デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

苔むす庭

2021年08月21日 | 寺社 仏閣
大原は京都でも北の方にあり、三千院の冬の雪景色も美しいのですが、この時期、京都市指定名勝の庭園を埋め尽くすのは苔、新緑に美しく映えています。苔はすべて同じ色ではなく、微妙にそれぞれ違い、そのコントラストがまた一層美しく、極楽浄土へ続く道のようにも見えるのだそうです。







意味深なお言葉





朱雀門でしょうか





まるでゴルフ場の



グリーンみたい



小川のせせらぎの



両岸も



苔がびっしり



お堂の周りは杉木立



木洩れ日も美しいけど





強烈な日差しに



真っすぐ伸びる影も凛々しい



モミジとのマッチングも



良さそうです



そして苔庭に点在する



わらべ地蔵



寝転んでいるのも



気持ちよさそう



庭の四季を見つめているんですね



続きはまた明日






大原女の小径

2021年08月20日 | 寺社 仏閣
娘が送ってきた京都の夏写真、第3弾は大原三千院。今日は三千院に向かう大原女の小径の写真です。三千院というとどうしてもデューク・エイセスの歌が頭に流れ、私も初めて行ったときには、大原、女の小径だと思い、歌にあやかって、恋に破れた女性が、ひとりで心を癒すために歩く道なんだと思っていました。

正しくは「おおはらめのこみち」、大原が薪の産地で、女性が頭に薪を乗せて、京に行商に行った道だそうです。沿道には大原女石像という小さな石の像が飾られています。

大原のバス停をスタート



この辺りは紫蘇の産地で
しば漬けの名店も多い





手作り民芸品もとしろ
和紙が有名です



これが大原女石像
うしろに「女ひとり」の歌碑も



表情がみんな違います



これが大原女
頭に薪を乗せ売り歩きます



こんなに平らな頭ならいいけど・・・



呂川沿いの道を進むと



またありました
薪、乗せてますね



秋には紅葉がきれいなんでしょう



お参りに行く人には
上り坂だけど・・・



行商に行くときは下り道
全部売れて頭が空になれば帰りは楽チン



三千院門跡に着きました



傍らの石像に気がつきました?
こんなに小さいんですよ



さらに石段を上ると



三千院の山門が見えてきて



ここにはふたり組



門のところにも



もうひとり



毎年春には大原女姿で里を歩く大原女まつりがあるそうですよ。コロナ騒ぎが収まったらぜひ見に行きたいものです。頭を巡る「女ひとり」の歌もいい歌だなと思ったら、作詞:永六輔,作曲:いずみたくですって。名曲なはずですねえ。





あなたのドラえもん

2021年08月19日 | 特撮 アニメ ゲーム
京都京セラ美術館、THE ドラえもん展、今日は立体的な作品を集めてみました。私には作品の良し悪しはわかりませんので、枚数多くなるけどあるもの全て載せちゃいますから、選んでご覧ください。また作者、作品名はわかるものだけ記します。これだけ認知度の高いキャラクターは、作る人も大勢いれば、見る人もたくさんいるんでしょうね。



あなたのドラえもんを
つくってください



まずはかわいいスプーン



ドラえもんとドラみちゃん
もうひとりは?



増田 セバスチャン氏作
「さいごのウエポン」



西尾 康之氏作
「OPTICAL APPARITION」






同じかと思ったら目が違う

裏側?



森村 泰昌氏作
「時を駆けるドラス/空を越えるドラス」





ドレスが漫画の原画?

同じく森村 泰昌氏作「ドラス」



だんだん理解不能になってきた

奈良 美智氏作「ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん」



「依然としてジャイアンにリボンをとられたままのドラミちゃん@真夜中」



リボン取り返したのかな



これは映画のだっけ?



光学系の作品も





ドラえもんと言えば
四次元ポケットのひみつ道具

タケコプター




自動万能工事マシン




どこでもドアかな?



