ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

▲閉店【食】てんぐの蔵 千歳林東公園店 [和食@千歳]

2008年06月30日 22時01分28秒 | 外食記録2008
▲閉店 いつの間にか更地になっていた [2024.6.5記]
てんぐの蔵 千歳林東公園店(てんぐのくら ちとせりんとうこうえんてん)[和食@千歳][食べログ.com]
2008.6.7(土)17:30入店(初)
注文 地鶏せいろ 850円

  
・千歳市街から支笏湖へ向かう途中にあるそば屋さん。国道36号線より1kmほど入ったあたりです。ちょっと年季の入った三角屋根の建物で、屋根には『幌加内そば』の文字が。
 
・店内はわりと最近改装されたものらしく、ちょっと怪しげな外見とはうってかわって小奇麗な雰囲気。BGMはジャズ。窓際にカウンターがあり、外の景色を眺めながら食事ができます。裏には池(川?)があり緑がいっぱいで風情のある景色です。
 
・席数はカウンターが10席と奥の座敷にテーブルが2~3卓ありました。店主の趣味なのか、手作りの陶器が店の入口付近やテーブルのあちこちに飾られています。

・『せいろ』そばですが、そばはお皿に乗って出てきます。皿は手作りの雰囲気。
 
・つゆは温かいつゆで、具は鶏と長ネギ。鶏は気前良くゴロゴロと10個ぐらい入っていました。つゆの味はちょっと塩っぱい、というか刺激が強くて眉間にしわがよる感じ。

・そばは二八で細めの麺。チビチビと食べると、つゆの味が強くて食べづらいので、豪快に箸でとってズズズっとすすって丁度良いくらいです。写真のそばを五口で食べ切るぐらいの勢いで食べてみると、何とも言えない美味しさに。「そばってこんなに美味しかったっけ!?」 もう一皿食べたいぐらいでした。これだと同じ値段を払うなら、下手な具つきのメニューを頼むよりも『もり』の大盛りを注文した方がいいかもしれません。

・食後のお茶うけ。揚げそばと豆。揚げそばは砂糖がまぶしてあり、かりんとうのような食感で、なかなか美味しいです。レジでおみやげ用に袋詰めが売られていました。
・メニューには「当店では一度に茹でる量は最大三人分です」などと注意書きが書かれているので、客の多いときには待たされるようです。混みそうな時間を外して行った方が無難かもしれません。
・何故だか、店にはどこにも店名の表示が無くこれを知るのに苦労しました。後日インターネットでいろいろ検索してやっと判明。一瞬、もしかして『名無しの店』なのかと思ったり。同名の店が札幌にもあるので、こちらはその支店なのようです。
・「オススメはもりそばです」 本来、そば屋はこうあるべきだということを気付かされたお店でした。

