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プリンスのライブ映画「Sign Of The Times」を観てるが、この頃のプリンスはやはり最高だ。
ところで、街を歩いていると、この店は何屋?と不思議に思うような店がたまにある。それらは気にはなるが確かめようがなく、謎は謎のままで時たま思い出しては何だろうと思うの繰り返しだが、今回紹介する店はそういう類ではなく、はっきり何屋と分かるのだが、二つのものを扱ってるその組み合わせが特殊というタイプの店だ。その二つのものは「古本」と「野菜」。つまり、「古本屋」と「八百屋」が合体してるのだ。これが八百屋と肉屋ならば、同じ生鮮でスーパーなどでも隣り合わせであったりして違和感はない。八百屋とcafeだったらどうか。有機野菜を売りにしたcafeなんて如何にもありそうなので、そういうのは考えられなくもない。同じ食べ物という共通性もあるし。では古本屋とcafeの場合は。これは具体的に何軒かあるのを知っている。ということは、cafeを介して古本屋と八百屋が邂逅してもおかしくはない。ということにはなりまへんなあ。
考えられるのは、元々が古本屋で、例えば家に畑があり、自家消費だけではもったいないので余りを古本屋で売ろうとなったとか、知人に頼まれてそれを売ってるとかで、現実的な理由はあるかもしれないが、それではあまり面白くない。実際店の陳列の仕方を見ると、本と野菜がグラデーション的に混じって、境界がはっきりしてないのだ。まるで、野菜に侵食された古本と言った風情なのだ。ここはやはり、このまま、不思議な店の王道を歩んで行ってもらいたい。
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