ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

今週の細々したこと 2009.10.25(日)~10.31(土)

2009年10月31日 22時04分48秒 | 日記2005-10
皆様こんばんは。おそらくは今頃フランスで楽しく過ごしているであろうぴかりんです。

●10/25(日)
【演】室蘭ジュニアオーケストラ 第17回定期演奏会
 インフルエンザの影響で本番当日になって出られなくなったメンバーが数名出たが、どうにか演奏会を乗り切った。来年度は主力メンバーが抜けるため、今回と同様の形で演奏会を開催できるかどうか危うい状況です。

【演】たきもと151年感謝祭 弦楽オーケストラ演奏会
 N氏のお声がけにより、登別温泉の巨大ホテル『第一滝本館』での演奏会に参加。エルムオケのメンバーほかの混成メンバー、弦楽五部10名+打楽器1名の編成で、ポピュラー曲を中心に9曲演奏。リハーサルはほとんど無しにもかかわらず、皆さん弾ける方なので本番でのアンサンブルは以心伝心飛び交って自由自在。このままいつまでも弾いていたい感じで、その空気が伝わるのか、お客さんもノリノリで会場が一体になって楽しめた演奏会でした。おまけにホテルのバイキングと温泉まで堪能させていただき満足・満腹。今回は『ワルツィング・キャット』のオイシイ『犬』役を断ってしまったが、断らずにやっとくべきだったかなとちょっと心残り。日頃から『吠える』練習しておかないと。
  
 演奏会の模様は、下記ブログにもアップされています。
★野村聡のヴァイオリン万歳!: たきもと演奏会⑭ (登別温泉第一滝本館)ファイナルコンサート
http://elm-m.blog.ocn.ne.jp/violin/2009/10/post_bb2c.html

・音楽の本質
 上記、温泉コンサートで弾いてみて感じた事。楽器演奏を漫才に例えて考えると、その稽古ではいかに台本通り、打ち合わせ通りに演じられるかに心血を注ぐものと思われるが、本番の舞台において、「台本通りにできる」ことと「客の笑いをとれる」ことは別次元の話。普段の自らの演奏を顧みると、「台本(楽譜)通りに演奏できた」かどうかが主に問題とされ、「笑いをとれたか」という所まではとても気が回らないのが現状。その点温泉コンサートでは、客席は『大ウケ』でその反応を見てまたこちらもどんどん乗ってくるという相乗効果を体験したことから、普段から疑問を感じることなく実践している『楽譜通り弾く』ことは手段であって目的ではない事に気づかされた。「客が ”大爆笑” できる演奏を目指す」などと書くと誤解を招きそうだが、この日の演奏会がきっかけで「音楽を演奏する事」に対する意識がちょっと変わったというお話。

・思わぬ邂逅
 時間が無くて読めなかった新聞は全て取り溜め、後で時間がある時に改めて読む習慣があるのですが、この日手に取ったのは2007年8月30日付の新聞。すると知人が地方欄にわりと大きく載っていてちょっとびっくりしました。最後に会ったのは約1年前の人物と2年前の新聞でお目にかかるという少々ややこしい再会。

●10/26(月)
【練】メール・ミステリー@室蘭オケ
 室蘭オケの某氏よりメール着信。「本日練習遅れます」とのことで「了解です」と返信。しかしいざ練習へ着いてみると某氏は既におり、「今日は、早く来れたんですね?」と聞くと、「『了解です』って何のこと?」逆に聞き返された。「あれ?? だって『遅刻する』って……」と、なんだか話が通じませんでしたが、某氏は何もメールなど送っておらず「了解です」メールが突然届いて意味不明だったとのこと。自分の携帯を確認してみると、その「遅れます」メールの日付は10/10……でも確かにあの時新着メールが……??? 何をどう勘違いしたのか未だ不明。ボケボケな自分がちょっと恐ろしくなった一件。

