デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

粋な計らい 彫刻編

2023年11月20日 | 博物館 展示会
「永遠の都ローマ展」公式ホームページの粋な計らいとは、「東京展会場写真をダウンロードして来場記念、SNSなどにご活用ください」の一文。館内撮影禁止だったのに、館内の写真を惜しげもなく、しかもダウンロードできるなんて、しっかりダウンロードさせて頂きました。

まずはローマ建国神話の創造
カピトリーノの牝狼(前5世紀)



負傷した牝犬(前4世紀)



豹と猪の群像(1世紀)



続いて古代ローマ帝国の栄光
アウグストゥスの肖像(1世紀)



トラヤヌス帝の肖像(2世紀)



プトレマイオス朝皇妃の頭部(前1世紀)



女性の肖像





老女像(2世紀)



元々は巨像だったと言われる
コンスタンティヌス帝の巨像の頭部



コンスタンティヌス帝の
巨像の左手



コンスタンティヌス帝の
巨像の左足 色までリアル



そして今回の目玉
カピトリーノのヴィーナス



2世紀の作品だそうです



変な意味じゃなく
触れてみたくなる美しさでした



永遠の都

2023年11月19日 | 博物館 展示会
国立西洋美術館の企画展では「キュビスム展―美の革命」が、これも見たかったのですが、今回の上野公園訪問の目的は、東京都美術館の「永遠の都ローマ展」 。世界でもっとも古い美術館の一つ、カピトリーノの丘に建つカピトリーノ美術館が東京にやってきた、これは是非見に行かねばならぬ。

コンスタンティヌス帝の巨像



残念ながら館内は撮影禁止
やむなく館外をスナップ



煉瓦造りの建物



屋外には変哲の無い造形が並ぶ







オオカミに育てられた双子の兄弟
ロムルスとレムスの建国神話



今回の目玉は
初来日の「カピトリーノのヴィーナス」



ポスターでしかお見せできないのが残念

入口 ここから奥は撮影禁止



唯一撮影できたのが「モエシアの艦隊」



櫓を漕ぐ様子 精密な描写



もう1枚は馬上の闘い



闘う男の表情が勇ましい



これだけでは感動を伝えきれないけど、撮影禁止では仕方ない。この文章を書くためにあらためて公式ホームページを開くと、そこには粋な計らいが。その粋な計らいはまた明日。



スッキリ ! ?

2023年11月18日 | 博物館 展示会
上野公園は道1本隔てて、江戸時代から近代へ。東京文化会館、国立西洋美術館、国立科学博物館と近代建築の粋を集めた建物が並びます。

東京文化会館



国立西洋美術館



あれっ なんかスッキリしてる



以前は植込みがビッシリだったのに
(6年前の写真です)



なぜかスッキリ



The Thinkerのまわりも



やはりスッキリ



Hercules the Archer



Adamと



Eve



The Gates of Hell



エントランスが
広くなったように感じました






月の松

2023年11月17日 | 寺社 仏閣
maria様、コメントありがとうございます。私も話には聞いていましたが、見るのは今回が初めてで、こんなに集中しているとは驚きです。探しきれませんでしたけど、他にもまだまだあるらしいですよ。

不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島を見立てて弁天島を造り、さらには上野のお山を比叡山に見立て、寛永年間に建てられた寛永寺は、延暦寺を見立てたのでしょうか。

不忍池から階段を登ると



比叡山ならぬ東叡山



東叡山全景 
五重塔や大仏も見立て?



人形供養碑



吊るし井戸



手水舎の龍



スケールは小さいながらも



延暦寺に



見えないこともない



さらに見立てを欲張って



清水の舞台まで付けちゃいました
その名も清水観音堂



桜の頃の見晴らしは
まさに清水寺なのでしょう



これが唯一のオリジナル
広重の画にも描かれた



月の松



江戸時代から
丸まり続けています



舞台側から見ると
ちょうど輪の中に辨天堂が



月に見立てて
西日を入れてみました



調べたらこの「月の松」は復元でした。さすがに江戸時代からこの形を保つのは難しいのかな。でも復元のおかげで、江戸職人の技の優秀さも知れて、当時の人と同じ景色を眺められるのはありがたいことです。



塚と石碑と

2023年11月16日 | 寺社 仏閣
不忍池辨天島のお堂のまわりには、多くの塚や碑が建てられています。まずは殺生系、食のためとはいえ、塚を建てたところで、業果が消えるわけじゃないけれど、せめて供養する心の表れでしょうか。

