ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ドキュメンタリー

2011年03月22日 | Weblog

 

 

本日のスーパー。トイレットペーパーが一人一個、牛乳が一人一本に制限。電池は、単一単三が品薄。後はほぼ平常通り。

BSで「エリック.サティ特集」をやっていたので見る。但し、ナビゲーターが「成海璃子」という女優兼モデル(にしてはスタイルが良くないが)で、この手の番組にありがちな、本人本当に興味があるのかと思わせる、いつものようにタレントを使う意味を見出せないものとなっていた。今回は、わざとらしい反応がなかっただけましともいえるが、そこらの無知な女子大生のような案内人が、こういう番組には必要なのか、と根本的な疑問を感じざるを得ない。知識がなくても、最低限、サティに興味のある人間を使うべきだろう。

人気タレントを使って視聴率を上げたいという意図は分かるが、ドキュメンタリーを見たいと思う人間にとってはそれらは邪魔なだけだ。あと余計な演出もいらない。大袈裟な物語仕立てもいらない。そう言えば、NHKで福山雅治をつかった自然ものがあったが、個人的にはそれだけで見る気がなくなった。が、それではあまりに地味なものとなってしまうのか。いや、BBCなどのものを見るとそんなこともなく、質を上げることはやはり可能だ。しかし、今の日本の民放テレビ界にそれを望むのは不可能に近いというものだろう。

 

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