・旅行の準備 ~耳栓
 旅行に耳栓を持っていこうと思い、「確か、昔、買ったはず……」と自宅の机を漁ってみたが出てこない。代わりに出てきたのは、数年間日の目を見ず、その存在を忘れ去られていたガラクタたち。中にはロシアのお札とか、扱いに困る物も。そのまま机の引出し大掃除に突入しそうになるところ思いとどまる。結局耳栓は行方不明。

●10/27(火)
・ウィルキンソンジンジャエール
 
 いただき物のちょっと変わった飲料を飲んでみた。一般に広く飲まれるジンジャーエールとは違った刺激的な味。口の中がピリピリと。これぞジンジャー!? 過去、某店で口にしたものと似てる、というかそれそのものかもしれません。本来、炭酸で割ったり、お酒のカクテルに使われるようですが、たまに刺激が欲しい時にはストレートでグビっといくと良いかも。

●10/28(水)
・旅行の準備 ~荷造り
 それほど手間もかからず作業完了。中型トランクとリュックに余裕で収まった。

●10/29(木)
【旅】フランス旅行 1日目
   
 室蘭発→新千歳空港で同行者2名と合流→空路韓国へ→インチョン空港にて更に同行者2名と合流し総勢5名に→空港そばのホテル泊

●10/30(金)
【旅】フランス旅行 2日目
   
 韓国(インチョン空港)発。空路パリへ→パリよりアルスへ電車を乗り継ぎ移動→アルスのホテル泊

●10/31(土)
【旅】フランス旅行 3日目
   
 フランスの片田舎、アルスにて教会などを見学し一日過ごす→アルスのホテル泊

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【PR】ぴかりん出演予定演奏会チラシ集
 

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【写】入江運動公園(室蘭)前編

2009年10月31日 08時04分23秒 | 撮影記録2009
●入江運動公園(室蘭)前編 撮影日 2009.6.3(水) [Yahoo!地図]
 
・こちらはJR室蘭駅そばの港湾部に位置する入江運動公園。写真の建物は園内に設置されたプールです。
 
・プール前の広場の片隅には彫刻作品が。こちらは『翔(しょう)』(本田明二)。親子をモチーフにした像?
 
・『黎(れい)』(米坂ヒデノリ)。先が緩く曲がった五本の棒は手のひらの指のようにも見えますが、正体不明。
 
・入江陸上競技場の全景。
 
・こちらではサッカーJリーグの試合なんかもよく行なわれています。競技場の向こうには日鋼の敷地に立つ風車が。
  
・周りを見渡すと、地面の紋様や街頭などが結構凝った造りをしています。
 
・水飲み場やベンチも、どことなく "アート" な雰囲気。
 
・かなりの広さがある芝生広場。上から見下ろした図が過去の記事に。

・プールの建物前にあった『測量の碑』。
 
・『煌(こう)』(國松明日香)。
 
・園内の小道の十字路に案内板と供に立つ『煥(かん)』(高橋昭五郎)。

・『歓(かん)』(砂澤ビッキ)

・『溶(よう)』(高橋昭一)
 
・『焔(えん)』(板津邦夫)
 
・公園の正面入口? 『室蘭市 入江運動公園』と彫られた大きな石が置かれており、そこからつづく幅広の道に、上に載せた作品が点々と立っています。

・入口向かって右にある大きなサッカーボール。これも作品の一つ?
(後編に続く)

[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
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【食】さっぽろオータムフェスト2009 [いろいろ@札幌]

2009年10月30日 22時03分51秒 | 外食記録2009
さっぽろオータムフェスト2009(Sapporo Autumn Fest 2009)[いろいろ@札幌][HomePage]
2009.9.21(月)13:40入店(2回目)
注文 いろいろ

・札幌の大通公園を会場にして行なわれる北海道の食の祭典、第2回目。昨年に引き続き、食べに行ってきました。
 
・まずまっさきに向かったのは、7丁目会場のビールBAR。『アサヒ北の職人 長熟(500円)』ゲット。昨年の反省を活かし、今回は車を家に置いて万全の体勢で臨みました。公園の芝生に腰を落ち着けた時にはもう半分以上減っていた。
 
