前回は、流し撮りについて書きましたが、同じ動感を表現する方法として、スローシャッターで撮る方法があります。標題の画像は、立川市の昭和記念公園で撮影したものです。
昭和記念公園は、旧立川飛行場跡地に作られた国立公園で、広大な面積を持っております。ここに、1週5㎞のサイクリングコースがあります。ここで行われた自転車レースを撮影したものです。
コース脇に小型の三脚を設置し、ワイドレンズで、60分の1位のシャッター速度で撮影しました。見事に先頭集団が、流れました。次は、皇居北の丸公園で撮影したものです。
若いカップルが、写真を撮っておりました。単なる記念写真では飽き足らないのか、女性の方が、片足立ちで、ポーズを取り始めました。これは面白いと思い、三脚にセットしたカメラを急遽、彼らに向けました。シャッタースピードを、20分の1にセットして、切りました。
画像が小さくて、分かりにくいかもしれませんが、周囲の通行人がぶれて、彼ら、二人だけの時間が止まった様に、写りました。(H15年 O-Net愛のフォトコンテスト入選「私を撮って」)
下段の画像は、浅草三社祭のお神輿を撮ったものです。浅草寺正面で、神輿の担ぎ手が、掛け声と共に、神輿を上下に揺すっているところを、スローシャッターで撮りました。担ぎ手と神輿の上部が揺れております。一方、周囲の見物人はぴたっと止まっております。
この浅草三社祭は、ものすごい人出で、一日数十万人の人出があるといわれています。境内は人また人で、立錐の余地もありませ。とても三脚を立てる余地はありません。この時は、本殿の階段の上からやっと撮影しましたが、手振れ補正レンズの効果を認識したカットでもありました。(CANON EOS7+EF75~300mmIS S=1/20)
次は、風の強い日に、積丹町の神威岬で撮影したものです。遠方で記念写真を撮っているカップルを入れて、風を表現してみました。シャッター速度を30分の1にセットし遊歩道の柵にカメラを固定するようにしてシャッターを切りました。
手前の草が風になびいている様子がよく分かると思います。(H20年積丹観光写真コンテスト優秀賞「風の強い日に」)最後の二枚は、動感を現すというよりは、光跡を捉えるといった方がいいかもしれません。
上段は、美瑛マイルドセブンの丘で撮影したものです。周囲が暗くなりかけて、撮影を終了しようとしていた時に、一台の車がライトをつけてやってきました。この車のテールランプを撮れば面白い画像になると、一瞬ひらめきました。
慌ててシャッター速度を、バルブにセットし、レリーズで10秒ほどでしょうか、露光してシャッターを閉じました。後日写真屋さんから戻ってきたポジフィルムを見て、思い通りの出来上がりに、納得でした。なんせ、一発勝負でしたから。(CANON EOS7+EF28~105mm ダイナEBX)
最後は昨年撮影した画像で、星出さんが乗ったシャトルが、国際宇宙ステーションとドッキングした時のものです。二分ほどの露光でしたが、光跡が上手く捕らえられました。(CANON EOS KissDigiN+SIGMA15mm ISO=800 WBオート F5.6 113秒露光)
昭和記念公園は、旧立川飛行場跡地に作られた国立公園で、広大な面積を持っております。ここに、1週5㎞のサイクリングコースがあります。ここで行われた自転車レースを撮影したものです。
コース脇に小型の三脚を設置し、ワイドレンズで、60分の1位のシャッター速度で撮影しました。見事に先頭集団が、流れました。次は、皇居北の丸公園で撮影したものです。
若いカップルが、写真を撮っておりました。単なる記念写真では飽き足らないのか、女性の方が、片足立ちで、ポーズを取り始めました。これは面白いと思い、三脚にセットしたカメラを急遽、彼らに向けました。シャッタースピードを、20分の1にセットして、切りました。
画像が小さくて、分かりにくいかもしれませんが、周囲の通行人がぶれて、彼ら、二人だけの時間が止まった様に、写りました。(H15年 O-Net愛のフォトコンテスト入選「私を撮って」)
下段の画像は、浅草三社祭のお神輿を撮ったものです。浅草寺正面で、神輿の担ぎ手が、掛け声と共に、神輿を上下に揺すっているところを、スローシャッターで撮りました。担ぎ手と神輿の上部が揺れております。一方、周囲の見物人はぴたっと止まっております。
この浅草三社祭は、ものすごい人出で、一日数十万人の人出があるといわれています。境内は人また人で、立錐の余地もありませ。とても三脚を立てる余地はありません。この時は、本殿の階段の上からやっと撮影しましたが、手振れ補正レンズの効果を認識したカットでもありました。(CANON EOS7+EF75~300mmIS S=1/20)
次は、風の強い日に、積丹町の神威岬で撮影したものです。遠方で記念写真を撮っているカップルを入れて、風を表現してみました。シャッター速度を30分の1にセットし遊歩道の柵にカメラを固定するようにしてシャッターを切りました。
手前の草が風になびいている様子がよく分かると思います。(H20年積丹観光写真コンテスト優秀賞「風の強い日に」)最後の二枚は、動感を現すというよりは、光跡を捉えるといった方がいいかもしれません。
上段は、美瑛マイルドセブンの丘で撮影したものです。周囲が暗くなりかけて、撮影を終了しようとしていた時に、一台の車がライトをつけてやってきました。この車のテールランプを撮れば面白い画像になると、一瞬ひらめきました。
慌ててシャッター速度を、バルブにセットし、レリーズで10秒ほどでしょうか、露光してシャッターを閉じました。後日写真屋さんから戻ってきたポジフィルムを見て、思い通りの出来上がりに、納得でした。なんせ、一発勝負でしたから。(CANON EOS7+EF28~105mm ダイナEBX)
最後は昨年撮影した画像で、星出さんが乗ったシャトルが、国際宇宙ステーションとドッキングした時のものです。二分ほどの露光でしたが、光跡が上手く捕らえられました。(CANON EOS KissDigiN+SIGMA15mm ISO=800 WBオート F5.6 113秒露光)