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【本】医療技術の最前線

2008年06月29日 22時07分16秒 | 読書記録2008
医療技術の最前線 生命を救う技術、苦痛を除く技術, 永井明, 講談社ブルーバックス B-1060, 1995年
・医者から作家へ転身し『ぼくが医者をやめた理由』などを書いた著者による、日進月歩の医療技術についてのレポート。『医療技術』と一口にいってもその範囲はとても広いが、ここでは工学の技術による最新の治療装置の紹介が中心となっている。老人医療、精神病、薬学などなど、具体的なモノが見えにくい分野については触れられていない。
・とっぱじめの章のMRIについての著者オリジナルの説明がケッサクです。専門外の文献を一生懸命解読し、理解しようとした苦労が窺えます。しかし一度やって懲りたのか、以降の章は無難な教科書的説明に終始しています。そのせいか全体に内容が薄く感じられ、少々物足りない印象を受けます。
・「医療行為の第一義は人の命を救うことなわけだから、医療技術の進歩は、基本的には歓迎すべきなのだと思う。だがなぜか、最近ここしばらくの医療技術の進歩に対し、ぼくは気持ちの上で奇妙なひっかかりを感じてしまうのである。」p.13
・「■医療技術の最前線■もくじ■
プロローグ――高度救命救急センター 5
I 新しい診断法が病気を見つける 19
 1 MRI(磁気共鳴影像法)――磁気で人体をのぞく 20
 2 心エコー診断法(カラー・ドプラー法)――超音波で心臓を見る 27
 3 DNAフィンガープリント――「DNA鑑定」は正しいか? 34
 4 テレパソロジー(遠隔病理診断システム)――離れた場所から病気を診断 42
II 最新治療で不治の病はなくなるか 51
 1 PTCA(経皮経管的冠動脈形成術)――風船で心臓の血管を広げる 52
 2 ラパコレ(腹腔鏡下胆嚢摘出術)――開腹手術はいらなくなるか 59
 3 体外衝撃波結石破砕術――体内にできた石を体外から砕く 67
 4 レーザー治療――アザをレーザーで消す 75
 5 光線力学的ガン診断治療装置――レーザーでガンを殺す 82
 6 顕微受精――人工授精の最先端 89
 7 高圧酸素治療装置――酵素の中に入ると病気が治る? 98
 8 ガンマユニット――脳腫瘍を攻撃するガンマ線ビーム  105
 9 重粒子線ガン治療装置(HIMAC)――新世代の放射線治療法 113
III ここまで進んだ人工器官  121
 1 人工皮膚――火傷の治療がパワーアップ 122
 2 人工関節――リウマチ患者の救世主 129
 3 人工肛門(ストーマ)――直腸ガン患者を日常生活に復帰させたもの 135
 4 人工内耳――電気信号で音を「聴く」 142
 5 人工水晶体――白内障の治療に威力を発揮 149
 6 人工赤血球――夢の人工血液は可能か? 156
エピローグ――ガンの疼痛コントロール 163
」p.14
・「以下、悪戦苦闘の末読み解いた、ぼく流のMRIの原理である。  ぼくたちのからだの中にある水素原子のプロトン(陽子)は、ふつうてんでんばらばらの方向を向いている。それが、強い磁場の中に入ると、プロトンたちはいっせいにその磁場の方向を向き、コマのような首振り運動(スピン)をはじめる。  「前へならえ! 頭ぐるぐるまわせ!」  これは、プロトンが磁石のような性質をもっているためだ。  そこにさらに、特定周波数の電磁場をかけると、プロトンは電磁波のエネルギーを吸収し、さらに激しくスピンしながら、ふたたびいっせいにある特定の方向を向く。  「右向け右! さらに強くまわせ!」  そんな状態にしておいて、今度はパチンと電磁波を切る。すると、プロトンは吸収した電磁波エネルギーを放出しながら、もとの状態に戻ろうとする。  「ふたたび、前へならえ!」  だが、正常な組織と病巣部分では、このエネルギー放出スピードが異なっている。つまり、放出される電磁波の強さが違っているため、みんないっせいに、「前へならえ!」とはいかないのである。  MRIというのは、その(MR信号)差異をキャッチし、コンピュータで処理、画像化してやろうというものだ。  わかりましたか? 少々不安が残るが、話を進めよう。」p.22
・「ここまで、新しいガンの治療法についてもいくつかリポートしてきた。そして、先端医療技術を駆使することにより、従来ならただ手をこまねいているしかなかったガン患者を生還させることも可能だということがわかった。喜ばしいことだと思う。だが同時に、それらがオールマイティでないこともまた、確認できた。ある限定された条件のもとで、「うまくいくこともありうる」というのが、取材を終えての実感だ。」p.163
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今週の細々したこと 2008.6.22(日)~6.28(土)

2008年06月28日 22時25分22秒 | 日記2005-10
皆様こんばんは。ギョーザとシューマイの違いを今週知ったぴかりんです。→「中国の北方で誕生し,主に皮を食べるのを目的にしたのがギョーザ。南方で誕生し,肉を食べるために皮で包んだのがシウマイで,皮はシウマイの方がずっと薄い」 え?? 常識?!

●6/22(日)
・室蘭新道工事終了?
 しばらく通行の邪魔だった室蘭新道の鉄のフェンスが取り払われた。工事が終ったのだろうか。しかし、掲示では工事は11月までとなっていたような気が。次は反対側の工事が始まるのかな?

