
ゲロメッティY登場。T君のところで行われたワイン会(街のイベントの一環)に行ってきて、まずはご機嫌のようだ。そしてここ最近は、地元の色んな店に(主にイタリアン)行ってるらしくその話を聞いた。行った店は、それぞれ人気店のようでYが行ったときも盛況だったらしい。が、どちらもYの印象は今一つのようで、一つはファミリーレストランよりちょっと本格的なイメージがあるが、中身はファミリーレストランのようなものというのがYの結論。「今は、こんな感じの店が人気ですよね、値段は安め、メニューは豊富、しかしイメージ的にはファミリーレストランとは違い本格的に見えるという」とY。
それよりもう一つの方がYとしては問題だった。「兎に角高いんですよ」とY。「高くても味がそれなりならしょうがないよ、どっちにしろワテは行かないけどね」(実は過去一回だけ行った事がある)と言うと、「唯焼いただけの豚が四千なにがしですよと」やや憤慨気味に言う。アグー豚(沖縄のもので最近よく目にする)というブランド豚の骨付きロースのロティだかグリエらしいが、それを塩コショウで味付けしたものだという。「あたしやー豚そのものがあまり好きじゃないからブランド豚がどれほどの味か知らないけど、一般的には持て囃されてるよね、脂が甘いとか言われて」、するとYは「普通の豚と大して変わらないですよ」とのたまった。「なんだかパサパサしていてしかも塩コショウだけで、あれだったら普通のとんかつの方が数倍美味いですよ」と言う。そこへ持ってきてあの値段だったので、相当お腹立ちの様子だ。「他のものも食べたんだろう?」と聞くと、「トマトと茄子のトマトソースのスパゲティですが、全く普通でした」と言った。しかし、この店は結構地元の上客をつかんでいてそれなりに流行ってるよだ。「ブランド志向の連中には、良い具合に訴えるのかもね」と言うと、Yは少々納得したようだ。
それにしてもこのブランド豚だが、過去地元では、ブランド豚(地元の農場が改良したという)として出荷してた農場が普通の豚も混ぜていたという事件があった。が、発覚するまで仕入先からは一切クレームはなかったという(それを売りにしていた店を何軒か知っているが)。まあ、世の中こんなものである。
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