アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

シャセ・アン・トゥールナン…♪

2015-03-13 10:09:51 | Weblog
バットマン・タンジュ。
まずはアン・ファスで順番をきちんと把握してね、難しいアンシェヌマンじゃないから。
見本を見せながらカウントと、注意するべきポイントを説明。
音楽に合わせて一度やってごらんなさい

うん、よろしいでしょう。
ではね、それをクロワゼで練習しましょう。
今度はアームスにもきちんと動きをつけますよ。
見本を見せながら説明。
とくにアームスは動線が大事だからね。
はい、音楽に合わせてどうぞ

ん゛~、ちょっと自信がなさそうだねぇ。
もう一度アームスの動線を確認して、修正して…。
音楽に合わせてみると……、ん~、ふたりともちょびっとだけ惜しかったねぇ
さて、シャッセ・ソテの練習をしますよ
まずは見本を見せます。
空中では必ず両脚が5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントの状態に重なっていること。
片方の脚で着地してその脚にしっかり重心を載せ、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚のほうに重心がズレないように気を付けること。
はい、一人ずつ。

う゛ぬ゛ぅ~~、ふ~ちゃん、“重力には逆らえません”みたいな動きになってるよぉぉ。
跳び上がるの、上に。
お膝と足首をきっちり伸ばすの。
5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントの状態で空中を移動するの。
「あ゛ぁぁぁ~……
ユキさんは…。
おぉ、足元がキレイだね、きちんとシュル・レ・ポワントになってる。
うん、軽やか、軽やか
あぁ、そうか。
ふ~ちゃん、もう一つ大事なポイントがあるんだよ。
先行する脚で踏み切るのと同時にトルソーをその脚の真上に引き上げる。
後から引きつける脚のことに気を取られてトルソーの引き上げを忘れちゃうと、重心が元の位置に残ったままになるでしょ。
トルソーを引き上げることで後からの脚を引き付ける、とイメージを変えてみてよ。

ほぉら、跳べた。
よしよし
「どぉ?跳ぶ、って感じが分かったんじゃない?」
「はい
よし。
ふたりとも調子が安定しているようだから、先に進みますよ
「あのね、シャセ・ソテで跳び上がった瞬間に右回り…、着地のポジシオンはさっきと同じ」
と見本を見せる。
「…え゛…っ
うん、慌てなくていいのよ。
1回ずつ、跳んで回って下りて、跳んで回って下りて、ってゆっくりでいいから。

あ~、二人とも顔の向きに問題ありね。
進行方向に顔を向けて、身体が回転を始めても顔の向きを変えないように。
顔から先に回ろうとしてはバランスが崩れちゃうわよ。
身体が半回転するまでは顔の向きは変えずに、後半で素早く首を回すのよ。

よし、首のコントロールはだんだん良くなってきたわね
でも…、あれ…?
ふたりとも回転が足りてないなぁ…。
「あのね、アームスの動きで回転を助けてあげるのよ。右回転のときは右アームス、左のときは左アームスをぱっと開いて身体をリードするの」
 回転をはじめるときは素早くアン・ナヴァンに、回転の後半では素早くア・ラ・スゴンドに。

おぉ、そうです、そうです、その回転です
「シャセ・アン・トゥールナンというパです」
最後にトゥール・シェネの基本の《基》を練習しましょう。
顔の向きをきちんとコントロールして半回転ずつ、ゆっくり。
アームスの動きにも気を付けてね。
動きがまとまってきたら少しテンポを速くしてみます。
はい、いいですよ。
次はもう少しテンポを速くしてみようね。
よく跳びよく回った二人でした




コメント
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