・次に向かったのはステーキコーナー。昨年食べ損ねて、非常に残念な思いをしましたが、今回もまたステーキがあって良かった。。。列に並びながら、調理の様子を見ていると、肉をカットする包丁が何の抵抗もなく、スッスッと肉の表面を撫でていきます。ゴクリ……

・石狩ヒルズステーキ(700円):夢にまで見たステーキ! ついにご対面。
  
・目測200g・厚さ15mm、歯応えサクサクの肉は想像以上の代物。ソースの味も良い。「700円でこんな肉が食べれていいのだろうか?」 店で食べると普通に3000円くらいはしそうな感じ。この一品だけで、今回大通公園を訪れた甲斐がありました。この安っぽい容器もいい味だしています。付け合せのキムチ付き。
   
・コロッケ(各200円?):カボチャ、ジャガバターなど計三点を食す。どれも美味しいが、栗山産カボチャの甘味がたまらない、カボチャコロッケが頭一つリード。
   
・会場変わって6丁目にて、かけそば(『ごまそば八雲』温・小・300円)と野菜スープ(?円)を購入。そばは何の変哲もなく、あえて同会場で味わうメリット無し。角切りの野菜がコロコロと入ったスープは雰囲気は良いが、味加減がやや大雑把に感じられる。

・やや時間を空けて、夕暮れ時に再訪。昼時よりも混雑は緩和されていました。
  
・6丁目会場にてホットワイン(『スペイン居酒屋 エル・パライソ』赤・500円)なるものを初めて試す。赤ワインを熱することで味も香りもグロテスクになり、率直に言って「飲めたもんじゃない!」という味。初めて飲んだのでハッキリしたことは言えませんが、熱を加えるワインには向き・不向きがあるのにもかかわらず、テキトーな安ワインを温めてるだけじゃないかという感じです。ここでちょっと調べてみると、温めたワインに砂糖や香料を入れて飲み易くするのが一般的な "ホットワイン" らしい。。。『スペイン居酒屋 エル・パライソ』→「危険店リスト」へ追加。
   
・「何か甘い物はないか」と見つけたチョコパフェ(『リストランテ ゼンゼロ』・500円)。「これで500円とは、イイ商売してらっしゃいますね」とボヤキたくなるような一品。「そこのキレイなオネーさーーん! ピザいかがー!? ちょっと寄ってってーー!!」と声を張り上げての品のない呼び込み。ちょっと会場の雰囲気にはそぐわないように思います。『リストランテ ゼンゼロ』→「危険店リスト」へ追加。
  
・『Paula MALBEC 2008 MENDOZA ARGENTINA』(『「さっぽろタパス」スタンディング・バー』・赤ワイン・500円):カウンターの向こうのお姉さんに「赤、辛口、ガツンとくるやつ」の希望を伝えて出てきたワイン。まさに希望通りの上質で的確なワインが出てきました。ただガツンとくるだけにおつまみ無しではチトきつい飲み口。もうちょっと軽めの物にしておけばよかった。
 
・羊肉とズッキーニの煮込み(『「さっぽろタパス」スタンディング・バー』・?円):「素材そのままの味を味わってほしい」ということなのか、かなり薄味。酒のお供にはやや物足りなく感じますが、料理自体はかなり上質。パンはお店の方のご好意によるサービス(感謝!)。
・前回から通して『7丁目会場 北海道のお酒と酒肴』の料理はほとんど外れが無い印象ですが、そこを一歩出ると、目をひくのは『「さっぽろタパス」スタンディング・バー』くらい。イベントのメインと言ってもいい『5丁目会場 北海道の・ご当地グルメ&ラーメン祭り』は昨年の経験より、全く無視。パンフレットの写真を見ると、各料理、去年とは実物に近い物になっており、改善の跡が見られます。おそらく昨年の実物とは似ても似つかぬ写真にクレームが多かったのでしょう。また、7丁目にて、他の客が手にする料理を観察していると、ナンの付いたカレーがよく目につき、気になる一品でした。
・お祭のドサクサに紛れてあこぎな商売をしてる店も混じっているように感じられますが、一定の基準に達しない料理を出す店には改善を申し入れるか、退場してもらうなどの措置ができないものかと思います。それが無理なら出店する店の事前の選定は慎重にお願いしたい。
・来年はレジャーシート持参で。

