ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

パリは燃えている

2018年12月10日 | Weblog


フランスのデモはなかなか終わりそうにない。今日はサントノレのフェンディが略奪にあった。多分、便乗組の仕業だろうが、潜在的にそういう人間が増えているのは間違いないだろう。フランスも貧困層が確実に増えていて、政府にたいする不満も蓄積されている。基本的に政治家は超エリートのフランス、マクロンを見ていても自分の理念先行で貧困層の現実は見えないものとしているように見える。元々が貴族支配で階級社会が根強く残るフランス、権力者はかなり優遇されている、らしい。だからゴーンの逮捕を驚きと快哉で見ているフランス人も多い、という話も。マクロンはルノーを守るために日産の利益を吸い上げたいのだろうが。

フランスにはパリ人とそれ以外のフランス人がいるというのはよく聞くが(実際フランス人からも聞いた)、それはパリ人=エリートという意味で、そのまま階級社会を現した言葉なのだろう。
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