・デジカメ入院
 ここのところ調子の悪くピントの合わないデジカメ(IXY DIGITAL 910IS)を、ついに家電修理専門店へ持ってった。引き渡す際、店員が何やら分厚いファイルを調べだしたかと思うと、「こちらのデジカメですと修理基本料金は9千xxx円になりますが…」とのこと。「高っ!!」 すかさず保証書を差し出すと、9千いくらは払わずに済みました。修理専門店の相場がこんなに高いものだと知ってビックリ。

●6/23(月)
・タコライスの裏切り
 いつもの某食堂にて期間限定メニューの『タコライス』を注文。食べてみると、タコがひとつも入ってません。だまされた……
?タコライス タコスの具である挽肉・チーズ・レタス・トマトを米飯の上に載せた沖縄料理。辛みをつけたサルサ(スペイン語で「ソース」の意)を乗せて食べる。

・たまには1stVnも
 室蘭市民オケ練習にて、コンマスが来ていなかったので代理コンマス。曲はベト1。室蘭ではずっと2nd Vnなので、たまに1stを弾くと新鮮。

●6/24(火)
・パソコンレスキュー
 職場にて、パソコンがうまく動かず朝から半日悩んで困り果てている所にたまたま通りかかり、パッと直してあげたところ、ちょっとした神様気分を味わった。

・久々の発泡酒
 ここしばらくビールしか買っていなかったので、たまには飲んでみるかと発泡酒を購入。その他、ビールモドキではいろんな目新しい銘柄が出ているが、飲む気になれず全然手を出してない。少しは開拓してみようかな。

●6/25(水)
・今時のお笑い番組
 新人がいろいろ出てきているらしいし、たまには気分を変えて見てみよう、と録画していたお笑い番組を、帰宅後ビール片手に鑑賞。若手中心のお笑い芸人が次から次へと登場し、短い時間の中で芸を披露する形式。テレビの中の人たちはバカウケで笑いっぱなしですが、こちらは一つも笑えませんでした。唯一笑ったのは今田耕司の司会だけ。すっかり世間に置いていかれてる気分です。感覚がずれているというよりも、単に芸人に対する予備知識・先入観・予測の有無が影響している感じ。

●6/26(木)
・燃料電池バス試乗
 「地球環境を考えよう!!」という企画の一環で、大学に燃料電池の乗用車が2台(ホンダFCX、トヨタFCHV)とバスが1台(トヨタ/日野 FCHV-BUS)やってきて、デモが行われました。これを興味津々でちょっと覗きに。会場には学生を中心に50名以上は集まっていました。
燃料電池車に水素を補給する『水素ステーション』の、トラックに積み込まれた実物を前に説明を聞いた後、燃料電池バスに乗ってみました。文短前を通過するルートで近所を一周。外見からは通常のガソリン車とそう違いは感じないのですが、乗り心地はやはり静かで加速も力強いです。そしてゴムタイヤで電気モーター駆動なので、札幌の地下鉄が思い起こされます。「もし宝くじが当たったら是非購入してください!」と説明係の方が冗談を飛ばしてましたが、「……ただし、おつりは出ませんが」とのこと。まだまだ数億の高い買い物らしい。今のところ、普通免許があれば運転できるというものでもないらしく、運転手は専門の講習を受けているそうです。しかし、もう技術がここまで来ていれば、実用化までは時間の問題でしょう。

●6/27(金)
・早起き
 ここしばらく毎朝起きるのがつらかったが、久々に早めにスッキリと目が覚めた。その代わり、昼が眠い。。。

●6/28(土)
・デジカメ復帰
 先日修理に出したデジカメが戻ってきた。修理代金1050円ナリ。実際は修理代というよりもメーカーへの橋渡しの手数料ですが。

・復調
 今週は回復傾向。
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【論】Wang,2007,Improved centroids estimation for ~

2008年06月28日 08時06分30秒 | 論文記録
Sijian Wang and Ji Zhu
Improved centroids estimation for the nearest shrunken centroid classifier
Bioinformatics 2007 23(8):972-979
[PDF][WebSite]

・サンプルクラス分け法のNSCを改良した、ALP-NSCとAHP-NSCの二方法を提案する。
・データ
0.人工データ
1.Leukemia [Golub]
2.SRBCT [Kahn]
3.NCI-60 [Dudoit]
・比較法
1.NSC (Nearest shrunken centroid)
2.NSC-Ada (NSC with adaptive thresholds)
3.ALP-NSC (Adaptive L-norm penalized NSC)
4.AHP-NSC (Adaptive hierarchically penalized NSC)
・評価法
1.Cross-validation (10-fold, 8-fold)
2.Random split、100回繰り返し