これでドラえもん展の写真はおしまい。アーティストの方々の感性表現は、私みたいな凡人には思いもつきません。これ見てたら横尾忠則展を見に行きたくなりました。






思い思いのドラえもん

2021年08月18日 | 特撮 アニメ ゲーム
今日と明日は京都京セラ美術館「THE ドラえもん展」アート作品のご紹介、今日は2D、つまり絵の作品です。最初タイトルを聞いてお子様向けの展示会かなと思ったのですが、中には目をみはるような作品もあって、なかなか楽しめました。作品のタイトルと作者はわかる範囲で入れますので、ご了承ください。



まずは扉絵 村上隆氏の2作
「ぼくと弟とドラえもんとの夏休み」



「あんなこといいな 出来たらいいな」



町田 久美氏作「星霜」



Mr.作「重力ちょうせつ機」



このあたりは原作に忠実ですが

山本 竜基氏作
「山本空間に突入するドラえもんたち」


作者の頭の中に入っていくのでしょうか

近藤 智美氏作
「ときどきりくつにあわないことするのが人間なのよ」



徐々に異色になっていく

福田 美蘭氏の2作品
「パレットを持った自画像」



「波上軍仙図」



山口 晃氏作のコマ漫画?
台紙は何かわかりません







これも作品かな「楽えもん」



映画のヒトコマだそうです
鴻池 朋子氏作
「しずかちゃんの洞窟」


皮革に書いてあるそうです

中島 玲奈氏作「静かな決意」


これは黒板アートだそうです

キャラクター一番人気は
やはりしずかちゃん

会田 誠氏作
「キセイノセイキ 〜空気〜」



坂本 友由氏作
「僕らはいつごろ大人になるんだろう」



最後に蜷川 実花氏の組写真2点

「ドラちゃん 1日デートの巻」





明日は立体物の写真です




京都市京セラ美術館

2021年08月17日 | 観光 旅日記
今日は娘が行った京都市美術館。日本で二番目に歴史のある美術館が、昨年、京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンしたそうです。平安神宮の近くだから通ったことはあるかも知れないけど、私は行ったことはありません。

平安神宮の大鳥居



その傍らに



壮麗な和洋折衷の建物が



これが京都市京セラ美術館



中央ロビー ひっ広い



アール・デコ様式の照明器具もあれば



燈籠を模した階段装飾もある



大理石の円柱に電光掲示板



中庭 遠くにドラえもんが



娘が見てきたのはドラえもん展
世代を超えたキャラクター



窓際に並ぶ等身大のドラえもん

















ドラえもん展ってなに?と思って調べると、「現代アートの最前線で活躍する28組のアーティストによるドラえもんをテーマとした展覧会、ドラえもんの世界観を現代アートとして表現します」だそうです。アーティスト作品はまた明日。




三菱一号館美術館

2021年08月16日 | 博物館 展示会
なんか夏季休暇に入ってからずーっと雨。考えようによっては雨の中通勤しなくていいのだから、よかったのかもしれないけど。でも休み明けたらまた暑くなるのだろうから、その頃夏休み取り直しすわけにはいかないでしょうか。

この長雨で被災された地域もあるのでこんなこと言ってたら罰が当たるかも知れないけど、こんなに雨ばかりじゃ遊びにも行けないし、写真も撮りに行けない。雨の日に行けるとしたら水族館、美術館・・・、というわけで三菱一号館美術館に行ってきました。

今の催しは「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」。彌太郎、彌之助、久彌、小彌太と四代にわたる岩崎財閥の私財を一挙公開ということで、国宝も何点かあるらしい。



ヘンリー・ムーアの彫刻



三菱の至宝展





ただ残念なことに展示室内は全て撮影禁止。まあ私財だからしょうがないか。廊下とフォトスポットだけは写真撮ってもいいとのことでした。

しからば廊下を



照明と



階段も



窓から外を見てみました





先ほどの彫刻を上から



そしてフォトスポット



撮っていいのはお多福と



屋根裏構造だけみたい



国宝「太刀銘 包永」「風雨山水図」「源氏物語関屋澪標屏風」など、展示物はどれも銘品ばかりなのですが、なかでも徳川将軍家から春日局を経て稲葉家へ伝えられた「稲葉天目」。世界に3個しか現存しない曜変天目は一見の価値がありますね。写真で撮れないのが口惜しい。

そこでポストカードを買ってきました



これなら写真撮っても



許してもらえるでしょう



よみうりランドのときにも書きましたが、江戸から明治に変わったとき、本来は国が保存、管理しなければならない史跡、宝物を、財閥が私財として収集してくれました。このおかげで海外に流出することなくこうして国内で見ることができるんですね。刀剣、屏風絵など海外流出してしまったものも多いらしいですけど。




賀茂 えとせとら

2021年08月15日 | 寺社 仏閣
今日は上賀茂神社の残った写真を一挙掲載。日本最古の神社は見どころもたくさん、順不同、説明不十分はご了承ください。まずは神の馬、神馬舎から。



