「クチーナ西村」にて地震のことなどを話した後、改めて通りを歩く。「蔦の街松本」のいつもの蔦も、その時々で表情を変える。枯れたのは枯れたなりの風情を醸す。
しばらく行くと、早速挨拶代わりの「原爆タイプ」(時期的にこの名称も微妙だ、以後しばらくはGタイプにしよう)。これはまた端正な。
さらに歩を進めると、久しぶりに「無用庇」が。うっすら嘗ての窓の痕跡が、しかも二つも並んでいる。あるところにはあるもんだ。
そしてその先には、何と「無用門」も。基本的にはこれも「無用庇」だが、ちょっと希少性が高いので格上の扱いだ。
いや、本当にこの通りのポテンシャルは高い。前方にはまた新たな「Gタイプ」が。色合が良いねえ。まるで描いたみたい。
まだ匂う。視線を脇の路地に向けると、ありました。同じ「Gタイプ」でも、この迫力は何としたことか。
というわけで、今日もGに始まりGに終わったのでした。