信越紀行3、松代に途中下車
ほくほく線の真ん中あたりの松代(まつだい)は棚田で有名です。
今回は車じゃないので棚田には行きませんが、松代駅すぐ近くにミュージアムがあるので見物してきました。
最初に見に入るのは、、、こちらだが。
モダーンな造りですが中に入ってビックリこくのは間違いない。
こちらは、松代の山の中にあった古民家を松代駅の近くに移転してきたもの。
日本古来の建築なので釘を使っていません。
くさびを打ち込み組み上げられています。
大きな家ですが、完全にバラバラになり移築先で組み上げられます。
ほくほく線に乗って十日町の2つ先、トンネルを出るとすぐに松代に到着だった。
駅を降りるとすぐにこのオブジェが目に入ります。
草間彌生さんのオブジェの先にミュージアムがあった。
ところがだ、、、
なんだこれーーー?
なんだこれーーーお化け屋敷か???
うーーーむ青い部屋で四方どころか全てが青い黒板でできている。
黒板じゃなく青板というのか?
お客さんは自由にチョークでお絵描きできます。
だから、カップルで来た方達は、何か書いて自撮りしていました。
SNSにアップするんでしょうね。
私はひとり旅だったので、自撮りする内容がなくすごすごと退散した。
田舎らしといえば失礼だろうが、ミュージアムでお化けのいろいろを見てもしょうがない。
棚田の写真や棚田にまつわるものを展示したほうがいいんじゃないか!!!
それで気を取り直して古民家にむかった。
向かったというほどじゃなく、すぐお隣に立っている。
ジャーン
これはこれはお見事な古民家の居間です。
農家さんだと案内の方は言っていたが、どれだけ裕福な農家だったんだ?
話を聞くと、、、農産物で裕福になったんじゃなく、やはりお蚕さんを2階3階に飼育して、機織りして絹織物で豪農になったそうです。
昔の手織りの旗機です。
1台じゃなかったろう、何台で絹を織っていたのだろう。
冬は寒かったそうです。
日本の中でも豪雪地帯と言っていいところですから、冬のシーズンは雪に閉じ込められたことでしょう。
松代は山の中にあって十日町までは冬の間は行き来が難しかっただろう。
下の町に行くには命がけだったんじゃないか。
ランニング友人は十日町の反対側の山間部の部落に住んでいて、冬になると学童は十日町に住み込みになると言っていた。
この松代も同じようだったでしょう。
立派な客間で、お客さんと住んでいる人の動線が2つあって、顔を合わせることのないようにつくられている。
写真は春先なのか雪が少ないです。
年間積雪量は10mぐらいじゃないかな。
2階にあった当時の農機具です。
耕運機やトラクターなどない時代だったので、人力か牛、馬の力を借りて田を耕していた。
古民家の資料館です。
どれだけ豪農だったのか、現在の貨幣価値にしたらどれだけになるのかしら?
松代は棚田で有名です。
次回は車で行ってみよう!
ほくほく線、途中下車の旅でした。
信越紀行1、ほくほく線
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/34d74b6ffff23268fdc16d5d32fb0016
信越紀行2、清津峡トンネル
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信越紀行3、松代に途中下車
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