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当時を知ってる中高年が泣く映画として評判の「ボヘミアンラプソディー」を、本当にそうなのかと検証したくて見に行った。客の入りは確かに普段よりは三四倍かもっとの印象だ。客層は二三十代と六十代半々程。いつもは数人の中で見てるのでそこそこ入ってるのは逆に違和感すら覚える。正直映画にはそれほど期待していない。
クイーンに関してはアルバム「ボヘミアンラプソディー」は当時買って結構好きではあった。プログレ好きもこのアルバムは好きだったのではないか。映画はフレディ・マーキュリーがバンドに加わり音楽活動はじめる辺りから、ライブエイドのコンサートまでを描く。その間に音楽づくりの苦悩、仲間との不協和音、私生活の乱れをフレディの奇矯さと共に描く。そこに挿入されるいくつかのヒット曲、ファンにはたまらない作りとなっている、ってことなのか?。それより気になったのは、フレディ・マーキュリーが、特に前半、プリンスにしか見えなかったこと。ファッションセンスは似たようなところはあるが、フレディ・マーキュリーは骨太顔でか、どうも違う。しかしそんなことを思わなければ、最後のライブエイドではかなり似てきて、しかも臨場感たっぷり、そしてその後死ぬのは分かってるので見てる方は感情移入しやすい。つまり泣ける仕組みになっている。結局、上手く作ってある映画ということか。