[Ricoh GX200]
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【写】札幌芸術の森(札幌)後編

2009年10月30日 08時03分12秒 | 撮影記録2009
●札幌芸術の森(札幌)後編 撮影日 2009.5.24(日) [札幌芸術の森][Yahoo!地図]
・演奏会前の公園散策の続き。

・芸術の森入口付近の橋の上より。池の向こうに見えるのはクラフト工房。
 
・園内を奥に進むと、『芸術の森美術館』が見えてきます。たいていの催し物(美術展)はこちらで行なわれます。
 
・美術館の向かいの芝生には石のオブジェが設置されています。
 
・いつも美術館に出入りするだけで、こちらは素通りで気に留めたことがありませんでした。こんな物があったとは。
  
・さらに芝生の奥には川にかかる吊り橋が。これを渡ると『関口雄揮記念美術館』の裏へ抜けるようです。こんな抜け道があったとは露知らず。
 
・橋の下を流れるのは真駒内川。川岸では一部、巨大な岩壁が露出しています。

・橋の向こうまでは行かずに途中で引き返す。

・美術館前の池。
 
・建物の中庭には、見慣れぬ白い布切れが。これは『Vertical Landscape』(山田良)という美術作品でした。
 
・風にそよぐツヤツヤした半透明の白い布。
 
・不思議な空間です。
 
・美術館前からの眺め。
 
・美術館の裏までぐるっと周ってみる。この辺りは未知の領域。建物の裏にはひっそりと澱んだ池がありました。
 
・更に、見たことのない裏口発見。札幌私立大学の方へ抜ける道です。
  
・散策を終えて坂の上のアートホールへ戻る。この石段の登りは意外ときつい。

[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
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▲閉店【食】ヨーガニックスープカレー ヴェロニカ [カレー@札幌]

2009年10月29日 22時02分42秒 | 外食記録2009
▲閉店 店舗はオシャレな雰囲気のカフェか何かに入れ替わっていた [2011.8.23記]
ヨーガニックスープカレー ヴェロニカ(yoganic soup curry VERONICA)[カレー@札幌][HomePage][グルメウォーカー北海道]
2009.9.20(日)19:10入店(初)
注文 タイレッドカレー(チキン) 980円

 
・札幌宮の森を走る環状線沿いのセイコーマート脇から盤渓へ抜ける坂道沿い、峠の上にあるスープカレー店。とんでもない場所にあるので前々から気になっていたお店です。駐車場から眼下に見える札幌の夜景を撮ってみるが、ブレてしまってダメ。
   
・店内は夜景の見える窓際のカウンター席6席にイス席2卓。夜景とはいってもチラリと見えるのみで、それほどスゴイという訳でもありません。紹介サイトでその店名に「オーガニック」の記述が見られますが、正しくは「ヨーガニック」のようです。「オーガニックとヨーガの2つの要素を取り入れた『ヨーガニックスープカレー』を是非お召し上がりください。」ホームページより。

・メニューの決め方は、まずは4種類のスープから好みのものを選び、次に具材を選びます。はじめは『タイグリーンカレー』にしようかと思ったのですが、店の主の「かなり辛いですよ……」の言葉にビビって、「タイカレー初心者にオススメ」という『タイレッドカレー』に変更。店の主人が一人で切り盛りしていて時間がかかるらしく、20分以上やや待たされた後にカレーが登場。
   
・『レッドカレー』とは言ってもココナツミルクが入っているので白みがかった黄色のスープです。スープを口にすると、"辛味" というよりも "苦味" に近い味。辛味耐性は平均的と思われる自分にとって、美味しく食べられるギリギリの辛さでした。『グリーンカレー』は恐らく無理かと思われます。具は、パリッと焼けた大きなチキンに、カボチャ、ブロッコリー、オクラ、ニンジンなどがゴロゴロ。
 
