ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】札幌市民オーケストラ 第33回定期演奏会

2007年09月30日 22時04分51秒 | 演奏記録
札幌市民オーケストラ 第33回定期演奏会
2007.9.29(土)18:30開演, 札幌コンサートホールKitara大ホール, 入場料一般1000円
指揮 中山耕一, パート Viola

ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」op.9
ワグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
フランク 交響曲 ニ短調
アンコール フォーレ パヴァーヌ

・リハーサル開始前、少し時間があるのでコーヒーでも飲もうと自販機に硬貨を投入。これがカップ式の自販機で、ボタンを押してから「そういえばブラックにしなければ」と気づきあれこれボタン操作をしてみるが努力もむなしく、砂糖とクリーム入りのコーヒーが出来上がり。
・リハーサルも終盤に差し掛かるころ、「室蘭○○××の車の方、ランプ付いてま~す」とアナウンスが。オレじゃん! あわてて消しに走る。そういえば会場に着いて探し物するときに暗かったので室内ランプつけたんだっけ。ヘッドライトではなかったので大事には至らず。写真は、その暗かったキタラ地下駐車場。一般客は利用できず、入場できる人間はかなり限られる場所です。ホールに戻り、席に戻るための間が開くまで少し客席から演奏を聴きました(ベルリオーズ終結部)。自分が混じっているオケの音を客席から聴くことは滅多に無いのでとても新鮮です。やはり、弾いている場所から聴くのとは違って、イメージよりも全体的に音がモヤモヤしている印象でした。この分だとスタッカート部分なんかは相当、鋭く・短く・揃えて弾かないと楽譜どおりの音を出すのは難しそうです。
・その後、今度は聴きに来ると言っていた母からメールが。
SOS 財布忘れた 金貸して
なにやっとんじゃ。ていうか、財布もないのにどうやって来たの??(→バスカードだけ持っていた) おっちょこちょいなのはさすが親子?
・当日のスケジュール表では『板つき』になっていたので、本番前にまたさらおうと楽譜をステージに残していたら、時間になっても誰もステージに出ず、楽譜は取り残されてしまいました。失敗。
・ベルリオーズ:無難に終了。
・ワグナー:冒頭、ミスると個人特定できてしまうような最弱音でのチェロのフレーズ、怖かったです。弾いている側からすると、前奏曲は、その響きにジーンときてしまいました。しかし聴いている側からすると眠かったかもしれませんが。。。しかし#5個でこのリズムはカンベンしていただきたい[写真]。曲間のチェロバスの譜めくり&ミュート装着音はやっぱり気になりました。
・フランク:楽譜はまだ1ページ目のところで、パシッ! という音とともにG線がゆるんでしまいました。どうも今日はついていない。曲が進行する中、目立たぬようにちょこちょこチューニング。結局2楽章開始前の休みで、やっと復帰できました。2楽章中間部のVnの難所は無事通過。それにしてもこの曲は長いです。3楽章までしかないのが救いで、これが4楽章まであったらと思うとそら恐ろしい。終盤は集中が切れてしまったのか、休符が待ちきれずだらりと音が出てしまうような個所もあり。最終音の残響がきれいでした。
・パヴァーヌ:冒頭のフルートがきれいだった。
・通常、メインに難しい曲を演奏する時は前半は負担の軽い曲を選んだりと、曲の難易度のバランスを考えて選曲することが多いのですが、今回は三曲とも重く、大変でした。自分を含め、「他のパートがよく聴こえない」という声をいくつか耳にしましたが、楽譜を追うのに必死だったせいもあるかもしれません。そんな訳で、今回は演奏の感想も言葉少な。代わりに各曲のビオラ難フレーズの楽譜の写真でごまかします。
・客数700名[目測]:正面2階席まで8割の入り、左右パラパラ。
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【本】高円寺純情商店街