・NSCとは「The NSC uses ‘shrunken’ centroids as prototypes for each class and identifies subsets of genes that best characterize each class.
・概要「In this article, we re-derive the NSC method as a LASSO regression on gene expression profiles. This re-interpretation allows us to notice that the L1-norm penalty used by NSC may not be the most effective way in analyzing microarray data.(中略)Enlightened by these observations, we consider two different penalty functions different from the L1-norm penalty to make use of natural grouping information within the data.
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【演】札幌フィルハーモニー管弦楽団 第42回定期演奏会

2008年06月27日 22時08分21秒 | 演奏記録
第1235回 トヨタコミュニティーコンサート
札幌フィルハーモニー管弦楽団 第42回定期演奏会
~アメリカ・ロシア、20世紀を飾る名曲との出会い~
2008.6.1(日)13:30開演, 札幌コンサートホール "Kitara"大ホール, 入場料 前売1500円・当日2000円
指揮 田中昌樹, ピアノ独奏 東誠三, パート 1st Violin

♪モーツァルト 歌劇「後宮からの逃走」序曲
♪ガーシュイン ラプソディ・イン・ブルー
♪ラフマニノフ 交響曲 第2番 ホ短調

・前回札フィルの演奏会に手伝いに行ったのは1998年のトヨタコミュニティーコンサートでした。この時が私にとってのキタラデビュー。それから10年経ち久々の札フィル参加。今回も偶然トヨタのコンサートです。
・弦楽器のエキストラはあちこちでお見かけするプロ奏者が中心のスゴイ面子。「これは大船に乗った気持で、お任せできる」などとノンキに言えたらいいのですが、さすがにそういう訳にもいかず、ちょっとでも手伝いになるように必死にさらいました。当日のリハ後も『食べ歩き』は封印しステージで居残り練習。始めはたくさんいた団員達も一人減り二人減り、最後に残ったのは私とピアノソリストだけでした。
・開場ギリギリまで粘って弾いた後は、急いでロビーで腹ごしらえ。窓ガラスの向こう側には、開場を待つお客さんの行列が見えます。
●逃走:余計なことを考える間もなく、あっという間に終了。とにかく出だしでテンポをつかめるかどうかが心配でしたが、自然な滑り出し。途中一ヶ所、弓を写し間違っていたことに気づく。本番中にこれに気づくのはいろんな意味でヘコみます。また、静かな間奏部分で足を出す痛恨のミス。集中力がイマイチ。
●ラプソディ・イン・ブルー:練習中に再三「まじめすぎ!」と指揮者より指摘がありましたが、一部管楽器が気を吐いていたものの、全体としては本番もそのまま "折り目正しい" 演奏だったと思います。ピアノは卒の無い演奏でしたが、淡白で、ほとんど強い印象を受けることなく終ってしまいました。弾ききったと同時に派手にブラボーはかかりましたが、ピアノアンコールとして同曲を途中からもう一度演奏する手筈であったにもかかわらず、拍手は途絶えてしまいアンコールは無しに。これはちょっと残念。このような場合はオケはステージ上で拍手をし続ける、などの打ち合わせまでしておくべきでした。
・先日の同じKitaraでの演奏会(西区オケ定演)に続いて今回も "異音" に悩まされました。場内が静まりかえったカデンツァ部分でも異音が鳴り続け、奏者も聴衆もかなり集中を削がれてしまったと思います。途中からは「これはパーカッションの一つだ」とムリヤリ思い込もうとしましたが、やはり無理。どんな事情であるにせよ、静寂を保てる状態に無いお客さんの場合は、たとえチケットを購入していたとしても入場を断るしか、今の所手立てが無いのではないかと思います。難しい問題ですが、何らかの対策が必要。
●ラフ2:自身、演奏は二度目。前回はVaだったのでVn1は初見。難易度が高く、かつ巨大な曲のため、力配分は9割をこちらに割く体勢で臨みました。
・1楽章:本番直前のリハで何度か返した、Allegroに入った直後のVnメロディのルバート部分は快心の一体感、とまではいきませんでしたが何とか許容範囲には収まったのではないでしょうか。
・2楽章:途中のVn丸裸部分は、「もうどうにでもなれー!」と半ばヤケクソで突き進む。恐怖のフレーズを、××が縮み上がるような思いで必死で弾いている中、ふと客席へ目をやると幸せそうに休まれている方が多数。オケの悲鳴が子守歌とはなんともシュールな光景。本番前に「付けなきゃ」と思っていたミュートを見事に忘れるミス。ミュート無しで何食わぬ顔で演奏。
・3楽章:ゆったりした楽章ですが、片時も指揮者とコンマスから目を離すことは出来ません。コンマスは所々、半分後ろを振り向きつつオケをリード。今回は最後尾の席だったので、ロクに楽譜を見る間もなく、ズレないように必死でついていきました。「指揮者というものは弦の最後尾に向かって棒を振るものだ(前の方は無視)」と某指揮者が言っていたように、最後尾は決してズレてはいけない重要なポジションです。美しいメロディを堪能でき、満足。
・4楽章:残る力を振り絞って、最後のお祭り騒ぎ。技術的にズバ抜けて難しい楽章です。努力の甲斐あって弓の上下はほとんど合ってたと思いますが、細かい部分までは消化できず、演奏不能個所がいくつか。それでも何故だか妙に気分が高揚し、ついには「今のオレに弾けない曲はない!! 矢でも鉄砲でも持ってこーい!」という空でも飛べそうな気分に。練習中は常に冷静で "熱" をあまり感じさせなかった指揮者も、ここへ来てさすがに力が入る瞬間が。弾き終えたときにはぶっ倒れそうになりました。
・全体として、曲の大枠をガッチリと固める音楽作りだったので、大曲・難曲ながら不安感なく弾き通せました。ただ、「ファジィでOK」の言葉のようにあまり細かい部分までは拘らなかったので、いくらか大味な演奏だったかもしれません。特に、『fp』の指示のような音量が急激に変わる部分がいくつかあり、これは個人的にはバッチリキメたいところだったのですが、ほとんど演奏の勢いに押し流されてしまう格好に。
・メインが大曲のため、アンコールは無し。
・終演後、演奏では貢献できなかった分を少しでも償おうと、ステージの片付けでは鬼の働き。Kitaraの大ホールはどこに何をしまうか、もうほとんど覚えてしまっています。しかし、重いベース椅子を片手に1台ずつ、2台同時の移動はさすがに無理があった。
・今回は、室蘭でわりとヘビーな演奏会をこなした翌日だったということで、どう考えても無茶な日程でした。おかげで大事な練習に参加できなかったり、集中力を欠いたり、アチコチ迷惑をかけまくり、この点反省しなければなりません。だいたい10日に1回ペースで演奏会をこなしているので、なかなか万全の体制を整えるのは難しいのですが。
・客数約1200名[目測]:正面は二階席まで8割の入り、3階席と両サイドはパラパラというところ。来年の定期でラフ2を弾くとあって、西区オケ関係者が指揮者をはじめ、たくさん聴きに来ていました。その中の某氏の感想は、「(ラフ2は)聴いてる方も疲れる!」、「Vnの後列が鳴りすぎ!!」 そりゃぁ~強力メンバーが揃ってましたから。私はおとなし~くしてたのですけど。 「モリモリ弾いてたね」の言葉もありましたが気のせいですよ。気のせい。
(*´∀`*) フフフ
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【食】みさち食堂 [いろいろ@室蘭]

