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最近「カタツムリ」を目にすることは、以前と比べると物凄く減っている。山に行けば、直径5センチくらいの何とかマイマイが本当にそこらじゅうにいたものだが、今はそんなものを見ることはまずない。記憶では、この20年間は間違いなく目撃していない。殻だけはあったので、おお久しぶりと思ったら、近くのレストランで使ったエスカルゴの殻だった、なんていうのは作り話。家の庭には、直径2センチくらいの殻の色が薄茶色の、でんでんむしと言ったほうが良いカタツムリが普通にいたものだが、それも今は全く見ることがない。
そんな中、夜、試しに懐中電灯で湿っぽい石の側面を入念に調べると、小さな殻をつけたカタツムリらしきものがいるのを発見した。殻の色が見慣れたものとは違い、ちょっと扁平で、角の色も黒で見たこともない姿だが、これも立派なカタツムリなんでせう。直径は7ミリ前後。かなり小さい。じっくりみないとその存在は周囲のマチエールに紛れて確認できない。懐中電灯に照らされ初めて浮かび上がる姿である。一つ発見すると、その後続いていくつか見つかったのだが、それは、森でキノコを発見すると同じように立て続けにいくつか発見できるのと同じメカニズムである(どんなメカニズムだ)。
というわけで、闇に浮かぶカタツムリの写真であった(ひょっとすると外来種か)。
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