・黒米を混ぜてあるのでアズキ色をしたご飯と、好みで入れる刻んだ唐辛子の激辛スパイス。
 
・プラーナスープカレー(ポーク)1050円:同席の某氏注文の品。トマトベースの標準的な味のスープ。途中でココナツミルクを足してもらい、風味は更にマイルドに。具の角煮風の豚はしっかりした味付けで、かなり美味。

  
[Ricoh GX200]
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いってきます

2009年10月29日 12時03分20秒 | 日記2005-10
ただいま新千歳空港です。
これからちょっとフランスに行ってきます。
来週金曜(11/6)昼に帰国予定。
もし向こうにネット環境があれば携帯や職場のメールは読めますが、全く期待できず、連絡不可となる公算大です。
ブログの方は『予約投稿機能』によりしばらく更新が続くようにしてありますので、引き続きお楽しみ下さい。

では。
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【写】札幌芸術の森(札幌)前編

2009年10月29日 08時20分54秒 | 撮影記録2009
●札幌芸術の森(札幌)前編 撮影日 2009.5.24(日) [札幌芸術の森][Yahoo!地図]
 
・こちらの建物は札幌芸術の森の坂の上にあるアートホール。この日行なわれた札幌市民オーケストラのアトリエコンサートの会場です。開演前の空き時間にしばし付近を散策。

・レストランやギャラリーなどが入った芸術の森センター内にあった不思議なオブジェ。
 
・バス停のあるセンター前の広場。

・周辺案内図。

・センターが野外美術館への入口になっています。
 
・石垣の向こうには野外展示されているオブジェがチラリと見えます。芸術の森には何度も来ていますが、野外美術館にはまだ入った事がありません。

・芸術の森センターと広場の中央に立つ不思議な塔。
  
・野外美術館との間を隔てる石の壁と水の流れ。
 
・石畳の坂道を下る。
 
・木々の向こうに時折野外美術館の作品が見えます。
  
・階段のそばには水路が涼しげな音をたてています。
 
・工芸館の建物。
 
・下の広場に到着。
 
・芸術の森の入口には大きな池があります。池の向こうに見えるのは、陶工房やガラス工房の建物。
  
・池の中にもオブジェが設置されており、白いオブジェは時間と供にゆっくりと回転。

・池の全景。
(後編へ続く)

[Canon EOS 50D + EF-S18-200IS]
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【食】らーめんと中華の店 こばりん [ラーメン@札幌]

2009年10月28日 22時00分13秒 | 外食記録2009
らーめんと中華の店 こばりん [ラーメン@札幌][グルメウォーカー北海道]
2009.9.20(日)12:35入店(2回目)
注文 中華飯 680円

  
・札幌の南区から支笏湖方面へ抜ける国道453号線沿い、石山陸橋より郊外へ進むこと約3kmの地点にあるラーメン店。このネーミングは店主が「小林さん」だったりするのかな?? この日は大型連休中につき、支笏湖方向の道路は大渋滞でした。

・気安い食堂の雰囲気でこぢんまりとした店内はカウンター2席、イス席3卓、こあがり2卓。ちょうどご飯時の真っ只中で、お客さんで賑わっていました。

・メニューはラーメンのほか一品料理もいろいろ。ご飯物を食べたい気分だったので中華丼を注文。こちらを訪れるのは二度目のことですが、前回は何を食べたか、そしてどんな味だったかの記憶は無く、少なくとも悪い印象は残っていません。
   
・混み合っているにもかかわらず、予想に反して3分ほどであっという間に出てきました。考えてみると、予め一人前の野菜を切り分けて準備してあれば、それを炒めて、あんを作って、ご飯を盛ってかけるだけなので、ゆでる時間が不要な分、かえってラーメンよりも早く出来るようです。具はもやし、白菜、ニンジン、キクラゲ、タケノコ、豚肉、エビ、うずら卵など。熱々で野菜がシャキシャキしています。ご飯のおかずと考えると、あんにもう一段のコクがほしいところ。
 