2007年09月29日 22時00分46秒 | 読書記録2007
高円寺純情商店街, ねじめ正一, 新潮文庫 ね-1-1(4845), 1992年
・昭和30年代後半(?)の、とある商店街の日常。江州屋乾物店の一人息子である正一の眼を通した風景。六編収録。直木賞受賞作。この小説のおかげで高円寺の商店街が名前を『純情商店街』に変えたとのこと。
・ホッと肩の力が抜けるような、気楽に読める小説。『少年H』とかぶる印象。
・著者はテレビで見知った顔の人物でしたが、小説を書く人だとは知りませんでした。考えてみると職業不詳の人物でした。
・「かつを節にカビはつきものだ。かつを節でもいいものにはピンク色のきれいなカビが生え、あまりよくないものには黒っぽいカビが生えている。カビがきれいなほど、かつを節も上質なのである。見てきれいなだけでなく、いいかつを節のカビは店に出す前に布巾でこするとスムーズに取れるが、悪いかつを節のカビはこすってもこすってもこびりついたようになっていて取れにくい。カビと長い時間つき合っていると、カビがかつを節のカラダを守っている皮膚のように感じられてくるのが不思議だった。こうなると面倒くさいはずのカビがいとおしくなってきて、カビがかつを節の健康のバロメーターのように思えてくる。カビが生えないかつを節は信用できない気がしてくる。ひと箱五十本のかつを節を全部調べ終えるころには、この世で好きのものは何ですかと質問されたら「カビです」と答えたくなる気分に正一はなっていた。」p.24
・「乾物屋の蝿取紙はなんだか拭き忘れたお尻のウンコみたいだし、わざわざ自分のところでバイキンを飼っているのを宣伝しているみたいだ。色からして茶色くて汚らしい。そう考えるといつも気持ちがどんどん暗くみじめになってくる。」p.51
・「ばあさんが正一に言ったとおり、六月は乾物屋の地獄だ。  氷砂糖がガチガチにくっついてガラス瓶の口から取り出せなくなり、するめの反りが激しくなり、卵は腐りやすくなり、煮干しは湿気を含んで鱗が光って見え、かんぴょうの漂白のにおいがきつくなる。かつを節機で花かつをを削ってもふわりと落ちず、粉かつをは嵩が減る。椎茸は傘の裏のヒダヒダが立って柔らかい毛がそよぐような感じになり、海苔の赤みが増し、反対に青海苔は黒ずんでくる。」p.64
・「それだけではない。父親がいちばん我慢できないのは、客が落とす金額の小ささだった。「百円のものを売っても、一万円のものを売る店と同じに "いらっしゃいませ" "ありがとうございます" だ。冗談じゃない。百円の麩ひと袋でウチに入るのは十五円、店の電気代やら乾燥剤やらの経費を差っ引いたら十円しか残らない。え、正一、十円だぞ。今時乞食だってたった十円じゃあいい顔はしないだろうよ」」p.127
・「「消防車がきたらまずいことでもあるの」  「そりゃ、まずいさ」  父親が即座に言った。  「消防車に放水でもされてみろ。ウチの雨戸なんかひとたまりもなくぶっ飛ばされて、店の品物が全部ダメになるじゃないか」  「火事で恐いのは火だけじゃないのよ。ウチみたいな商売じゃ、水だって恐いんだから」  「乾物屋とか呉服屋とか布団屋とかは、水がかかったら一巻の終わりっていう商売だからな」」p.212
・あとがきより「小説は、全身のコトバの筋肉を目いっぱい総動員しないと書けない。コトバの全身運動に、小説ほどいいものはないと思った。」p.220
・以下、解説(秋山駿)より「こういう描写の細部が光る。花かつをから粉かつをを作る手順(中学生の主人公の少年がそれをする)を述べたものだが、こんなことにはぜんぜん無智な私にも、その指先の感覚が、自分の身にも痛いように移ってくる。これが描写である。物語の情況説明や、ノンフィクションの記述とは違う。つまり、細部がそれ自身で生きているのだ。  近来の文芸誌小説=いわゆる純文学が見失ってしまったのが、この描写である。」p.235
・「日本の近代文学は、二葉亭四迷以来、なぜ「普通・平凡」を描く必要があるのかと問い、いかなる描写の手法を発揮すれば現実の真形に達するのかと懐疑し、夥しい苦労を重ねてきた。これが日本近代文学の正統の流れである。この小説の最初の二編における描写は、その正統な流れの末端に立っている。」p.237

