「今日のルルヴェの調子はどうですかン?」
すると、リナが1番、2番、5番と順番にルルヴェをして自分のバランスをチェックする。
「ん~、完璧ではないが安定してる…」
「2番はいいなぁ…」
「やっぱ、究極は5番だよね、ここでいいか悪いかが決まる…」
うん、ほぼ安定してるね、 だ。
グラン・プリエから順にバー・レッスンを進めて、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの終盤。
「ポワン・タンジュ・デリエールでカンブレして、一度トルソーを戻したらルティレ、もう一度カンブレ・デリエール、トルソーを戻してドゥミ・ポワント、アティチュード・デリエールでポゼ…、いい…?」
「…っし…」
おお、キレイにポゼが出来てる、バランスもいいわよぉ、アームスのポジシオンもいいね
「…っし…、停まっていられた… 」
左側はちょっとフラついたね。
それはねアン・オーのアームスの位置がちょいとズレてたからね、と手直しをして…。
バットマン・フォンデュ、バットマン・フラッペ、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールと進み、バーに脚をのっけてリンバリング
終盤、リナが両手バーでアラベスク・パンシェをするところは横についてサポート。
「右の肩、気を付けて…背中で脚を引っ張り上げる感じ…、そう…、そう…、いいよ…、はい、トルソーを前に…、倒していっていいよ……、ホラ、180度だ…」
そのあと一緒にスプリッツをしてカンブレ・アン・ナヴァン&デリエール、ポゼ。
ポゼしたあと、前側の脚の内側にトルソーを倒して床に張り付く形のストレッチをしたら(やってる本人は結構気持ちいいのよ、コレは…)、
「だぇ~~、キモチわりぃ~、何度見てもソレはきもちわりぃ~…」
「なに…っ」
「床に張り付いたままうごめいて移動する、妖怪だよ…」
うぅ~、これまで“踊るサイボーグ”とはよく言われたが、ついに“妖怪 ”になってしまった…
ふん、サイボーグだって経年劣化すれば化けるかも…って、関係ないか…。
バー・レッスンを終わってセンター・レッスン。
まずはアダージョから
カウントとディレクションを指示しながら一通り見本を見せる。
それから右側は一緒に動きながらコントロールのための指示を出す。
左側はリナが一人で動く様子を見ながら指示を出したり、注意をしたり…。
「うん、悪くないんだけどね…。プロムナードのときにアティチュードの脚もブレないし…。ただね、クロワゼとエファッセの方向の定め方が甘いんだよ…」
パとパとの繋ぎ目でのトルソーの向きや移動の方向など見本を見せながらアドバイスをする。
「…ん… 」
はい、もう一度。
そしてまた注意や手直しをして…。
はい、もう一度。
そう、良くなってきた、それなら動きがしっかり見える、よしよし
「よし、O.k。大分きちんと丁寧に出来るようになってきた……けど…ホントはアダージョきらいなんだよね…」
「…ぬふっ…」
バットマン・タンジュをしてグラン・バットマン。
「バランセ→バランセ→バランセ→プレパラシオン→トゥール・シェネ→シェネ→シェネ→トゥール・アン・ドゥオール」
と見本を見せる。
「…ん゛あ゛… ソレなに…っ」
ん…?トゥール・アン・ドゥオール、シェネをしたら次は後からの脚に重心が載った瞬間に先行の脚を引き上げるのよ、と説明しながら見本を見せる。
「…ん~…、っし…」
はい、音楽に合わせてどうぞ…
お、しっかり脚が上がってる、重心も安定してる、うん、うん、…あたっ、…ったぁ…、うん、そこはいい…。
「リナぁ…、バランセがぁ…」
「…はぇ…?」
「なぁ、トントコトン…トントコトン…ってキッズ・レヴェルのお遊戯ステップじゃんか、それじゃぁ…」
「どぅぁっはははは…」
「あのなぁ…。アームスを両方揃えて斜め後ろに下げないの!トルソーと首も傾げちゃダメ!東京音頭だよ、それじゃ…!」
「でぃひひひひ…」
「ほれ…っ、テーブルの真ん中でバストから上をテーブルの上に出して立ってるとするでしょ。そのテーブルの上でアームスを大~きく流すようにするの」
「お皿が右にグァ~ン、左にガラガラガラ…」
「……、ま、そ、そういうことだ…。トルソーは傾げるんじゃなくて捩じり上げるの、ツイスト…」
ほれ、一緒にやってごらん。
二人でならんで右に左にとバランセを繰り返す。
「うん、そう。それでいい。もういい加減にキッズ踊りは止めて下さいやし」
「けへへへへ…」
その後もプティ・ソテやアッサンブレなどのアンシェヌマンを練習して、最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・アン・トゥールナンの練習。
先週初めて練習したからね、きちんと脚の運びやプリエのタイミング、アームスの動きとタイミング、脚の上げ方なんかを練習しよう。
まずは動きを指示しながら一緒に動いてシャセとプリエのタイミングを練習。
次はデヴロッペで脚を上げるときのタイミングを説明して見本を見せる。
そしてプリエのときのトルソーとアームスの位置関係、そのアームスがどんな軌道を描くか見本を見せながら説明して一緒に練習。
はい、それじゃぁ、音楽に合わせてどうぞ
うん、プリエがしっかり出来てる、タイミングもそれよ。うん、アームスもいいね。脚がしっかり上がってる。うん。うん
次の時間枠を利用するヒップホップクラブの子たちが少し早めにスタジオに入って来てちょっと見ていた。
デヴロッペ・アン・トゥールナンを続けているリナを見て一言。
