【写】蹴上インクライン（京都）

蹴上インクライン（京都） 撮影日 2010.4.1(木) [Yahoo!地図]
　
・京都の街の北東部の地下鉄『蹴上駅』より地上に出ると、石垣に沿って桜並木が続いています。
　
・少し歩くと古そうなレンガ造りのトンネルに行き当たります。トンネル上の扁額の文字が判読不能でしたが、調べてみると「雄観奇想」と書いてあるらしい。
　　
・トンネルをくぐって右手の脇道に入り、坂を上る。

・途中見かけた『殉職者之碑 京都市電気局』と刻まれた石碑。このそばに水力発電所か何かがあるようです。
　
・坂道の上は桜のトンネルになっていました。
　
・道には四本のレールが敷かれていますが、これはインクラインの名残です。インクラインとは「（英incline「傾斜面」の意）斜面にレールを敷き、動力で台車を走らせて船舶や荷物などを運ぶ装置。一種のケーブルカーで、もと京都市の蹴上（けあげ）にあったものが有名。」（国語大辞典（新装版）小学館）だそうです。

・道の一方は工事中で行き止まりになっていました。
　
・散策路にはジョギングや散歩を楽しむ人の姿がちらほら。平日の朝だったので空いていましたが、休日にはどっと人が繰り出すのでしょう。
　
・インクラインを降り、元の散策路へ戻る。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]