルツ州なので間隔さえ開ければ問題がなかった。要するに主催者にはそこまでの意欲が無かったという事に尽きる。そう言う連中には文化的なマネージメント流行らせておけない。

懸案のベルリナーフィルハーモニカーのアメリカお披露目ツアーが全てキャンセルされた。同時に次の日程も既に話されたようで、遅くとも2022年か2023年には行われるのだろう。2021年は日本旅行がどのようになっているかである。

これで十月末三日間のベルリンでの定期のプログラムが変わるだろうことと、そのあと十一月がどのようになるのか?少なくともそこでのプログラムもどこかで演奏されるのではなかろうか。十一月四日のアルテオパーは本来のヴェーベルンからメンデルスゾーン、ブラームスプロが演奏される可能性もある。ヴェーベルンが舞台に乗るかどうかだけだろうか。売れ行きは相変わらず悪いのでまだまだ削減可能である。

バーデンバーデンは別枠かも知れないが、キャンセルされた欧州ツアーが入って、ルツェルンなどが入っているのではなかろうか?新たにロンドンのプロムスがキャンセルされていることも分かった。兎に角発表まではまだ四週間ほどある。さてどうなるか。

ドルトムントに出かける日にバルコンで虫の息になっていた鳥の写真を写していた。戻ってきたら影も形も無かった。その様子からすると回復して飛んで行ったものと思われる。ドルトムントもコロナ新感染の状況はあまり良くないが、近くの日本人街のあるデュッセルドルフは倍以上の指数21を超えている。連邦共和国の基準では50を超えるとロックアウトが検討される。東京は2から3へと上がったと聞く。因みに我がワイン街道の地区は殆ど零で稀に1台に上がる。計算すると三月の酷い時は50を超えて何倍かになっていた時があっただろう。あのような状況はもう御免である。

先日この暑くなってから何人かがマスクを着けて街を歩いていた。殆ど初めてワイン街道沿いでマスクを着けた人を見た。薬局の近くだったから偶々だったのか、それともなにか新たな情報が流れたのかは不明だが気持ち悪かった。スーパーもワゴン無しで買い物が可能になって逆戻りすることはない。買い物の時のマスクだけが異常状態で、人込みを避ければなんら平常の生活と変わらなくなってきている。



参照:
デルジュスの音を堪能 2020-06-02 | 文化一般
お見通しの僕の思惑 2020-06-14 | 女
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