?ルバシカ(ルパシカ)(ロシアrubaska)〈ルパーシカ〉ロシア民族衣装で男子が着用するブラウス風の上着、身頃は全体にゆったりとした型で、詰襟、前明きは左脇寄りで途中までボタン留めになり、襟や袖口などに刺繍(ししゅう)が施してある。
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室蘭―札幌新ルート開拓(苫小牧国道→樽前→支笏湖)

2007年09月28日 23時09分50秒 | 日記2005-10
錦岡樽前線が舗装された
という話を最近聞いたので、今日札幌へ向かう途中この道を通ってみました。
 その昔、この道を抜けると苫小牧市街を迂回できて早い、と聞いて一度だけ通ったことがあります。そのときはまだ砂利道で、道がグネグネしているので左右に滑って怖い! 油断すると路肩の深い溝に落ちてしまいそうです。確かに時間的に早いかもしれないけれど、あまりに運転に神経を使うので、その後敬遠していました。
 今回通ってみると、確かに舗装はされていて砂利よりは数段快適ですが、さすがに道幅は狭いまま。カーブの先から大型バスがヌッと現れたときはギョッとしました。バスは停車し、その脇をソロリソロリと通過。うっそうとした木々に囲まれて昼でも少し暗いような道で、自動車よりは自転車でのんびり走るほうが気持ちよさそうです。
 普段通る道へ合流したところで時計を見ると、確かに早い。これまでの苫小牧支笏湖線(直線道路)より15~20分は早そうです。平日昼の普通の混み具合で "ふつう" に走って、室蘭自宅から芸森までで2時間ぴったりでした。この調子でいくと、夜中の空いてるときだと札幌の街中から室蘭自宅まで2時間切れるかもしれません。いつもの道だと私の場合頑張っても2時間10分はかかります。
 室蘭―札幌間のルートは、大きく分けて中山峠を越えるルートと苫小牧を通るルートの二つで、そのバリエーションも考えるとけっこうたくさんあります。その中で、高速道路を除けば今回のルートが一番早そうな気がしますが、果たしてどうなるか今度試してみたいと思います。
 熊に出会うことなどありませんように。
~~~~~~~
 本番前日なので、平日なのに札幌市民オケ練習参加。今月、五つ目の本番です。この数になるとさすがに譜読みが追いつきません。ゴメンナサイ。しかも練習にもろくに出れてないので、本日は必死に楽譜を作り(弓つけ)つつ演奏。そんなアワアワした状態で弾いてたら一ヶ所派手に飛び出してしまい、
ピカリン君、そこ、一拍目感じてね
中山先生より名指しで注意されてしまいました。(*´∀`*)フフフ。明日の午前中が勝負。
 明日の本番、ネクタイは黒蝶? 白棒? よくわからんから両方持ってけ! そんなすさんだ生活もそろそろ限界。
 翌日の日曜には更につらい本番が。。。とりあえず目先の演奏会をがんばります。
~~~~~~~
 写真は実家の酒の肴。夕食ではありません。夕食はラーメンをきちんと食べました。写真を撮ろうとしたら、「ちょっとまて!!」の言葉の後、皿が増えました。母によると見栄えを良くしたいそうです。なんでこんなに出すんだと文句を言いつつ、ぺロリと完食してしまうから不思議。
 そういえば、今日は支笏湖畔を抜けたあたりで、車の窓にあたるとパチパチいう雪の一歩手前のようなものが降ってきてびっくりしました。もうすぐ雪の季節か。
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【鑑】無伴奏の世界 天満敦子 ヴァイオリンコンサート

2007年09月27日 22時11分10秒 | 鑑賞記録
室蘭市市民会館 オープン5周年記念
無伴奏の世界 天満敦子 ヴァイオリンコンサート
2007.9.26(水)18:30開演, 室蘭市市民会館ホール, 入場料 一般前売り2500円

