アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

読書の秋だね…♪

2012-10-02 09:48:05 | Weblog
漸く落ち着いて過ごせる陽気になって来ましたね。
まだ全部を秋冬物には出来ないけれども一通り衣替えもしました。真夏の必需品であるキャミソールやレーシーニットをしまって、軽めのジャケットや長袖のトップスをハンガーに掛けたり、とそのくらいですけどね。
秋は、食欲の秋であり芸術の秋であり読書の秋でありスポーツの秋であり…、どれか一つとは決めかねる。
先日はお芋のご飯を炊いたら美味しかったから、そろそろ栗御飯じゃなぁと考えていますし。
今年は厳しい残暑の中、自宅にいるときに
「この暑熱のなかでバー・レッスンなんかしたら自宅に居ながらにして熱中症だ」
と用心して軽いストレッチと筋トレに替えました。
その分本を読みました。読書の秋より一足早く、読書の残暑だったわけ。
日頃は週に1回ペースで書店に出かけてその時に惹かれたものを読んでいるけど、その中にかなり惹かれる作品があったりすると、それがきっかけになってその作家の作品を手当り次第に集中的に読み続ける。
ちょうどこの残暑から現在に至るまでがそういう状態。
はじめは1冊の文庫本。
作家本人が自らの脚で歩き目で見、話を聞いてまとめあげたもの。
小説でも物語でもなく、ま随筆といえばいいのかな。それも現代で流行りの“エッセー”などという“お軽い”読み物ではない。作家自身の思想を綴ったもの、といえばいいのかしら。
その視点の確かさ、懐の大きさ、優しさ、優しさゆえの厳しさなどがじわじわと染み入るように伝わってくる。
一度読み終わってすぐに再読し、さらにもう一度読み返した。
その1冊のなかに登場した人、物、文化などについて個別に書かれた作品がある。
それをもっと読みたい、と思った。
現在のところ8冊ほど読んでいるけれども、
「あ、これはあちらの作品に詳しく書かれていたな」
「ん、あちらの作品でいってたのはこういうことだったのか」
と少しずつ断片であったものが繋がっていき、知識が増えて行く。
それと同時にその作品で取り上げられているものを見て見たい、読んでみたい、触れてみたいという好奇心も高まるような気がする。
そして学びたい、という気持ちも…。
住まいのスペースが狭小だから単行本が置けないのでもっぱら文庫本で読んでいるけど、この作家の著作は文庫でもまだまだ沢山刊行されているからね、年内一杯かかりそう。
他にも刊行されるのを楽しみにしている作品もあるし、読書の楽しみって手放せないわよね
コメント
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