2008年06月27日 08時08分11秒 | 外食記録2008
みさち食堂 [いろいろ@室蘭][Yahoo!グルメ]
2008.6.7(土)11:35入店(初)
注文 お弁当 500円

 
・室蘭の住宅街の線路をまたいでかかる寿橋を海方向を向いて渡り、二つ目の信号を右折し、100mほど進んだ左手にあります。交通量のそう多くない道路沿いで目立たない立地なので、ほとんど地元の人しか知らない店だと思います。
 
・店内はテーブル2卓と、カウンター8席とあまり広くはありません。しかし、客席の面積に対して厨房はかなり広く、スタッフ4~5名でなにやら忙しく仕込みをしていました。どうやら出前の準備をしているようです。

・メニューは丼物、ラーメン、そば、などなど。最高額がカツ丼の650円と低めの価格設定です。いろいろおかずが入ってそうなお弁当(500円)を注文。注文するとあっという間に出てきました。おかずは(出前用に?)既に盛り付けられていて、ご飯だけ盛って出てきた感じです。
 
・お弁当は中が四分割されたお重で出てきます。四分の一がご飯で残りがおかず。
  
・おかずは、肉と野菜の煮物、酢豚、カマボコとピーマンの天ぷら、カレーコロッケ、卵焼き、カレイのフライ、モヤシほかの和え物、たくあんなどなど。500円にしてはかなりのボリュームです。食べているときは気がつかなかったのですが、こうして写真で見るとカマボコ大活躍。