1.J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番よりアダージョ
2.アイルランド民謡 ロンドンデリーの歌
3.イギリス民謡 グリーンスリーヴス
4.山本正美 ねむの木の子守唄
5.岡山県民謡・山田耕筰 中国地方の子守唄
6.J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番
♪ミニ・トーク
~ 休憩 ~
7.カタロニア民謡 鳥の歌
8.J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 シャコンヌ付
9.ポルムベスク 望郷のバラード
アンコール1.小林亜星 北の宿から
アンコール2.ドヴォルザーク ユーモレスク

・するべき仕事もせずにほったらかしで、演奏会なんぞ聴きに行っていいものかどうかしばし悩んだものの、結局行くことに。決断までの所要時間は約5分。いそいそと会場へ。会場周辺は路上駐車の車が目立ちました。かなり広い駐車場を備えているにもかかわらず、こんなに車がはみ出るとは客が多そうだと、会場に向かう足は自然と早まりました。
・会場につくと早速、当日券を購入。まだ券が残っていてひと安心。田舎の演奏会なので会場の係やお客さんも顔見知りばかり。券売担当のお姉さん(←)も、
あら! いらっしゃ~い♪ なんだ、前売り券買ってなかったの~!? 買っとけば安かったのに~! ではプレミア価格の三千円いただきます!
などと声をかけてくださるような状態。
 しかしその直後、通りかかった知人のTさんより「チケット余ってるよ」と声をかけられた。うわ~、今チケット買ったばっかり。どうしよう…… と、次の瞬間、券売のお姉さんに払い戻しの交渉開始。
えー!? まったくもー しょーがないなぁ~ 払い戻しの手数料とっちゃうぞ(笑)
とかなんとかブーブー言われつつ払い戻しに成功し、チケットをTさんよりいただいてしまいました(感謝!)。なんとも田舎を感じる風景です。
・室蘭市市民会館を建てなおし、再オープンしてから5周年の記念イベント。天満さんの演奏会は、過去札幌などでの演奏会のチラシをちょくちょく目にはしていましたが、実際に聴くのは今回が初めてです。ホールに入るとステージの上はまっさらでなんだか変な感じ[写真]。そうか、無伴奏だからピアノもいらないんだ、と納得。ステージセッティングは楽でよさそうです。
・無伴奏ソナタ1番より:演奏会が終わってから振り返ってみると、演奏会の一番の聴き所は、冒頭のこの曲だったと思います。愛器ストラディバリウスの頭部分を無造作につかみ片手で引っさげて登場。ちょちょいとチューニングした次の瞬間、弓を持った右手が大きく円を描いたかと思うと、こちらの心の準備もないうちに第一音へ突入。そこから先は会場内がそれまでとは一転して、まさに『無伴奏の世界』の空気になりました。心に響く曲と音。この音楽にはジーンときてしまいました。これが聴けただけで演奏会に来た甲斐あり。
・民謡他:2~5番目の曲はほとんど間をおかず一気に演奏。気のせいかどれもバッハの無伴奏曲のように聴こえてくる。それを意識した編曲なのか、それともヴァイオリンという楽器の特性なのか。
・無伴奏パルティータ3番:弓の毛を切る熱演。ちょっと粗さを感じる。細かく速い部分の音程の歪みが気になる。眠くて意識を半分失う。
・ミニトーク:当ホールの響きがお気に召したらしく、「ハッピーです」とのこと。自由席だったので前半はほぼ最後尾、後半は最前列に移動して聴きました。視覚的にも音響的にもどちらかと言うと前の方が好みです。聴いてる者としては、ホールの響きについては出す音そのままの "薄化粧" な響きで特に良くも悪くも感じません。広さは丁度よい感じ。他に、結婚して20年になる楽器のこと、無伴奏のこと、小林亜星氏のことなど、5分程度のお話。
・鳥の歌:ヴァイオリンで聴くとまた違った風情。
・パルティータ2番:途中から寝てしまいました。演奏後に会場からは讃美の軽いどよめきが。
・望郷のバラード:「天満敦子と言えばこの曲!」らしいのですが……先日の劉薇(リュウウェイ)さんの演奏会でも聴いたはずですが、どんな曲だったかすっかり忘れています。
・北の宿から:持つとよろけてしまいそうなデカい花束を客席から受け取った後(by Iちゃん)、何の前触れも無く、ものすごーく馴染みのあるメロディーが。お客さん大喜び。ストラディバリウスで演歌を奏でるのはこの人くらいでしょうか。
・ユーモレスク:遊び心あふれる演奏。
・両足を揃え、腰を支点にして上半身を振り子のように揺らしながら弾く独特の演奏スタイル。とにかく弓の毛を弦に向かってゴシゴシと、こすって、こすってまたこする。その姿が印象的でした。ヴァイオリニストとは毛を弦にこすりつける職業ナリ。たった一人でみっちり一時間半ほど弾きまくるのはかなり大変なことだと思います。
・客数約450名[目測]:ほぼ満席。音量が大きくない演奏会なので、客席のノイズがいつもより気になりました。いつも思うことではあるのだけれど、鞄や携帯につけている鈴はなんとかしていただきたい。それと暗い中で携帯を開くと、後ろからだととても目立ちます。演奏会終了後は、CD販売とサイン会コーナーには長蛇の列ができていました。
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【論】Michaud,2003,eXPatGen: generating dynamic exp~

