NHKの「世界はほしいモノにあふれている」という番組があるが、三浦春馬とjujuが司会でどうなるのかと思っていたら、鈴木亮平が新司会者で昨日から始まった。テーマによっては見ていた番組なので、三浦春馬の柔らかな雰囲気がそのまま番組の味となってることは知っていた。その彼の死は本当に驚いたし、新しい司会者で大丈夫かとも思ったが、多分すぐに司会も慣れるし番組にも慣れることだろう。
で今回のテーマはチーズ。興味のある物がいきなりきたので当然見たというわけだ。案内役は元フェルミエ(東京のチーズ専門店)の店長だったフランス人。日本語もしゃべれるし専門家なので完璧な案内人。鈴木亮平もチーズが好きと言っていたが、本人が説明した通り、所謂料理の上にたっぷりチーズをのせて焼いたもの、などが好きなチーズ好きで、そのチーズは何かというところまで関心のあるチーズ好きではない。多分チーズ好きの99パーセントはこんな感じではないだろうか。
番組では、残り1パーセントのチーズ好きが思わず身を乗り出すようなチーズ作りの現場、バスクのチーズ農家を訪ねる。完全手作りの羊のチーズ(ブルビ、最近では一番好き)、作り手の職人魂を感じながら絶対食べたくなるような逸品だった。