アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

しなやかに…♪

2013-09-04 12:34:09 | Weblog
はい、それじゃグラン・バットマンしましょう。
バットマンするときに息を吐いて、お膝が曲がったりお尻が持ち上がったりしないように気を付けてね。
右左それぞれ、足首を伸ばしてポワントで4回、フレックスで4回
その次は一旦膝を胸に引きつけてからそれを伸ばしてバットマン。
同じく右左それぞれ、足首を伸ばしてポワントで4回、フレックスで4回
「ぬぅぅぅん…、脚が重いぃぃ…
メグちゃん
「え… 重い 脚がぁ…
トモコさん
「うん…。太さのせいかな…
あぁら、違うわよぉ。
まだ脚の筋力が追い付いてないだけよぉ。
バレエのレッスンで随分キレイにグラン・バットマンが出来るようになってるから、脚を振り上げる感覚は掴めてる。
ただ立って行うグラン・バットマンに比べると、仰向けに寝て行うグラン・バットマンは“動作脚で床を押す”ことでの反動がないから、お腹と脚の筋力だけで脚を放り上げることになるからよ
順調に柔軟性も高まってきてるし可動域も広がってきてるからね、すぐに脚の重さなんて感じなくなるわよ
それに日によって脚が疲れてるときだってあるんだからさ。
横向きに寝てのメニューのあと、体幹を強化するエクササイズ。
そして腹斜筋と肩をストレッチするポーズ。
まず四つん這いになって→右腕を左腕の下をくぐらせてなるべく遠くに指し伸ばす→肩(肩甲帯の上辺)と頭の耳の上あたりを床に付けて→左腕を垂直に上げて、ゆっくり呼吸。
坐骨から垂直に後腿が下りたところにお膝をつくこと。お尻が出て腿が斜めにならないように気を付けましょう。
手首と肩も垂直にね。手を肩よりずっと前に付いてしまうと高さがなくなって腕をくぐらせ難くなるから。
まず右から8カウント×2の間ゆっくり呼吸。
そして左も同じように。
「あのね、もう一つのポイントね、くぐらせる腕の側の肩をね、手をついている側の肩の真下に入れる、とイメージしてポーズを作るとぉ、腹斜筋のツイストが大きく出来るよ……、ほら、こんな風に……」
と見本を見せる。
「…っでぇぇ…っ ぜんっぜん違うポーズしてるみたいだ…
はいはい。
一人ずつサポートするから、ポジシオンを意識しながらやってみようよ。
まずトモコさんからね。
「……膝の位置とぉ坐骨の位置を合わせてぇ…、肩と手首の位置をぉ……、それから右腕をくぐらせて…………、ん゛ぁぁぁぁ、さっきと違ぁうぅ~、ストレッチが効いてる~~~」
ね、気持ちいいでしょ
はい、メグちゃん
「………左肩の下に右肩をぉ…つける感じでぇ…………、はわわわわぁ~、伸びてますぅぅ~」
でしょ、でしょ
きちんと筋トレをして筋肉を作り強くするのは正しいけど、そのためには筋肉を柔らかくしておかないとね。
固く縮んだままの筋肉に負荷を掛けても伸びやかなキレイな筋肉は出来ないから。
女性のボディは筋肉質ではあってもしなやかでないとね
はい、最後に体側のストレッチをしましょう。
横座りして両手を頭の後ろで軽く組んで、ゆっくり上側の脚の方に上体を倒していきます。
肘が閉じてこないこと。
背中が丸くならないこと。
トルソーが捻じれないこと。
座った姿勢のまま真っ直ぐ横に倒しましょう。
右側を2回、左側も2回。
「おぉぉ、トモコさん、右側は苦手だったのに、膝の浮きが少なくなったねぇ まぁた進化したじゃない
いいわよぉ、二人とも
気持ちのいい汗をかいてすっきり。
夜風が気持ちのいい火曜の夜でした
コメント
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