アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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飛脚の3拍子…♪

2014-06-20 09:07:15 | Weblog
バーに掴まってパ・ドゥ・ブーレの練習。
動作脚をきちんと軸脚のお膝の前に引き上げること。
ク・ドゥ・ピエ・デリエール-ドゥミ・プリエのときにク・ドゥ・ピエの脚が撥ね上がらないこと。
まずはカイトさん&ヒトミちゃん&ヤコウさんの3人から。

ふ…ん…、順番と数は合っている、カウントにも一応合ってはいる…、でも、相変わらずだねぇ…
「ねぇ、どうしてク・ドゥ・ピエ・デリエール-ドゥミ・プリエに“どっっっすんっ”て座り込むの?沈み込むっていうか…、何故?」
「う……
「先週説明したわよね、“湖の水面に立っていて、水面下に沈んじゃいけません”そんなイメージでって…、忘れちゃった
「あ…
ではユキさん&マユミさんのヴェテラン組+ふぅちゃん
3回目のパ・ドゥ・ブーレから4番プレパラシオン→アティチュード・デリエール・ルルヴェ
 カウント8でク・ドゥ・ピエ・デリエール-ドゥミ・プリエ

ふ…ん…、間違ってはいないんだけど、キレがない、華がない…
「あのね、アティチュードの脚が上がるスピードが遅いの。脚が頂点に達したときにはカウントが一杯一杯ですぐに脚を下さなきゃならないってのじゃだらしのない動きに見える。いち早く頂点まで脚を上げてそれをじっくり見せるためにカウントを使うの」
はい、バー・レッスンはそこまで。
センター・レッスンではバットマン・タンジュやエシャッペのアンシェヌマンを練習したあと、アンボワテの練習。
まずはアン・ナヴァン。
アティチュードのポジシオンを大切に。
空中で両脚が一瞬触れ合ってからすれ違うイメージで。
はい、ふたりずつどうぞ

あらあらあら…
これこれこれ…
「床の上で足踏みして脚を入れ替えるんじゃありません。跳び上がって空中で脚を入れ替えるの」
つぎ。デリエール。
アティチュードの脚はお膝が下がって足裏の方が高くなってはいけません。
空中で脚を入れ替えるのはアン・ナヴァンのときと同じです。

あ゛~~~
「ちょっとぉ…、東海道の飛脚か?飛脚を目指してんのか
「あぇぇ~~~
重い。重すぎる。
軽快に。弾むように。
さて、それでは3拍子のパを練習しましょう。
パ・バランセを練習する前に、きちんと3つ拍を刻む練習。
ダウン→アップ→アップ⇒ダウン→アップ→アップ→右→左→右⇒左→右→左→………
3拍子の拍は3つ。2.5でも3.5でもありません。
では、パ・バランセの基本の《基》を。
右にトンベして1 右脚ドゥミ・プリエ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→2 左脚ピケ-右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→3 右脚ピケ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール⇒左脚で左にトンベして1 左脚ドゥミ・プリエ-右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→2 右脚ピケ-左脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→3 左脚ピケ-右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール⇒………
トンベのあとク・ドゥ・ピエに引きつけるのが遅れると、3.5拍子とか4拍子になっちゃいますよ。
脚をしっかり踏みかえて、1拍=片脚、です。
3拍目のピケ-ク・ドゥ・ピエ・デリエールから次のトンベに移るまで軸脚でしっかり立っていないとリズムが狂っちゃいますよ。
もう一つ、基本の《基》を。
右にトンベするのと同時に左脚をドゥヴァンにジュテして1 右脚ドゥミ・プリエ-左脚デガージェ・ドゥヴァン→2 左脚ピケ-右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→3 右脚ピケ-左脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン⇒左脚で左にトンベして1 左脚ドゥミ・プリエ-右脚デガージェ・ドゥヴァン→2 右脚ピケ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→3 左脚ピケ-右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン⇒………
ドゥヴァンにジュテする動作脚の動きが遅れると、3.5拍子とか4拍子になってしまいますよ。
3拍目のク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンをデガージェにしてもいいけれど、5番シュル・レ・ポワントで停まるのは間違いです。それだと2.5拍子になっちゃいますよ。
お、ふぅちゃん、○○音頭から卒業できそうだねぇ。あと一息よ
それにしても3拍子はみんなにとって鬼門のようですな
コメント
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