2007年09月26日 22時05分17秒 | 論文記録
Dennis J. Michaud, Adam G. Marsh and Prasad S. Dhurjati
eXPatGen: generating dynamic expression patterns for the systematic evaluation of analytical methods
Bioinformatics Vol.19 no.9 2003 Pages 1140-1146
[PDF][Web Site]

・マイクロアレイデータの解析ツール "eXPatGen" の紹介。与えられたデータより、遺伝子間のネットワーク構造を生成する。Webブラウザを通して実行可能。
・データ:人工的に時系列のデータを生成
1.Example #1:5グループ、各5遺伝子
2.Example #2:10グループ、各10遺伝子
・比較法:Clustering、PCA

・eXPatGenとは「We have developed an on-line simulator, called eXPatGen, to generate dynamic gene expression patterns typical of microarray experiments. eXPatGen provides a quantitative network structure to represent key biological features, including the induction, repression, and cascade regulation of messenger RNA (mRNA).
・意義「The large number of methods of analysis and the lack of a standard data set with known network connenctions provided a strong motivation for the development of eXPatGen.
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三連休×2 終了 ~豪華客船見物

2007年09月25日 22時06分17秒 | 日記2005-10
 二週続いた土日月の三連休があっと言う間に終わってしまいました。六日間ともオケの練習・本番が入り、まわった団体は計五つ。ゆっくり休むなんて夢のまた夢、の休日でした。終わってみると、身体の方はもはや具合が良いのか悪いのかすら判然としない状態です。わからないなら良いという事にしておこう。
 近頃はブログの記事更新のカレンダーに、ちょこちょこ穴が開くようになりました。今までも忙しいとは思っていましたが、最近は更に自分の時間が無くなりつつあるということでしょうか。または、単に興味が薄れてきただけか、体調不良により頭が回らないだけか。毎日更新を続けていて、たまに更新しない日があると、何かあったのではと心配してくださる方が中にはいるのですが、この先気分によっては二、三日更新しないこともありえますので、あんまり気にしないでくださいマセ。きっと「酒に酔って更新忘れた」とかそんな下らない理由なので。
 写真は9/23(日)に室蘭に寄港した、いわゆる "豪華客船" の『サファイア・プリンセス』です。昼の室蘭オケの練習で話題に上ったので、練習後にちょっと見物に行ってみました。過去、豪華客船が来るたびにニュースなどで話には聞いていましたが、実際に見に行くのは初めてです。停泊している崎守ふ頭に向かう途中、白鳥大橋を渡る手前の対岸からでもすぐに目に付くデカさ。さらに近づいてみると、普段見慣れた風景の中に異様な建造物がそびえ立っていて異様な感じです。着いてみると港にはみやげ物屋などのテントがたって見物客で賑わっていました。それにしてもデカい。この小さな写真ではさっぱり伝わりませんが。船の窓の列を下から数えてみると10階以上はありそうです。10階建ての建物といえば、札幌駅そばのESTA(ビックカメラ)がそれくらいだったでしょうか。あのビルが海に浮かんで動いているのを想像してもらえれば、なんとなくその大きさが……なんて大雑把すぎて無理があるか。時刻は出航間際だったようで、乗船客を乗せて市内の観光に出ていた貸しきりバスが続々と戻ってきました。軽く10台を超える台数です。中に入ってみたかったけど、抽選に当らないと見学は無理。残念。ちょっとでいいから、乗ってみたいものです。
 と言いつつ、今の私だったら世界一周するなら船より飛行機を選択してしまうでしょうね。豪華客船に乗り込むには、まずは心の余裕が必要になりそうです。
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【本】怒らぬ若者たち