馬ロボかと思ったら本物でした



ぜひ2019年10月11日 「馬ロボ」も見てください、https://blog.goo.ne.jp/photoocean0630/d/20191011 これならロボットでも代わりは務まりそう。

毎年干支で作成され
奉納されるマルモザイコ
おにぎりの断面にも見える



こちらは竹細工の干支
おみくじで形づくられていく



続いて橋シリーズ
まずは長寿祈願の樟橋



楼門前の重要文化財 玉橋
もちろん渡れません



隣の片岡橋は渡れます



ならの小川を跨いで建てられた橋殿





岩本社



禁足地 結界があるらしい



紫式部の歌碑



縁結びの神 片岡社





賀茂山口神社





須波神社



二葉姫稲荷神社
なんかいわれがありそうな名前



北神饌所



これで上賀茂、下鴨の写真はおしまい。真夏の京都も行ってみたいけどやっぱり暑そう、でもここなら川と調和して少しは涼しいかもね。




賀茂の七夕

2021年08月14日 | 観光 旅日記
上賀茂神社では水まつりの季節に合わせて、七夕の短冊が飾られます。もちろん夏に行ったことはない私は見たことはありません。娘のくれた写真の中にそれらしいのが混ざっていましたので、今日はその写真にさせて頂きます。なお添えている文章も私の思い付きなのでご了承ください。なんせ私も初見なので。



まずは軒下の風鈴



しらけ鳥じゃなくて八咫烏



あれっ下に付いてるのは短冊か



屋外に出てみても



風鈴に短冊が付いている



笹ではなく



青いモミジに囲まれて



ならの小川も



このときばかりは天の川



花手水の水も揺れ



丹塗矢が凛々しく聳え立つ



ネットでいろいろと見たのですが、この短冊、祭りの最後にはスカイランタンになって空に舞い上がる、それがとても美しい。興味のある方はYouTubeでご覧くださいね。


スカイランタンin上賀茂神社で検索
https://www.youtube.com/watch?v=X3KZf3uqvsM





賀茂と鴨

2021年08月13日 | 寺社 仏閣
今日も娘の写真、鴨川を遡ることやく4km、上賀茂神社の写真です。ここの話になるといつも疑問に思うのですが、下鴨神社は鴨なのに上賀茂神社は賀茂?川の名前も上流は賀茂川なのに四条辺りでは鴨川、南こうせつの歌は「加茂の流れに」いったいどれが正しいの?

ここが賀茂大社ということは



こっちが先にできたのかな



ここも日本最古の寺のひとつ
世界遺産です



大和から移住してきた
豪族は賀茂氏で



ここは賀茂氏の氏神だから
賀茂大社はうなづける



あとから下鴨神社ができたのか
そのとき鴨になったの?



でも賀茂氏の末裔、方丈記の鴨長明は
鎌倉時代に鴨を名乗ってるし



悩んでいるうちに
二の鳥居に着きました



細殿



楼門





中門を抜けて



本殿へ



渉渓園あたりかな



ご神木はスダジイ



結局結論は出ませんが、歴史のどこかで鳥の鴨に変わってるんですよね。川も今の正式名称は鴨川ですし。ご存知の方がいらっしゃったらご教授ください。さらにもうひとつお詫びがあって、この2つの神社、けっこう似てるんですよね。まとめて送られてきたので、もしかしたらタイトルと写真の内容が間違ってるカモ知れません。





下鴨神社 水遊び

2021年08月12日 | 寺社 仏閣
昨夜は、先週ワクチン発熱騒ぎで行けなかったスパ銭に2週間ぶりに行ってきて、心地よさそのままに眠りに着くこと10時間、夏休み中ならではの爆睡となりました。然るべく当ブログも夏季休暇とさせて頂きました。

さて今日も娘の写真、日本最古の神社と言われる下鴨神社の写真です。創建はなんと紀元前、平安京どころか聖徳太子や卑弥呼より前からあったとは。ここは賀茂川と高野川の三角州、通称鴨川デルタの最先端。やはり2つの川に挟まれたところが定住地になるんですね。日本のチグリス・ユーフラテス川と言ったところでしょうか。

行列を後目に



社務所横を進むと



立派な楼門





御手洗池から小川が流れ



おそらくここからは糺の森





瀬見の小川が流れます



もはや神事というより



水遊びですね



京都は盆地なので昔から夏の暑さは相当なはず、古代の人もここで同じように涼を取っていたのでしょうか。