・なかなか良い味の中華風スープとたくわん。

 
[Ricoh GX200]
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【写】室蘭工業大学桜並木(室蘭)

2009年10月28日 08時01分24秒 | 撮影記録2009
●室蘭工業大学桜並木(室蘭) 撮影日 2009.5.22(金) [Yahoo!地図]
 
・こちらは室蘭工業大学の正門そばのセブンイレブンの向かい側。この場所から山奥の学生寮の方向に向かって約500mに渡って桜の木が植えられており、例年その沿道はピンク色に染まります。
  
・寮方向へ進む。既に散った花も多く、花びらが道の脇に溜まっています。
 
・この日は雨模様だったため、片手に傘をさしながらのコンデジ(Canon IXY DIGITAL 910IS)による撮影。
 
・花のアップ。露出調整せずそのまま撮っていたので暗くなってしまった。
  
・パレット(大学生協)前を通過。
 
・学食前より、鷲別方向[左]と寮方向[右]。
  
・総合研究棟前より。
   
・桜の木には「サトザクラ」のプレートがかかっています。
 
・表の通りから大学構内へ。図書館の前にも桜が植えられています。
  
・こちらの木には「ヤエザクラ」のプレートが。しかし呼び方が違うだけで木は同じ。
 
・図書館前の開学25周年記念広場。
 
・桜の季節もこれにて終了。

[Canon IXY DIGITAL 910IS]
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【本】内村鑑三