2007年09月23日 23時27分40秒 | 読書記録2007
怒らぬ若者たち, 森清, 講談社現代新書 566, 1980年
・生産現場(工場)で働く著者から見た、"イマドキの若者" 論。自ら勤務する工場、キック・ボクシングのジム、ポプコン(ポピュラーソングコンテスト)の会場、街の盛り場、禅道場などに若者をたずねて、そこで語り合った内容を基に構成されている。
・現在と置き換えて考えてみても、そう違和感の無い内容。
・「働いている日本青年の国際比較によるきわ立った不満が「労働時間や休暇」にあるという現実は、日本の若者たちが企業(職場)に囚われ過ぎていると感じていることのあらわれであると同時に、もうひとつのことが言える。日本の労働倫理は「働きすぎること」をよしとする。この既成の倫理と順応して働きながら、そのことに強い不満を抱いているために若者たちは内心焦ら立ち、その反動で無気力になってしまうのである。」p.11
・「「自分の時間をもっと持ちたい」という叫びが、この怒らぬ若者たちの内奥の声として私には聞こえてくる。あらためてことわっておくけれども、ここでいう<怒らぬ若者たち>は、<怒れぬ若者たち>ではない。怒りを押し殺しての<怒らぬ>若者なのである。」p.12
・「社会人になるためのモラトリアム、それが大学の四年間である。」p.24
・「青年たちが結婚を延期しようと考えるのは、相手を尊重しようとするからではなく、重い人生を生きようとせず、人生をできるだけ軽く生きたいと思うからなのではないか、と私は疑う。重荷を負うことで<経験>は深まるのに彼らは、と私ははがゆく思う。(中略)<自分らしさ>をつかんでから、あるいは35歳になってからでも結婚などはいいのだ。ただ、そうすれば君のそれからの苦労は倍加するし、もし子供をもうけるとすれば子供にとっても苦労が重なる。それだけは承知しておかないといけない。それがわかっての話なら、ゆっくりしたまえと、私は言いたい。」p.27
・「早婚願望の青年は、母と妻のふたつの役割を満たしてくれる女性を自分のものとして所有し、そのことによって仮象の<自分らしさ>を得られたと思いこむ。」p.29
・「結婚しようと思わないのも、結婚したいと願うのも、そのどちらもがそうすることで<自分らしく>なれるのではないかと考えてのことである。」p.30
・「これからこの本でも青年と若者の二語をおりまぜて使う。<若者>と呼んだ時は、若い人びとを<青年>と呼ぶ不幸から私が脱せられたか、あるいは脱出の希望をこめて書いていると察して頂きたい。」p.36
・「現代人は子供が生まれ、徐々に自分の子供を介して社会と関係を保つようになる。被保護者から保護者への意識変化がはじまる。」p.39
・「心理学でいうアンビバレンス(ambivalence)、両面価値のなかで生きているのが<怒らぬ若者たち>=現代青年のきわ立った特徴だといえる。」p.42
・「青年たちが、自らのアンビバレンスに気付き、その上で<自分らしさ>を築く努力をしながら、また、時には<ひき裂かれ>もするという、強いやさしさを生きる時、彼は若者となるのだ。」p.43
・「もっともY君にかぎらず、学生・社会人・家庭人としてのペルソナ以外の裸の顔は、なかなか見せないのが現代青年の特徴である。」p.60
・「人間社会の日常は、さまざまな雑事や目立たない仕事で構成されている。(中略)ところで雑用といっても、そのひとつひとつは意味を持ち、重要な仕事を積み重ねていく上での接ぎの役目を果たすものだ。仕事らしく見える仕事は、雑用としか見えない仕事に支援されていなければ、まとめあげることができない。職人社会での修行は雑用をこなすことを第一歩としていた。  仕事のベテランとは、雑用に埋もれてしまわず、雑用を負担と思わずにうまく処理して本来の仕事を成功させる人である。(中略)それでも、仕事のできるベテランは雑用の処理が上手で、すべてを部下に任せきりにはしない。それは、雑用と思われるような仕事にも大事なことがしばしばひそんでいるのを知っているからである。」p.69
・「語学力だけではない。営業マンが市場分析力を持つとか、経理マンが金融の専門家、あるいは国際経済に通暁しているというように、個別技術の他にひとつ別の技術を持たないと現代の組織では死せる専門家となってしまう。」p.84
・「八ヶ月という、日本の企業人としては大型のモラトリアムを体験したQ君は、休職していた会社に戻った。会社へそのまま戻っていいのだろうか、他にすることがあるのではないかと考えもしたが、ともあれ復帰した。「今までは逃げることばかりで、自分のやっていることを考えてみることは少なかった。これからは、そのあたりをきちっとしたいと思っています」」p.94
・「仕事は人間をおとなにする。しかし現代の仕事は、人間が成熟しておとなになるのを助けるのではなく、組織に従属させるために人間を老化させる働きをしてしまうのである。」p.108
・「人間にとって大事なものは何かと問われてフロイトは、「愛することと働くこと」と答えたといわれる。その「愛することと働くこと」の大事さを知り、その充実について悩むのが青春の大きな課業(task)である。」p.132
・「私は、たとえ自分の本心を偽ってでも、その時々の愛を生きるのが人間らしいと考える。人間は、もともと偽りの世界を生きているのだから。」p.137
・「しかし、自分と対峙することの少ない人間は、自己への厳しさも他人への思いやりも薄くしか持てない。人間の内側への旅が人間の洞察力と寛容を養ってくれるのだ。坐禅とは、普通の人たちには人間の内なるものへのトリップ(小旅行)なのだといえよう。」p.196
・「「からだを根源的にとり返す」とは、人間が人間らしくなるということである。  禅もまた同じ試みである。本当のラディカリズムは、身体を自分で取り戻すことからはじまるのだ。  若者たちよ、背をのばせ。」p.204
・「「問題は『男ざかりを一日八時間くだらないことについやす』そういうことのためにおとなになるとは、どういうことなのか?」(ポール・グッドマン」p.207
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やっぱりネタがない…

