ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

山小屋 山飯

2019年07月19日 | Weblog


テレビで人気の山小屋を紹介していた。人気の理由は、まず食べ物。レトルト冷凍ではなくちゃんと作っていてデザートまでも手作り。まあ手作りで却って不味くなるということもあるので、手作りが100パーセント良いとは言えないのだが、紹介してたところはそういうことはないようだ。後は設備の個室感覚の部屋やテラスなどが受けているところだった。

個人的には山小屋というのはショボいイメージしかない。建物は掘っ立て小屋の毛の生えた程度のもの。食べ物はインスタントのルーを使った名物カレーという名の誰が作っても同じような味のカレー。そしてギュウギュウの雑魚寝、こんなイメージしかない。そんなショボい日本の山小屋を見た後に本場のアルプス辺りの山小屋を見ると愕然とする。食べ物はその地の郷土料理を基本としたもの、要するに日本人からするとビストロ料理。建物も、所謂ヨーロッパの山小屋風。泊るところは畳半畳ではなくベッド。こんな所だったら山小屋も悪くないと思う(どちらにしろ山小屋に行くことはないだろうが)。

番組では、山で食べるものは美味しいというテーマで山飯も紹介していた。正直美味そうではなかった。個人的には山で食べると美味しくなるという実感はない。10点満点で5点くらいのものが5.2くらいになるのはあるが、それが6点以上になることはない。せいぜいカップ麺がいつもよりちょっと美味しく感じるくらいだ。紹介していたものもB級風のものばかりだった。
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