ふぐ塚



すっぽん塚



鳥塚



続いて道具系、日頃お世話になっている道具たちを供養する塚です。ということは近い将来、パソコン塚とかスマホ塚とかも建てられるのでしょうか。

包丁塚



糸塚 裁縫の糸ではなく
琴、三味線の糸だそうです



扇塚



暦塚



めがねの碑



続いて偉人系 芭蕉翁



画家 長谷川利行の碑



箏曲の祖 八橋検校顕彰の碑



最後は池の名称、由来を書いた
不忍池の碑



お地蔵さんもありました





不忍池辯天堂

2023年11月15日 | 寺社 仏閣
今日は不忍池の中島、辯天堂の写真です。江戸時代寛永寺創建時、天然の池であった不忍池を琵琶湖に見立て、また元々あった小さな島を竹生島に見立て、竹生島の宝厳寺に見立てたお堂を建立したそうです。その頃は容易に行けない上方の名所を、自らの庭にうつしていたんですね。

天龍橋で弁天島へ
昔は舟で渡ったそうです



橋の上から蓮池を



十月桜が咲いていました



手水舎の龍は紅葉を纏い



大きめの香炉の煙の向こうには



人頭蛇体の宇賀神さま



弁天様は学術、芸術、財産の神様
御本尊は芸能関係の提灯で覆われる



横にまわってみました



八角形の本堂は
池のどこから見ても



同じかたち、
美しさに見せるため



本堂の横には



大黒さまも祀られています



池は少しだけ秋の装い



明日に続きます



不忍池二景

2023年11月14日 | 池 河川 水辺の風景
風に揺れる柳を抜けると



蓮池が見えてきた



相変わらず蓮が池を埋め尽くし



池というより蓮の群生地



寛永寺のお庭の頃
琵琶湖に見立てて
中島に弁天堂が建てられました



池之端のタワーマンション



知らぬ間に本数が増えている気がします



色付く枯葉が一枚



渕まで行くと
色とりどりの葉が水に沈み



秋ならではの光景に



前から不思議に思っていたのがこの池の水源。一周してみたけど流れ込む川もありません。スマホで調べると、以前は旧石神井川の河口、へえ昔は練馬まで繋がってたんだ。現在の水源は暗渠と地下水とのこと、探してもみつからないわけだ。

ここからは帰りに撮った夕景
ボート池に西日がさして





タワマンも紅く染まる



蓮池はすっかり日が陰り
弁天様と上野精養軒だけが輝きます





学問のみちから不忍池へ

2023年11月13日 | 都内散策
湯島天神を出るとそこは「学問のみち」。でも優秀な学び舎があるわけでもなし、高名な先生の石碑があるわけでもない。ただ最寄り駅御徒町から学業の神様に続く道ということで、「学問のみち」と名付けられたようです。

蔦の絡まる煉瓦塀を進むと



お堅い名前とは縁遠い
ゆるやかな坂道が続きます



左に折れると白梅商店会



春日通りを渡りなおします



ここで寄り道癖がムラムラ
この角を逆方向へ曲がると



旧岩崎邸庭園



時間がないので門の前でUターン
だったら寄り道しなきゃいいのに



野外ステージの水景を



取り囲むように紅葉が





不忍池が見えてきました



続きはまた明日




まだ咲き揃わぬ

2023年11月12日 | 秋の花
アナザン・スター様、コメントありがとうございます。欠かさずですか、それはすごい。私は学業成就にはとんとご無沙汰なので超久しぶりでした。娘の受験のときも義祖父に行ってもらいましたから。湯島聖堂もいいですよね。

湯島天神は大菊花展の真っ最中、ではなく始まったばかり、まだ咲き揃わぬ菊人形たちが並んでいました。

今度は表鳥居から入りました
東京都指定有形文化財



菊花展の旗はなびくけど



業者さんは準備に余念がないけど



まだ咲き揃わぬ



菊の花



雛飾りの花は
盆栽だから咲いています



手水舎は



菊手水



本殿前のお供えも



まだ咲き揃わぬ花ばかり





中には咲いているのもあったけど



まったく咲いてないものもある



今ごろは咲き揃っていることでしょう


湯島天満宮

2023年11月11日 | 寺社 仏閣
少し?寄り道したけれど、ようやく湯島天神に到着。春日通りからだと裏側、結婚式場側だけど表に回るのも面倒くさいから唐門から入場。



まだ暑かったけど
七五三の季節でした



唐門



梅園を抜けて本堂横へ



受験まで数か月
絵馬のボリュームがすごい



おみくじも さらに奥に絵馬
天神様も願いが多くて大変そう



狛犬を通りたくて表側へ



道真の愛したお牛さま
丑年、丑の日、丑の刻に
お生まれになったそうです



狛犬の台座には梅の花





本殿正面



荘厳な権現造



総ひのき造りです



奇縁氷人石
迷子探しの目印だそうです



学問の神様の筆塚はひと味違う



梅園の奥には池があり



畔に咲くは秋の花





続きはまた明日