2009年10月27日 22時00分15秒 | 読書記録2009
内村鑑三, 鈴木範久, 岩波新書(黄版)287, 1984年
・内村鑑三の生涯とその思想の変遷について。単なる事実の羅列ではなく、その前後関係の "流れ" が見える書き方で著者の豊富な知識とその力量が覗える。鑑三は思いのほか札幌と縁が深かった事を知り、親近感が湧いた。
・「鑑三という人間は「忠君愛国」や「富国強兵」への出来高を尺度に人間をはかることに、もっとも疑問を抱き、信仰の立場から、それとは正反対の人間観を強く唱えた人である。現代社会は、産業界のみならず広く教育などの分野にまで、あいかわらず根強い成績主義、行為主義が幅をきかせ、強まっている。鑑三の思想が、今日ほど痛切に要求される時代はない。」p.ii
・「鑑三の名前の由来については、三たび自己を鑑みる意味で父宜之が名づけたといれている。あるいはまた、中国の唐書魏徴伝に出てくる三鑑、すなわち人の心身を正しくする鏡と歴史の鏡と人の鏡との三つの鑑にちなむことかもしれない。」p.6
・「鑑三が、後年「先生はなぜ帝大にはいらなかったのですか」との質問に応じて「金がなかったからさ」と呵々大笑しながら答えた話が伝えられている。」p.14
・「クラークが遺したものの一つに禁酒禁煙の誓約があるが、この方は鑑三も入学直後に署名している。それは東京で結んだ立行社の約束となんら矛盾するものでもなかったからである。しかし、キリスト教への入信には頑強に抵抗した。異国の教えであるキリスト教に入ることは、日本への裏切行為になると思われたのだった。  その鑑三もついに同年12月、クラークの遺した「イエスを信ずる者の誓約」に署名し、キリスト教に入信することになった。鑑三が署名したのは、必ずしも、キリスト教の信仰にひかれるところがあったからではなかった。第一期生の手ごわい勧誘にあい、第二期生が太田稲造以下次々と署名したこと、とりわけ同室の親友宮部の署名が響いていた。」p.16
・「もしペンシルヴァニア大学に進むならば、医学と生物とを学び、医師になる道が開かれる。アマスト大学に進むばあいは、シーリー総長の指導のもとに伝道者となることである。鑑三は、この両者のいずれを選ぶべきか、迷いに迷った。」p.32
・「鑑三の経歴を見るとき、官軍に対して佐幕派の藩士の家に生れ、東京大学ではなく札幌農学校に進み、米国では、ハーヴァード大学でなくアマスト大学に学ぶコースをたどる。  ここには一つの共通点を見出すことができる。官軍、東京大学、ハーヴァード大学を陽とするならば、佐幕派、札幌農学校、アマスト大学は陰である。もちろん、後者といってもエリートであることに変りないが、それでも前者のコースが華やかな表の街道であることと対照すると、やはり暗い陰のある裏の街道である。前者のコースを悠々と行く能力を備えた鑑三が、その人生において、後者の道を歩み、またそれを選んだことは、他の陰を帯びて人生を歩む人間への共感を育てることになったのではないか。」p.36
・「アマストで学ぶようになってからも、心内の自己中心的傾向、つまり罪の克服をめぐる闘いは依然として継続していた。ところが、ある日、シーリーは鑑三に向かって、次のような言葉を投げかけた。  「内村、君は君のうちをのみ見るからいけない。君は君の外を見なければいけない。何故おのれに省みる事を止めて十字架の上に君の罪を贖いし給いしイエスを仰ぎみないのか。君の為す所は、小児が植木を鉢に植えてその成長を確かめんと欲して毎日その根を抜いて見ると同然である。何故にこれを神と日光とに委ね奉り、安心して君の成長を待たぬのか」(「クリスマス夜話=私の信仰の先生」)  この一言の示唆により、鑑三は回心を体験した。これまでわかりかけていたものが雲を払い、十字架のキリストの贖いの意味が、鑑三に明らかに示されたのだ。言いかえれば罪の克服ということは、人間の努力や道徳的な行為によるものでないことを覚らせられたのである。  この回心の体験は、鑑三の心の世界を一転して明るくした。5月26日の日記には「小鳥、草花、太陽、大気、――なんと美しく、輝かしく、かぐわしいことか!」との歓喜の目でみた自然の讃歌がみられる。」p.36
・「キリスト教はよいが、アメリカのキリスト教は駄目だ、というのが、宗教ショックを味わった鑑三の結論である。  キリスト教文明が、もはや頂点をすぎ、腐臭さえ漂わせている米国にいる間に、鑑三の新しい夢は、これからまだ造形を待つ素材のような日本に注がれた。」p.39
・「鑑三が、アマスト時代、その墓碑銘のためとして、愛用の聖書に書きとめた、あの有名な英文の言葉を掲げよう。
 I for Japan; 自分は日本の為に
 Japan for the World; 日本は世界の為に
 The World for Christ; 世界はキリストの為に
 And All for God. 凡ては神の為に
」p.40
・「これらをみても、鑑三は、その英文欄を通じて、日本社会の不義不正、とりわけ、藩閥政府や上流社会、貴族、高官、金持、軍人などの私利私慾に筆誅を加え、社会の弱者の立場で発言していることがわかる。前半生の辛い体験を通じてようやく内面化されたキリスト教的価値体系にもとづく、人間観、世界観、国家観が、そのまま適用されたものだ。いわば思想の応用篇である。時代の支配的な人間観である単なる「富国強兵」的人間観への挑戦であった。」p.85