「わ、スゲ…ぇ」
すると、リナが1番、2番、5番と順番にルルヴェをして自分のバランスをチェックする。
「ん~、完璧ではないが安定してる…」
「2番はいいなぁ…」
「やっぱ、究極は5番だよね、ここでいいか悪いかが決まる…」
うん、ほぼ安定してるね、 だ。
グラン・プリエから順にバー・レッスンを進めて、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの終盤。
「ポワン・タンジュ・デリエールでカンブレして、一度トルソーを戻したらルティレ、もう一度カンブレ・デリエール、トルソーを戻してドゥミ・ポワント、アティチュード・デリエールでポゼ…、いい…?」
「…っし…」
おお、キレイにポゼが出来てる、バランスもいいわよぉ、アームスのポジシオンもいいね
「…っし…、停まっていられた… 」
左側はちょっとフラついたね。
それはねアン・オーのアームスの位置がちょいとズレてたからね、と手直しをして…。
バットマン・フォンデュ、バットマン・フラッペ、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールと進み、バーに脚をのっけてリンバリング
終盤、リナが両手バーでアラベスク・パンシェをするところは横についてサポート。
「右の肩、気を付けて…背中で脚を引っ張り上げる感じ…、そう…、そう…、いいよ…、はい、トルソーを前に…、倒していっていいよ……、ホラ、180度だ…」
そのあと一緒にスプリッツをしてカンブレ・アン・ナヴァン&デリエール、ポゼ。
ポゼしたあと、前側の脚の内側にトルソーを倒して床に張り付く形のストレッチをしたら(やってる本人は結構気持ちいいのよ、コレは…)、
「だぇ~~、キモチわりぃ~、何度見てもソレはきもちわりぃ~…」
「なに…っ」
「床に張り付いたままうごめいて移動する、妖怪だよ…」
うぅ~、これまで“踊るサイボーグ”とはよく言われたが、ついに“妖怪 ”になってしまった…
ふん、サイボーグだって経年劣化すれば化けるかも…って、関係ないか…。
バー・レッスンを終わってセンター・レッスン。
まずはアダージョから
カウントとディレクションを指示しながら一通り見本を見せる。
それから右側は一緒に動きながらコントロールのための指示を出す。
左側はリナが一人で動く様子を見ながら指示を出したり、注意をしたり…。
「うん、悪くないんだけどね…。プロムナードのときにアティチュードの脚もブレないし…。ただね、クロワゼとエファッセの方向の定め方が甘いんだよ…」
パとパとの繋ぎ目でのトルソーの向きや移動の方向など見本を見せながらアドバイスをする。
「…ん… 」
はい、もう一度。
そしてまた注意や手直しをして…。
はい、もう一度。
そう、良くなってきた、それなら動きがしっかり見える、よしよし
「よし、O.k。大分きちんと丁寧に出来るようになってきた……けど…ホントはアダージョきらいなんだよね…」
「…ぬふっ…」
バットマン・タンジュをしてグラン・バットマン。
「バランセ→バランセ→バランセ→プレパラシオン→トゥール・シェネ→シェネ→シェネ→トゥール・アン・ドゥオール」
と見本を見せる。
「…ん゛あ゛… ソレなに…っ」
ん…?トゥール・アン・ドゥオール、シェネをしたら次は後からの脚に重心が載った瞬間に先行の脚を引き上げるのよ、と説明しながら見本を見せる。
「…ん~…、っし…」
はい、音楽に合わせてどうぞ…
お、しっかり脚が上がってる、重心も安定してる、うん、うん、…あたっ、…ったぁ…、うん、そこはいい…。
「リナぁ…、バランセがぁ…」
「…はぇ…?」
「なぁ、トントコトン…トントコトン…ってキッズ・レヴェルのお遊戯ステップじゃんか、それじゃぁ…」
「どぅぁっはははは…」
「あのなぁ…。アームスを両方揃えて斜め後ろに下げないの!トルソーと首も傾げちゃダメ!東京音頭だよ、それじゃ…!」
「でぃひひひひ…」
「ほれ…っ、テーブルの真ん中でバストから上をテーブルの上に出して立ってるとするでしょ。そのテーブルの上でアームスを大~きく流すようにするの」
「お皿が右にグァ~ン、左にガラガラガラ…」
「……、ま、そ、そういうことだ…。トルソーは傾げるんじゃなくて捩じり上げるの、ツイスト…」
ほれ、一緒にやってごらん。
二人でならんで右に左にとバランセを繰り返す。
「うん、そう。それでいい。もういい加減にキッズ踊りは止めて下さいやし」
「けへへへへ…」
その後もプティ・ソテやアッサンブレなどのアンシェヌマンを練習して、最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・アン・トゥールナンの練習。
先週初めて練習したからね、きちんと脚の運びやプリエのタイミング、アームスの動きとタイミング、脚の上げ方なんかを練習しよう。
まずは動きを指示しながら一緒に動いてシャセとプリエのタイミングを練習。
次はデヴロッペで脚を上げるときのタイミングを説明して見本を見せる。
そしてプリエのときのトルソーとアームスの位置関係、そのアームスがどんな軌道を描くか見本を見せながら説明して一緒に練習。
はい、それじゃぁ、音楽に合わせてどうぞ
うん、プリエがしっかり出来てる、タイミングもそれよ。うん、アームスもいいね。脚がしっかり上がってる。うん。うん
次の時間枠を利用するヒップホップクラブの子たちが少し早めにスタジオに入って来てちょっと見ていた。
デヴロッペ・アン・トゥールナンを続けているリナを見て一言。
「わ、スゲ…ぇ」