2007年09月22日 23時05分34秒 | 日記2005-10
 ブログのネタがありません。正確にいうと、ブログに載せるようなネタがありません。
 いや、ないこともなくなくなぁ~~い↑?

♪ぴかりんの今日一日
・7時に起きるつもりが11時起床。よく寝た。まだ多少体がダルい。
・冷蔵庫にうどん(生・二人前)があったので始末するために焼きうどん作成。+肉+長ネギ+焼肉のタレ+水少々。二人前はさすがに食いきれず残す。
・14時。室蘭ジュニアオケ練習へ。ここのところ土曜日は余所のオケへいってたのでひさびさの参加。未完成1、くるみ割行進曲、葦笛、悲しきワルツ、ピチカートポルカ、アイネク1。Timの工大生が苦戦。練習後は残って他オケの曲をさらう。
・18時頃。室蘭市民オケの練習会場へ移動。誰よりも早く会場に行き譜面台他を運び込む。(*´∀`*)ぴかりんご苦労様! 隣のスーパーへ晩飯の買い出しへ。当てにしていた、でかいカツサンドが売り切れ。仕方がないので中華まんを買って食べた。ひさびさに食べた懐かしい味。これちょっと皮が薄くない? それ以前にこれは "飯" ではない。
・18時半。室蘭市民オケの菊地先生指導による練習。曲はスヴェンセン2番、グリーグPcon。本日、弦楽器は(可動)団員全員出席(たぶん)。ほとんど入れ替えのない少人数で長いことやっていると、演奏になんとも言えないネットリしたものが出てくるものですね。これが室蘭味!? あちこち弾きに行ってるが他のオケでは無い感覚。
・22時頃帰宅。ビール飲みつつ、焼きうどんの余りを片づけ、ブログ原稿をちまちま打つ。


