アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

今週も踊る美女、そしてナイス・ミドルも進化する…♪

2013-09-09 08:33:04 | Weblog
「シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・ウーヴェルト→パ・ドゥ・ブーレ→5番ドゥミ・プリエ⇒シソンヌ・フェルメ……」
まずは見本を見せる。
カウントに合わせてメグちゃんが予習
「うん、よし…、あのね、パ・ドゥ・ブーレするときに一番はじめは5番のドゥミ・ポワントにしっかり引き上げないと」
そのためにもシソンヌ・ウーヴェルトで着地したあとのドゥミ・プリエが大切よ。
はい、音楽に合わせてどうぞ

よし、よし…、ジャンプ力に問題はない
ただね、
「デリエールの脚のお膝と足首、ポワントが床につくまでずぅぇぇっったい曲がっちゃいけません」
「あ、そうだ、そうでした
はい、音楽に合わせてもう一度

おぉ、よし、よし。
支持脚の足首もちゃんと伸びて跳べているし、プリエも忘れてない。
それならば……。
クロワゼの大きい4番ドゥミ・プリエから→ア・ラ・スゴンドにバットマンしながらアン・ファスを向いてソテ→空中で向きを変え→真横を向いてプルミエル・アラベスクで着地
「…どぉ…?」
「…え゛… ん゛~~っとぉ…
んじゃもう1回、見本を見せるね。
バットマンと同時に正面を向いて跳び上がって、それから腰を切って向きを変えればアラベスクに…。
「…え~っとぉ、4番クロワゼから……、どうやって跳べばいいんだろ……
右脚をバットマンしながらホイッ っと…
……、うん、跳び上がって向きを変えることは辛うじて出来るわねぇ…。
んじゃぁねぇ、コレはどうかな?
後向きのクロワゼの大きい4番ドゥミ・プリエから→ドゥヴァンにバットマンしながらソテ→空中で脚を入れ替えて→前を向いてアラベスクで着地
と見本を見せる。
「…ふぇぇぇぇっ
ほれ、まず後向きのクロワゼの大きい4番…、と一緒に分解しながらパの構造を追っていく。
右脚バットマンで跳び上がるのと同時に左脚もバットマン…。
左脚が右脚を追い越す瞬間に反転して…。
「…う゛~~~ん゛……
おし、わかった。
はじめに試したのが“フェッテ・ソテ”の基本の“基”、今試したのが“ジュテ・アントルラセ”の基本の“基”。
メグちゃんが“出来そう”と思えるほうを来週から練習しましょう
さて、続く《アンチエイジング・レッスン》は、今週もミスターF夫妻がお休みのためミスターMのマン・トゥー・マン。
あら、ちょいとお腹周りが締まってきたんじゃないかしらん
「いや、力を入れてお腹を引き上げてんの。“お臍を背骨にひっつけましょう”ってのが耳についちゃって…
ほぉぉぉぉん、それは良いことです
確かに、フロアに寝て行うストレッチでも腰回りや腿が少し柔らかくなってきたみたいだし、ロール・アップ式腹筋も肩甲骨の下あたりまで状態を引き起こせるようになってる。
昨日はうつ伏せになって片脚の膝を曲げ、手で足首をもって下に押し下げる、大腿四頭筋や膝周りのストレッチも取り入れてみた。
「…ぅきききき……
腿や脹脛だけでなく、脛にも筋肉はありますからね、ちゃんとストレッチしてバランスが取れるようにしましょう。
身体はね、目立つところを何箇所か集中的に鍛えればよいというものではありませぬ。
鍛え方や負荷のかけ方が偏ると、逆に故障の原因になりやすい。
万遍なく丁寧に、が一番いい。
見せ掛けの筋肉をブスブス太らせるより、内臓を支える筋肉を大事にするとか、上体を支える脚の筋肉をしっかり育てるとか、そういうことの方が健康のためには有効。
というわけで、はい、バーにつかまってスクワットしましょう。
骨盤を真っ直ぐに支えることを大切に。
尾骶骨を真っ直ぐ地面に突き刺していく、とイメージするといいですよ。
あ、ミスターM、肋骨が開いて持ち上がらなくなってきましたねぇ、その調子その調子
最後に大きく腕を動かして大胸筋や上腕のストレッチと肩甲骨周りの筋群を動かす。
動きの悪いところはそのまま血流が悪くなって、不調とか故障とか病気の原因になっちゃいますからね。
しっかり汗をかいて、お疲れ様でしたぁ。
皆勤賞のミスターM、体験レッスンにいらした日とは立ち姿がまるでちがいますよ
コメント
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