デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

浄瑠璃姫伝説

2020年07月12日 | Canon
昨日の長池見附橋がかかっている池は、移設時に造られた橋の姿を映すための姿池、今日はその水源に迫ります。



水源に迫りますって大袈裟に出たけど実は振り返るだけ、一段高いところにある築池から水が流れ込んでいます。



そしてこれが築池、中央林の奥に水源長池があります



この築池、長池はニュータウン開発が始まる前までは重要な農業用の溜池、永くに渡ってこの地域の人たちを潤してきました。ご覧のとおり岸まで大きく茂みがせり出して、池の周りを歩くことはできません。近づくには細い山道だけ、公園になる前はよりいっそう神秘的な池でした。



ここ長池には浄瑠璃姫伝説が伝えられています。相模国からここ武蔵国に輿入れした浄瑠璃姫が、南北朝の戦いで夫が敗れると、あとを追って薬師如来を背負いこの池に身を投げたそうです。その後近くの蓮生寺の住職が光る薬師如来像を引き上げ、薬師堂を建てて供養したという話です。この伝説を聞いて驚いたのは、この池って室町時代以前からあるんだってこと。昭和、平成の造成地に、大正時代の橋を架けて、室町前からある池から水を引いてるってことですよね。

さらに驚いたのは、池の倒木に



木に登れる亀がいたこと



池の周りは尾根沿いに見下ろしながら進みます



この紫陽花の左の道が長池方面



時間もないし、雨も降りそうだったから右の道を帰りました



水源長池と浄瑠璃姫の碑は次回にしようと思います