これぞ日記。しかし、公開するほどのものでもないよなぁ。
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山手線占い

2007年09月21日 22時11分53秒 | 日記2005-10
 ネタが無いときの占い頼み。ヘンな占いを見つけたのでご紹介。

山手線占い
http://www.web1week.com/tokyo/uranai/index.html

ぴかりん(1973年8月27日生)の場合。
~~~~~~~~~~
あなたの駅は 水曜日グループ
巣鴨
弁舌さわやかだが、とらえどころのなさNo.1


どんな性格?
人の心を開かせる豪快さと、慎重で繊細な面が同居する風変わりな人。口達者でプレゼンテーションなどが大得意。人に好かれるが、経験を知識に変えて蓄えていく知力があるので、ついつい損得勘定だけで物事を打算的に考えてしまいがちな面もある。学問が好きで、いったん興味のある本にハマると寝食を忘れて次々熱中することも。

恋愛の傾向
 恋愛遍歴を次々に人生のこやしにしていくタイプなので、年齢を重ねるほど失敗は減る。相手に合わせてノリのいい会話をするのでどこに行ってもモテモテだが、本来の性格は、一人の相手を長く愛し続けたいというタイプ。この駅の男はヒモ的体質を持つが、女性にとっては非常にありがたい「あげちん」である。

~~~~~~~~~~
(*´∀`*)ノ あげちーん!!

何とも渋い雰囲気の駅ですね。たぶん利用したことはありません。結果は思い当たることがあるようなないような。半々くらいでしょうか。それって結局当ってないってことか!?

<過去の心理テスト・占い結果>
2007.4.16 りゅうりゅうの精神年齢鑑定ver.4.0
2007.2.2 これはアメリカのゲームです。
2007.1.20 データでわかる辛口性格診断
2006.4.12 モテぢから★実力テスト
2005.12.7 性格テスト
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【論】Truntzer,2007,Importance of data structure in ~

2007年09月20日 11時26分57秒 | 論文記録
Caroline Truntzer, Catherine Mercier, Jacques Est?ve, Christian Gautier and Pascal Roy
Importance of data structure in comparing two dimension reduction methods for classification of microarray gene expression data
BMC Bioinformatics 2007, 8:90
[PDF]

・複数の指標に基づいたサンプルの識別法の提案。横軸にBGA(Between-Group Analysis)、縦軸にPCA(Principal Componets Analysis)の第一成分または第二成分をとったグラフを作る。
・予備実験として以下の三法を人工データを用いて性能比較
1.PLS(Partial Least Squares) + DA(Discriminant Analysis)
2.PCA + DA
3.BGA
・データ:いずれもBioconductor("R")のpackageより入手
1.DLBCL : 58 patients (32 "cured" and 26 "fatal/refractory"), 6149 genes [Shipp]
2.Prostate : 102 patients (50 without and 52 with tumor), 12625 genes [Singh]
3.ALL : 125 patients (24 with and 101 without Multi Drug Pesistance -MDR-), 12625 genes [Chiaretti]
4.Leukemia : 72 patients (25 Acute Lymphoblastic Leukemia -ALL- and 47 Acute Myeloide Leukemia -AML-), 7129 genes [Golub]
・提案した識別法のプログラムは"R"で実行可能

・概要「This study evaluates the influence of gene expression variance structure on the performance of methods that describe the relationship between gene expression levels and a given phenotype through projection of data onto discriminant axes.
・方法「To examine the structure of a dataset before analysis and preselect an a priori appropriate method for its analysis, we proposed a two-graph preliminary visualization tool: plotting patients on the Between-Group Analysis discriminant axis (x-axis) and on the first and the second within-group Principal Components Analysis component (y-axis), respectively.
・問題点「However, in microarray experiments, there are more variables (genes) than samples (patients); if not taken into account, this dimension problem leads to trivial results with no statistical identifiability or biological singinficance.
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