
アサマイチモンジ
去年オープンしたカフェにモーニングを食べに行って(ちょくちょく行く)店主と話をした。話題はカフェの客数。基本カフェというのは思った以上に入らないもので、経営的には大変。五年生存率は一割、というのが常識だ。このカフェは、こちらの予想した三倍くらいの客数がありそこそこの繁盛店になっていた。近くにもう一軒同じころにオープンしたカフェがあり、そちらはもっと繁盛しているらしい。どちらも予想外で、はっきり言って自分の感覚のずれを感じた。どこから客がわいてくるのかという話だが、どうも近隣から湧いてくるようなのだ。わざわざカフェだけのために来る、という客が多いという訳だ。
嘗てカフェ好(当時は喫茶店)きだったころそこまでしたかというとしてない。インスタ映えなどというのが動機になるなんて考えられないことだ。客の中心となる20代30代のセンスを元々買ってない人間が根本的にずれるのは当然のことだったのだ。