Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

百周年ザルツブルク祭計画

2020-07-09 | 雑感
ザルツブルクに出かける計画をしている。音楽祭にモルティェ時代以降初めて出かけることになる。手頃な券が入るかどうかは分からないが、準備しておかないと券が買えない。嘗てなら日帰りで二三回行けたが、流石にその元気も意欲も無い。つまり宿泊が大切だ。ざっと調べると特に市内はキャンセルで大分安く出ている。世界中からツーリストが来ないので当然であろう。勿論条件が良ければ泊まったことが無い市内に泊まっても良い。街中も静かだろう。

しかし郊外も矢張り安いオファーが結構ある。嘗てネットで調べた事とが無いので比較はできないのだが、価格からすれば決して高価では無く、ドルトムント周辺よりも安いぐらいだ。つまりドイツを中心とした近郊からのツーリストも少ないという事だろう。これが音楽祭のティケットがまだ買えそうな雰囲気をよく反映している。

先日の音楽祭百年周年記念番組で、指揮者のヴェルサーメストが語っていた。メスト家のお爺さんの別荘があってザルツブルクではそこで過ごしていて、終演後車で三十分ほどで帰宅、湖畔の自然の中で朝を過ごして、再び街へ戻ると話していた。そうした定宿のある人は毎年同じようにそこで過ごすのだろうが、それ以外のツーリストが少ないだけでも静かだろうと思う。

バイロイトとは違って幾らかは涼しい土地なのでその点はそれほど構える必要は要らない。但し道中が長くなるので、ヴァカンス客を避けて走ることが重要である。その点では土曜日往や日曜日復を避けたい。それでも今夏はイタリア方面への交通量はぐっと少ないので、平素渋滞するところがましになるであろう。入場券は多少高くなっても宿泊代を落とせると特になるかもしれない。距離とか出し物を考えれば二泊三日だろうか。

ギューターローのロックアウトが行政裁判所で違法となった。既に指数が三十台になっていたからで、五十の基準よりも下がっていて、基本て権利に反するというものだった。今やデュッセルドルフが次を窺っている。

マスク義務を止めたオーストリアが再び州によって義務化へと戻した。ケルンテン州などは夜間のマスク義務が出来たようだ。またバルカン半島の感染拡大から国境を絞るようになっている。現在のところは上オーストリア州とヴィーンでの新感染があるらしいが、今後の動きが注目される。薄氷の上を行くようなツーリズム興業がこれで止まるようなことがあれば壊滅的な結果を招くのではなかろうか。



参照:
薄氷の上での千羽鶴 2020-06-11 | 文化一般
武漢で病人が出た遠征 2020-07-06 | 文化一般
コメント
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