大雨の後の晴れ間の昼下がり、庭の縁側でまったりビールを飲んでいたら、いつものオオシオカラトンボとは違うトンボが飛んできた。始めはオニヤンマかと思ったが(オニヤンマはよく来る)、縞模様がちょっと違いオオヤマトンボ?と思ったが、オオヤマトンボにしては細いしこんな小さな池に来るはずないしと見てると突然止まった。そこは狭いビオトープの壁。オオヤマトンボではないことは間違いない。そうするとヤブヤンマか。しかも何やら産卵行動をしている。間違いなくヤブヤンマだ(過去庭で一瞬目撃したことはある)。そのヤブヤンマは場所を移動してはいろんなところで産卵行動(水ではなく周辺の苔などにする習性)。池の周辺でもやってるが、そこでやっても育つ可能性はほぼない。ヤゴになっても鯉に食べられてしまうから。しかしビオトープでは育つ可能性大だ。
始めは直ぐに飛んでいくだろうと思ったのでカメラは用意しなかったが、思いのほか長時間だったのであわてて持ってきて撮ったのが本日の写真。カメラの位置からほぼ真下。こんなチャンスは滅多にない。但し、この位置では孵っても鯉の池だから育つ可能性ほぼ0。そこでこの苔を、自然環境に近い環境にしたポリバケツに移動した。上手くいけば二三週間後にヤゴとなる。