 
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【本】トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇

2008年06月26日 22時03分09秒 | 読書記録2008
トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇, トルストイ (訳)中村白葉, 岩波文庫 赤619-1, 1932年
(Чем люди живы?, Толстой, 1881)

・トルストイが見聞きしたロシアに伝わる民話などを編み直した物。どれも平易で、宗教的・道徳的内容が濃く、『信ずる者は救われる』という筋書き。『人はなんで生きるか』、『火を粗末にすると――消せなくなる』、『愛のあるところに神あり』、『ろうそく』、『二老人』の五篇収録。
・「「『親はなくとも子はそだつ、が、神がなくては生きてゆけぬ』ということを言いますが、ほんによく言ったものでございますね。」」p.42
・「神さまがおっしゃるには――『行け、そしてその母親から魂を取れ、そしたら三つの言葉がわかるだろう――人間の中にあるものは何か、人間に与えられていないものは何か、人間はなんで生きるか、この三つのことがわかるだろう。そしてそれがわかったら、天へもどってくるがいい』」p.46
・「一ばん大切な条文はな、君、ひとつだよ――神さまを忘れてはならないということだ、」p.66
・「「口惜しいって!? そんなこたねえよ、とっつぁん! この世の中じゃ罪のほかにゃなにも口惜しがることはねえだ。魂より大切なもな何もねえだでな」」p.140

うゆう【烏有】(「烏(いずくんぞ)有らんや」の意)何もないこと。皆無。烏有に=帰す[=属す] すっかりなくなる。特に、火災で滅びる。
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▲閉店【食】旬処 天馬 [居酒屋@伊達]

2008年06月25日 22時03分26秒 | 外食記録2008
▲閉店 後に「三代目」がオープン [2022.6.23記]
旬処 天馬(しゅんどころ てんま)[居酒屋@伊達][Yahoo!グルメ]
2008.6.2(月)18:30入店(初)
注文 ビールとつまみいろいろ

 
・伊達の街外れにある、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな民家に近い建物です。伊達中心部から海際の火力発電所方面へ向かう道路沿い。JRの線路をまたぐ踏み切りを越えて、200mほど進んだ左手。
  
・店内には玄関で外靴を脱いで入ります。アットホームな雰囲気。テーブル5卓と、小さなカウンターが4席とあまり広くはありません。壁には有名人のサイン色紙が10枚以上飾られていました。これは期待できるかも。

・ビール(480円)とお通し。お通しは二種。一つは写真の長いも。このように丁寧に細かくすれば風味がこんなに変わるとはびっくり。実家で出てくるものとは大違いです。もう一皿は山菜。見た目は普通でしたが、ビン詰めとは違ってシャキシャキしていました。

・漬け物。「料理が出来るまで、ちょっとこれ食べててください」と出てきました。カブが甘くて美味。

・たこしゃぶ(800円) 今回のメインディッシュ。こちらの店は店主さんが漁師とのことで新鮮な海産物がウリのようです。「こちらは捕ってすぐ凍らせたものです」とタコの足の薄切りが出てきました。「なぁんだ、冷凍かぁ…」とちょっとテンションが下がったのですが、一枚食べると、そんな気持ちは吹き飛ぶ衝撃を受けました。もともとタコ好きではありましたが、こんなにタコが美味しい物だったとは。。。 歯ごたえ、舌への絡みつき加減が絶妙。鍋に通す時間が秒単位で違うだけで、歯ごたえがいろいろと変化します。最初はしゃぶしゃぶらしくポン酢をつけて食べていたのですが、途中からはそんなものをつけなくても鍋のコンブダシとタコの風味だけの方が美味しいことに気がつき、鍋から直食い。また、タコだけでなく脇役の野菜やキノコも非常に美味しかったです。厳選した素材だけを使っている感じです。たったの800円でこれだけ幸せな思いが出来るとは。室蘭からだとちょっと遠いですが通いたくなる気になります。

・焼餃子(400円) 注文時に「どの料理が美味しいですか?」と聞いたら、こちらをすすめてもらいました。余計なつなぎの入らない、生肉ギョウザ。ニラの風味が効いていて家庭的な味で、じんわりくる美味しさです。

