Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

夏を越して秋から冬に

2020-07-20 | 
今日は今年一番気温が上がったと思う。摂氏30度に届く。それでも室内で仕事をしている限り暑くはない。天井裏部屋からの冷えた空気が下りてくるからだ。その機構を掴むのに二十年以上掛かっていた。これを押し進めたのは天井裏部屋の窓の日除けが破れてしまってそれに代わるものが安く見つからなかったからである。つまり以前は天井裏部屋の南側は日除けで中に陽を入れずに締め切っていた。夏は窓を閉め切るのは欧州式である。乾燥していれば遮温が確りしている前提で陽射しを閉ざすだけで涼しい。

そこで否応無しに窓を上に撥ね上げて固定する方法で陽射しの強い時を過ごすようにした。つまり中途半端に開けておくとその間から直射日光が室内に差し込む。それを少しでも緩やかにとガラスを通すことで、それも半年以上汚れたガラスを通すとエネルギーは大分弱まる。

すると上に撥ね上げておくだけで上昇気流が生じることを学んだ。つまり室内の温められた空気がどんどん上へと室外へと逃げて行く。つまり屋根裏部屋の空気が抜けると、陽射しを遮った締め切った階下の暖かい空気が上に逃げて、上から冷たい空気が下りてくるようになったのだ。階段の下に仕事机を置いているのでその冷却効果が甚だしい。足元がスウスウする。

気温差が大きくなると、つまり室内への陽射しがあると更に空気が対流するようになった。外がどんなに暑くても湿気がそれほど高くなければ涼しい ― 因みに19時の外気温は30度近くてもシャワーの上の温度計は18度で湿度35%しかない。PCやモニター、HiFiを回していても概ねは変わらない。首筋に涼しい風が吹く。

週明けから楽劇「エレクトラ」のお勉強を始める。無駄になるかどうかは分からないが、短い劇なのでそれほど負担は掛からないだろうか。さてどんな骨子が掴めるか。

週が明けるとそろそろ秋の音楽会などの情報が出てくる。所謂コロナ対応のプランBとされるものだ。それどころか券も発売されるものもある。今までのように開催されるものや予約していたものに飛びつくという事では無く、その開催されるもののコロナ対応における価値を見極めて行かなければいけない。少なくとも会場の半分以上入れるようなものは年内は発売されないであろう。只唯一所持しているアルテオパーのベルリナーフィルハーモニカーのコンサートがどうなるかでもある。

出かける為に夏のパジャマを購入する必要がある。旅行から帰って来て予備が無いと困る。昨年も三着目を塵箱行にしたので購入の必要があったのだが、秋まで我慢した。しかし今年は購入したい。するともっと必要になるのが冬用の三着目だ。夏はイザとなればなくても寝れるが冬は死活問題になる。洗濯などで無くなる時が出てくる。漸くゴム引きしてあった三着目が破れたので購入次第塵箱行となる。胸にゴムが引いてあったので冬は冷やっとしたのだった。

更に必要なのが下着の半そでシャツで新しいものが無くなった。余所行き様にランニングだけでなく一つは新品同様を置いておきたい。更に下着のトランクスが破れてその代りになるものが無くなった。運動用にはフィンランド銘柄を使うが、丁度余所行きとその間の一丁が必要なのだ。穴が空いてごみ箱に行く前に同じ銘柄を買っておきたい。安物なので組ものしかないが四つで充分である。大きさが分からないが部屋着の下には大きめのLが必要だろう。そもそも夏の部屋着は大きめの最上等のトランクスを半ズボンとしてつまり猿股として使っている。

あとは、走るときのスイス製のソックスが破れたので新しいのが欲しいので一緒に発注すると130ユーロほどになる。結構な額である。この夏はシャツなどの衣裳を買わないので、また冬も昨年から購入したもので、これでパジャマさえあれば冬山さえ考えなければ越せそうなので、それぐらいは仕方がないかもしれない。



参照:
一寸気持ちのよい夏 2019-07-03 | 生活
ハイテク製品の収集効果 2015-05-01 | テクニック
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