津軽の春、弘前を出て五能線に沿って南下してきた。
弘前を出るとまわり一面リンゴ果樹園ばかり。
その後ろに岩木山がすくっと立っていた。
津軽の景色はこれが普通で、津軽鉄道の原野みたいな景色は異色なんだそうだ。
津軽鉄道のアテンダントさんの話が面白いのなんの。
「なにか心が痛んだ時や何も考えたくないときに、、、津軽鉄道にお越しください!」と朴訥な津軽弁で話していた。
何もない、何もない、この景色が何も考えさせてくれないから、ただ時間だけが過ぎていく。
そういう時間が取れる貴重な場所なんですよ、、、津軽は、と津軽を自慢しているんだか良くわからない口調でとつとつと話していた。
五能線には今回は乗らなかったが、あてもなく五能線に沿って南下してきた。
日本海の海岸は工業地帯がないので海は極めてキレイで、日本海を渡ってきた寒風が吹きすさんでいた。
五能線は強風で良く列車が止まるのもうなずけます。
十二湖の看板が見えたので寄ってみた。
来たことがあるのかどうかも、覚えていない。
日本全国訪れているはずだが、、、十二湖がドンナだったかが思いだせなかった。
十二湖というが小さな池まで数えると33湖もあるそうだ。
江戸時代に大地震があって沢をせき止められて、大小いくつもの湖ができたそうです。
裏磐梯や富士五湖と同じです。
大規模な火山の周りに湖が点在する、ここは大地震だったけど。。
比較的下流にある大きめの湖。
この先は白神山地なので人跡未踏みたいなエリアなので水はキレイです。
青の池というのがあり、ここだけはぜひ見て欲しい。
なんであんなに青いのか不思議です。
ビジターセンターがあってハイカーが大勢いらした。
日本海は太平洋とは違った荒々しさがある。
北朝鮮の漁民は強風が吹きすさぶ日本海でよく漁をしますね。
あんれは怖いくらいの風です。
唯一この風よりすごいなと思うのは、6月までの富士山の7合目以上の風です。
富士山の冬場の風は、、、そりゃすごいもので偏西風が直接富士山にぶつかるから、きっと風速50mぐらいあるんだろう。
よく人が吹き飛ばされて、高く宙を舞い行方不明になります。
ピッケル・アイゼンが無効なくらいすごい。
でも、この五能線の風の強さは、その次ぐらいに匹敵する。
昨年の12月に乗った列車は、途中で運行中止になったもの。
体が吹き飛ばされるくらいだった。
津軽が風が強いのは、風の通り道だからと何処かで聞いた。
遠く雪をかぶった山塊が白神山地です。
いつか、ガイドさんを雇って入山してみよう。
東京へのもどりは日本海側を通って来たが、高速道路が所々無くて時間がかかりました。
空いていたので快適でしたが!
2020年12月 冬の五能線を鯵ヶ沢まで往復(吹雪の中をかけてきた五能線の列車)
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e96da29f28bbb9b3f6b68ca7d8d70c84
津軽の春、五能線に沿って南下
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7849fdea6ebf4a2023f7472f636603de
津軽の春、芦谷駅のサクラ(YouTube)
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7849fdea6ebf4a2023f7472f636603de
津軽の春、弘前城の桜
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/189861902383114a2b9c6f258a4fbce8
津軽の春、津軽鉄道さくらのトンネル
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/353ea1f986549dc8f6e57a1bce3a546d
津軽の春、ホテルで電源チャージ
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/68b5990b1c40afa19771ca9bee88d163
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