・牧家のカチョカヴァロチーズとズワイ蟹のカリカリ揚げ(680円) しっかり蟹入り、チーズは濃厚。熱々のときはもちろんですが、冷めても尚、また別な味で美味しい。

・雑炊(380円) こんな美味しいダシ汁を雑炊にしない訳にはいきません。一度鍋を引っ込めて、出来上がった状態でまた出てきます。予想に違わぬ美味しさ。店によっては、煮詰まってアクの混じったコテコテな残り汁のこともありますが、こちらの汁は各素材の美味しい成分だけを抽出したような澄んだ味です。ハー。あまりの美味しさにため息。メニューには ”一人前” とありますが、結構な量あります。つい、食べ過ぎてしまい、帰りはお腹が苦しくなってしまいました。

・豚精(360円) なかなか出てこず、「すいませ~ん・・・」と店のおばちゃんに確認してみると、「あ!? 串でしたよね?? すいませーん!!」とどうやら忘れられていた模様。この日は全てのテーブルが埋まり、スタッフ三名ではいっぱいいっぱいのようでした。出てきた豚串はカラシつきの室蘭仕様。ギュッと噛むと、味がジュワッとしみ出す美味しい肉でした。これで一本120円とは驚きです。待った甲斐があった。。。

・シメのお茶。大満足。ごちそうさまでした。
・料理の方はちょっと時間をかけて室蘭から食べにいく価値は十分にあり、価格を考え合わせても今年のベスト3に十分入るくらいのものでした。しかし、とっても親切にもてなしてはくれるのですが、人手が足りずにきめ細かな接客とはいかない部分と、隣のテーブルのお客さんと背中同士があたりそうな状態で、落ち着いて食事をする雰囲気ではない点がちょっとマイナスです。
・妙に高い価格と数量限定のチャップ(二本610円)が気になります。また来ることがあったら注文したい一品。

  
  
  
 
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転機

2008年06月24日 22時10分13秒 | 日記2005-10
 本日の研究打ち合わせにて、この日提出した計算結果を受け、ここまでの結果をまとめて小さな論文を投稿することに。残り時間が限られているために、とにかく早く論文を出すための処置。

 ひと山越えた。

 ひざの力が抜ける感覚。

 ここからは作文との戦い。しんどいことに変わりはないが、今まではどこに続くかわからぬトンネルを掘り進む作業だったのに対して、この先は彼方に見える山頂目指してひたすらよじ登る作業。気分的にはかなり違う。

「ここまでの結果にもうちょっと足せば二本目なんてすぐ書ける」
「もしかして、これで "特許" とれるんじゃない?」
などと、すでに気の早い話が。特許でウハウハになったらどうしよう、などと要らぬ心配してみたり。

 近頃の不調っぷりに多くの方に心配かけてしまいましたが、よい方向に向かっておりますのでご安心を。とりあえず本日は、コインランドリー待ち時間に行ったスーパーの惣菜コーナーでゲットした売れ残りの半額タコ焼きをつまみに一人乾杯です。

カンパ~イ!
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【食】案山子 [和食@伊達]

2008年06月23日 22時02分06秒 | 外食記録2008
案山子(かかし)[和食@伊達][Yahoo!グルメ]
2008.6.1(日)18:15入店(初)
注文 上のせカツ丼 1000円


・伊達の海岸沿いを走る裏通り沿い。グルメ街道の外れ。国道37号線から見て、『翁』や『一福』の並びになります。この辺りはそば屋の密集地帯。
 
・店内はイス席2卓、座敷2卓、カウンター5席。

・こちらのメニューはそばがメインですが、今回はカツ丼を注文。別皿と上のせの二種類あります。味噌汁、サラダ、たくあん付き。

・カツの肉質、厚み、揚げ方、タレの味付けなど、どれをとっても、このような大衆的な店で出てくる典型的なイメージのカツ丼です。
 
・味噌汁とサラダ。
・札幌の中心部ならいざ知らず、このような田舎では「これで千円は高いなぁ…」という感想です。
・支払い時に、集めると料理が一品ただになるサービス券がもらえます。
・こちらの料理とは関係ありませんが、そばのテーブルのお客さんの会話が耳に入ってきてドキドキしてしまいました。「吉兆(問題を起こした料亭)なんて、かわいいもんだよ! オレが前いた○×なんて、△を■して、また客に……」 こ、怖い。

  
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