ミヤマカラスシジミ
絨毯片付けもやはり波及した。家には板張りの廊下があるのだが、そこにも絨毯が敷いてあり、ずっと前に取り換えた方が良いということになっていた。そして波及効果の今回、取り換えではなく撤去で板の床に戻すことにした。しかしこの廊下長くて、直角となっているのだが、長い方が9メートル弱短い方が4メートルというもの。まずは9メートルの方を剥がした(置いてあるだけ)。遂に40年ぶり(多分)の木の床が姿を現した。あまり変化のないところもあるが、結構汚れてるところもある。雑巾で拭くとかなりの汚れ。きりが無いので束子でこする。すると汚れは落ちるのだがコーティングも一緒に落ちてるようで、終いには白木状態になりそう。
結局適当なところで止めて(こする作業は結構体力を使う)、変化のない方に新たなコーティングを施すことにした。当然コーティング剤など手元にない。そこで思い出したのは子供のころに家にあったもの。クルミを布に入れそれで磨いていたのだ。手元にクルミはあるので、早速手ぬぐいに入れひもで結びすりこぎで砕きやってみた。自然素材に自然素材、古民家再生(130年以上だからここも立派な古民家だが)もこんな具合でやるのだろうか。