・「志賀真太郎の一生は、この晩年こそ仏の道に進んだが、若き日に出あった鑑三の教えにのっとって生きた一生といってよい。このように鑑三に傾倒した地方の出身者には、地域の文化、教育、福祉に尽くす一方、やがて産を失ないこの世的には没落していく人々がおおい。いわば「内村くずれ」である。この世の目には恵まれない一生をたどるのだが、「後世への最大遺物」で語られたように、それぞれ高尚な生涯を歩んだのだ。」p.106
・「こうしてみると、鑑三の「無」は、仏教思想でいう「無」に近いものである。ただの否定としての「無」でなく、対象を相対化し、究極的には、より高い次元での肯定を意味する「無」である。  鑑三の無教会主義キリスト教は、西洋のキリスト教を相対化の目でとらえたキリスト教であるといってよい。相対化といっても、決して、外側から一つの宗教としてつき放して見るのでなく、キリスト教の内側にとどまりながら主体的に相対化したものだ。」p.117
・「洗礼が望まれるときには夕立の雨でもよく、正餐にあずかりたいなら、野に出てそこに実っているブドウの汁でもよい、というのが、鑑三のサクラメントに対する基本的な考え方である。  『基督教徒の慰』では、教会についても、それは、人の手で作られた白壁や赤瓦のうちにあるだけではなく、自然そのものが神の家とされている。」p.118
・「要するに鑑三のいう無教会は、直接、聖書に参入したことにより、西洋のキリスト教のみを唯一のあり方とみるのに対し、そこから人工的な聖職者制、教職者の資格、礼典、建物などの制度、儀礼を取りはずそうとしたものである。教会から人工的要素の除去をはかる自然的な教会観である。」p.118
・「余は日露非会戦論者であるばかりでない。戦争絶対的廃止論者である。戦争は人を殺すことである。そうして人を殺すことは大罪悪である。そうして大罪悪を犯して個人も国家も永久に利益を収め得ようはずはない。
   *  *  *  *
 世には戦争の利益を説く者がある。然り、余も一時はかかる愚を唱えた者である。しかしながら今に至ってその愚の極なりしを表白する。戦争の利益はその害毒を贖うに足りない。戦争の利益は強盗の利益である。これは盗みし者の一時の利益であって(もしこれをしも利益と称するを得ば)、彼と盗まれし者との永久の不利益である。盗みし者の道徳はこれが為に堕落し、その結果として彼はついに彼が剣を抜いて盗み得しものよりも数層倍のものを以て彼の罪悪を償わざるを得ざるに至る。もし世に大愚の極と称すべきものがあれば、それは剣を以て国運の進歩を計らんとすることである。
」p.134
・「鑑三の後半生に展開された最大の運動は、1918(大正7)年に開始される再臨運動である。」p.172
・「戦争に狂奔するヨーロッパ諸国のキリスト教にあいそをつかせたのとは対照的に、このころよりにわかに鑑三は、日本の法然や親鸞の信仰に親しみをみせる。」p.173
・「日本の浄土系信仰への接近とあわせ、この大正初期の鑑三に顕著に目立ち始める思想は「近代人」への批判である。「近代人」を鑑三は、このように定義している。  「近代人は自己中心の人である、自己の発達、自己の修養、自己の実現と、自己、自己、自己、何事も自己である」(「近代人」)  鑑三は「近代人」を、自我は発達しているが自己中心の人とみる。」p.174
・「それまでの鑑三の思想との相違は、次のようにまとめられるかもしれない。  鑑三は、それまでも神に導かれない人間の行為により、現世が改められ、平和がもたらされるとは、もちろん考えなかった。  従来は神に導かれた人間により、もしかすると、現世が改められ、平和がもたらされるという、栄光を見ることができるのではないかと思っていたのだ。ここで神の栄光をあらわす人間は、たとえ神の器として働いたにすぎなくても、その人に栄光のあらわれたことは認める立場だ。  ところが、再臨の思想では、いかなる人間でも、現世では神の栄光を、結局はあらわすことのできる存在とはみなされない。したがって人間は、どれほど信仰の厚い人でも一片の栄光すらあらわすものでなくなる。鑑三の達した第三の段階とはこの段階である。  この段階のもたらした思想こそ、人間を、それが現世的行為はいうまでもなく、信仰的な行為であっても、その多寡によって価値をつけない思想である。行為主義の否定の徹底である。鑑三の再臨進行は、聖書の見方や、講演の内容、運動の進め方に、やや批判される余地もあるにはあったが、行為主義を徹底的に否定した人間観のうえでは、その生涯でもっとも高くて深いところに達したものといえよう。」p.180
・「その思想を特徴づける最大の要因は、やはり、若き日に誓った二つのJ(イエスと日本)への献身である。このために鑑三は、ただの愛国主義者でもなければ、西欧的なキリスト教信徒でもなかった。西欧のキリスト教に対しては、それを相対化する目を「日本」からえた。愛国心に対しては「イエス」の目で、これを浄化してとらえた。」p.203
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