小滝橋通りにあるATMで入金していた。
すると制服警察官が4人飛び込んできて、私の左隣の小さな婆さんを、後ろから羽交い絞めで部屋の隅に連れて行った、、、。
有無を言わさないくらいのスピードで、私は何が起こったのかわけわかめ。
ATMはボタンをポチッと押したら終わってしまうので、操作できないように婆さんを引き離したんだと思う。
ここのATMは10台ぐらい並んでいるが、銀行員さんがいない無人の部屋で、私が最初に入っていった時に、オヤジさん2人が入り口を見てスマホで話していた。
そのすぐ前にいた婆さんがATMに向かって携帯電話で話しながら、よくわからないようすでオロオロしていた。
私は気にせずお隣で入出金していたのだ。
私が入って1分もしないうちに警察官が4人飛び込んできた。
婆さんをATMから引き離して、ATMに備え付けの電話で銀行のサービスと話して「ふりこみましたか?」「まだ手続き終わっていないね」と確認していた。
どうやら、おれおれ詐欺に引っかかった婆さんが、銀行員のいないATMに誘導されて何かやろうとしていたが、まごまごしていて周りにいたオヤジ達におかしいと思われて、通報されたのが真相だった。
オヤジ2人は知り合いでもなく、どちらもこの婆さんは騙されているんじゃないかと気になり通報したわけです。
いったい、婆さんの行動がおかしいと気がついて、通報して警察官が飛び込んでくるまで何分かかったのか???
ATMに慣れていれば、あっという間に振り込んじゃいますから。
間一髪セーフだったようで、オヤジ2人に私からもお礼を言っておいた。
世の中、良い善人ばかりじゃないと言うのが私の〇〇年の実感です。
実は、私の遠い親族の方が遺産相続で土地をもらい、その地の司法書士さんに頼んで土地の登記を頼みました。
それは1ヶ月ぐらいで登記はすみ、親族が土地を見に行ったところ、なんと土地に立て看板が立っていた。
「この土地売ります。お隣の方と一緒に共有名義の通路部分を含みます」
売りに出してくれと頼みもしないのに、しかもお隣の土地と一緒に勝手に売りに出されていた。
ビックリして、お隣の人(その地で商売をしている)、司法書士(地元)さん、売りに出している不動産やさん(地元)に電話した。
だれ1人謝る人はいなかった。
司法書士さんに土地の名義変更を頼み、1ヵ月ぐらいで名義変更はでき「権利書」なるものを発行してもらった。
ところが、売りに出している不動産屋さんは「権利書のコピー」を持っていた。
親族と不動産屋さんには聞いてはいないけど、司法書士に頼んだ時の「委任状コピー」を何で持っているの?
だれが、、、それらの書類のコピーをを用意した???
それができるのは1人、その時頼んだ司法書士さんしかいませんから、、、。
それらがそろっていたら、詐欺どころか堂々と土地の売買ができるでしょう。
登記所も地元だし仲間内だから、、、さっさと手続きはすみそう。
地面師って大企業だって騙すんだから、善意をよしとする多くの日本人は簡単に騙されます。あと地方は地方独特の団結力(言い方を変えれば排他的)っていう特性があるので移住などは気をつけなきゃ。あと、、、騙されても私は騙されていないと言い張る方は、、、救いどころがない、こういう方が多いんですよ。
この問題は現在進行形です。
土地に限らず会社の登記でも、ビックリするような詐欺があります。
オヤジが弁護士だったし私も法律には人並み以上に詳しいのです。