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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ドッペルレーゲンボーゲン

2020-07-03 | 雑感
ルツェルンから二日続けて封書が入っていた。招待状か何かと思ったら最初のは寄付のお礼だった。そこには一部とか書いてなかったので、これは全額取られたかなと思って様子を見ようと思ったら、翌日に返金のお知らせが入っていた。金子にきっちりしていることは良いことだ。そこはバーデンバーデンもまだまだ見習うべきところがある。

東京だけでなく世界の各地でのクラスター騒ぎが絶えない。第二波に近いのは合衆国の南部や西部なのかもしれない。ドイツでも場からクラスターはロックアウトへと至った。そしては先日訪れたドルトムントも良くないが日本の植民地デュッセルドルフも指数20を超えたので下手をすれば50を超えてロックアウトも考えられなくはない。間違いなくそれだけの理由がある筈だ。日本食のお店か何が原因かは分からないが、衛生状態が良くないのだろう。

7月1日付けでEUは14カ国に国境を開いた。そこに日本も含まれていた。基準はEU平均の指数14を上回わらない国で、相互に国境を開く国のみとある。二週間ごとにリストが更新されるので、落ちるところも出てくるかもしれない。

ヴィースバーデンからのシェーンベルク編曲「大地の歌」の生中継を聴いた。フォークトがどのように歌うかと思っていたら意外に悪くはなかった。月曜日のカウフマンが頭声を使うぐらいならフォークトの声の方が男性的に強く響くので違和感が無いと思った。もう一人のフォレの歌に興味があったのだが、やはり巧いなと思った。キャラクターとしてはそれほど親しみが無いが、確かに技術程度も高く、マーラーも上手に歌いこなしていた。興味深かったのはシェーンベルクの編曲で、日曜日のハムブルクからの生中継は聴き逃したが、これはとても価値があると思った。よくもあそこまで上手に鳴らせるなと感心する編曲だ。なるほど座付管弦楽団で技術的にも限度もあるが、ハムブルクの地方交響楽団比較して方向は異なってもそれほど悪くはないと思った。

ミュンヘンの劇場も早めに夏休みに入って九月に早く新シーズンとなる。ベルリナーフィルハーモニカーも早く夏休みに入って、予定通りのオープニングである。その分こちらはクルツアルバイト申請されていて、労働保険上の救済処置が取られている。当然ベルリナーフィルハーモニーの組織が負債過多にならないようにの手段である。解雇失業ならば失業保険が受けられるが、その手前の処置としてもよいだろうか。



参照:
マスク着用のあれこれ 2020-06-27 | 雑感
藤四郎の国立劇場 2020-05-31 | 文化一般

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