アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

飛び降りる“くの一”…♪

2014-05-12 08:45:35 | Weblog
「今日はね、アンシェヌマンを少しアレンジしてみよう」
バー・レッスンでのストゥーニュの練習。
右脚前5番から。
ドゥミ・プリエ→2 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→3 右後ろ5番シュル・レ・ポワント→4 ストゥーニュ・アン・ドゥオール→5 5番ドゥミ・プリエ→6 右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→7 右脚前シュル・レ・ポワント→8 ストゥーニュ・アン・ドゥダーン→1 左脚前5番ドゥミ・プリエ→2 右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→3 右脚前5番シュル・レ・ポワント→4 ストゥーニュ・アン・ドゥダーン→5 右後ろ5番ドゥミ・プリエ→6 右脚ポワン・タンジュ・デリエール→7 右脚後ろシュル・レ・ポワント→8 ストゥーニュ・アン・ドゥオール・ドゥミ・トゥール
カウントを指定しながら見本を見せる。
それぞれに順番を確認したあと音楽に合わせてどうぞ

ふむふむ、メグちゃん、おおむね順番は合ってる。
足元もそれほど乱れてはいない。まぁ宜しいでしょう。
じゃぁねぇ、ここからアタマの体操です。
「今、左脚後ろの5番で終わってるね。そのまま右サイドとは逆の動きをするとしたら、どんな順番になるでしょう?」
「…………、左脚後ろだから、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドして……左脚前5番……で…、ストゥーニュ・アン・ドゥダーン……、右脚前になっていて…、さっきはポワン・タンジュ・ドゥヴァンだったから…、ここでは…ポワン・タンジュ・デリエール……」
メグちゃんが言葉で確認しながら順番を追っていき、最後のドゥミ・トゥールまでいきついた。
そうです、そのとおりです
はい、音楽に合わせてどうぞ

おぉぉっし、良く出来ました
「身体の運動神経を良くするには脳みその運動神経を良くしておかないとね
センター・レッスンでもロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールにストゥーニュを組み合わせたり、グラン・アレグロの中にストゥーニュを組み入れたりといろんなパターンをしっかり練習。
グラン・アレグロでは二人とも、屋根から飛び降りてきた“くの一”のようなパ・ドゥ・シャをしています、う~ん
「いいですか、パ・ドゥ・シャはね、“飛び下りる”んじゃなくて“跳び上がる”んだよ」
「“猫の動き”…猫のように…猫のように…
そうです、猫のように軽やかに撓やかに
続いて《アンチエイジング・レッスン》
昨日はI氏がお休みでした。
いつもの通り腹式呼吸の練習からはじめて、腰周りや腿のストレッチ。
腹斜筋強化の腹筋運動と腹横筋や腸腰筋強化のための腹筋運動。
「カヨさんとミスターМは先週お休みしたから、今日はちょっとキツいんじゃない?」
「おお、やっぱり1週空くときつくなる」
「腹斜筋のよりも、腹横筋の筋トレのほうがキツいね」
うん、伸ばした脚を引き戻すときにしっかり腹筋を働かせなくちゃならないからね
その後、体幹のバランス力アップのメニューと腕を大きく動かしたり肩甲骨周りを動かすエクササイズをする。
「今日は3時間ほどPCに向かって原稿書きしてたから背中がガチガチだったけど、楽になったぁ」
バーを使ったエクササイズをした後最後に、先々週練習した重心移動のエクササイズ。
両手と右脚を上げる→右脚に重心を移して左手前→両手を上げて左脚の上に重心を戻す→両手と右脚を下す→両手と左脚を上げる→左脚に重心を移して右手前→両手を上げて右脚の上に重心を戻す→両手と左脚を下す→…………
まず一つずつ動きを確認しながらゆっくり練習。
そのあと音楽に合わせて練習。

おぉ、みんな良くできました、手と脚が同じ側に揃っちゃうこともなかったし
「踏み込んだときにグラグラするのはなんでかな」
「ん、それは体幹のバランス力がまだ足りないの。それと片脚で体幹の重量を支えきるだけの筋力もちょっと足りない」
「そうか、バランス力か…」
そこが整ってくると、身のこなしもシャープになりますし、脚腰に負担のかからない歩き方も出来るようになりますよ。
コメント
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