アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

金曜日のアンシャンテ ― 低音部を聞くんだよ…♪

2024-04-13 09:57:03 | Weblog
「あのね、切り返しと方向転換の動きを振り付けのパーツにするつもりで練習してもらってるけど、それだけじゃぁつまらないんだよねぇ…」
「はぁ…」
「それにもし万が一、途中の順番を一つ間違えたら多分その後の収拾がつかなくなるだろうなってのが予測できるというか…」
「はぁぁ…」
てなワケで当初想定していたトリッキーな構成は中止して、シンメで動くことに変更。
ヒメさんの動きとしては、
右脚前5番クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右前大きい4番→アン・ドゥオールにフェッテで4分の3回転→……………………➡左脚にピケ、上手前に方向転換しながら右脚イン・パッセ→右脚デヴロッペ・ドゥヴァン-左脚プリエ→右脚にトンベしてシャセ→右前5番→…………
に変更します。
鍵になるポイントは
ピケして方向転換は、方向転換しながらピケからプリエに高さが変わっていくこと
イン・パッセからのデヴロッペ・ドゥヴァンはオフ・バランスになるようにトルソーを後ろに引く
シャセは上に跳ぶんじゃなくて床スレスレに
ってコトです
はぁい、それじゃぁアタマから音楽でどうぞ

あれぇ…、変更したパーツはともかくとして、全体的にカウントが…というよりリズムがおかしい…、分かりやすくハズれてはいないけど合ってはいない…。
いくつかの動きを修正してから、もう一度どうぞ

あ~…、もしかしたら、そうかな…。
「ヒメさん、この曲の低音部というかベースの音聞いてる?私は普段通奏低音っていってるんだけど、そこが実質的なリズムパートなのよ。リズムパートのカウントを聞いて踊らないと…、もしかして、サックスのメロディーで踊ろうとしてるんじゃない?」
「あ、そうです、メロディー聞いてます、ベースって聞いてませんでした
やっぱりねぇぇぇ…、だぁからびみょ~にズレるんだよ。
「踊りのカウント=リズムは通奏低音で、表現やニュアンスはメロディーでってこと。いまはまずベースの音をしっかり聞いて踊ること」
はい、もう一度どうぞ

おぉ、ちょいと良くなった、動きにキレが出て来たじゃない
華やかでかっこいいサックスの音に惑わされないようにね
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ナヨクサフジ…かな…♪

2024-04-12 09:58:36 | Weblog
竹下口の改札を出てスタジオへ、代々木方面に向かって歩く歩道の左側はJRの敷地で進入阻止のフェンスが立てられています。
四季折々様々な雑草が繁茂したり花を咲かせたりしているのをフェンス越しに眺めて楽しんでますが、今はクサイチゴ(だと思います)の5弁の白い花が沢山
それを楽しみながら歩を進めると、今年も咲いてます、

     

キレイな紫色の細い筒状の花が房状になっているナヨクサフジ…じゃないかなと思うんですけど…。
ネットでちょこっと調べてみたらナヨクサフジとクサフジとがあって…、私では見分けがつきません
で、ナヨクサフジの花言葉は
あなたに成功を
だそうです、素敵…
力強く繁茂する雑草の中にある美しい紫色の花は気分に華やぎを添えてくれるような気がします
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水曜日のアンシャンテ ― パーツを磨いておこうか…♪

2024-04-11 11:20:41 | Weblog
バーレッスンは一緒にやって、最後に振り付けに採り入れているエシャッペのアンシェヌマンやそのほかのちょっとしたアンシェヌマンの練習を
まずはエシャッペのアンシェヌマン。
マリさんが気を付けて欲しいのは、
ルティレ-ルルヴェ→ク・ドゥ・ピエ-プリエの動きが流れないように
ってことと、もう一つは
ルティレ-ルルヴェ→ク・ドゥ・ピエ-プリエ→踏み替えてデガージェ-ア・ラ・スゴンドのところでルティレから踏み替えまでを流さないこと、ク・ドゥ・ピエをきちんと見せてから
ってことです
極端なことを言うなら、
一つ一つの動きを機械的に、粒立てて、切り分けるように動く
ってことを今は大事にね。
そんな風に大事なパーツを丁寧に練習したあと、次はセンターで。
先週金曜日のレッスンでヒメさんが動画まで撮った方向転換と切り返しのアンシェヌマンをマリさんにも修得してもらいましょう、ってことで…。
ヒメさんはフェッテでアン・ドゥオールから始めたけどマリさんはアン・ドゥダーンから。
アン・ドゥダーンで4分の3回転→フェッテからアン・ドゥオールで4分の3回転→フェッテからアン・ドゥオールで4分の3回転→アン・ドゥダーンで4分の3回転→…………
と見本を見せて、それから言葉で指示しながら練習。
あのね、方向転換や切り返しの方向がアン・ドゥダーンであれアン・ドゥオールであれ、最初のプレパラシオンは、大きい4番でアームスは軸脚に対してエファセという前提は変わらないの、そこで無駄に迷わないこと。
右前クロワゼからの動きをしっかり練習したあと左前クロワゼからも練習して、ほぼスムーズに動けるようになりました…なりましたよね…ね…
「ふたり揃ってから掛け合いのバランスを見て決めるけど…、今はクロワゼからスタートで練習したけど振り付けではエファセからスタートってこともあるからね
「え゛…っ、エファッセ…っ
「いやいやいや驚くようなコトじゃないでしょ…、クロワゼだろうがエファセだろうが右前は右前、左前は左前、アン・ドウダーンはアン・ドゥダーンだしアン・ドゥオールはアン・ドゥオールで何も変わらない
「… …」
「だからねぇ…、7×4=28ってことは4×7=28と同じことでしょ…、右前5番のエファセかクロワゼかってソレと同じことだよ
「… …」
あ~、まぁ二人そろってからやってみれば分かるさ…。
ヒメさんとは逆の動きをするときに引きずられないようにしっかりね
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ミニバラが咲き始めました…♪

2024-04-08 09:30:44 | Weblog
花屋さんのディスプレイテーブルの下で情けないお値段を付けられていたミニバラを買ってきて2ヵ月足らず…、申し訳程度に付いていた花や傷んだ葉っぱを整理しさらに植え替えをしてからほぼ1か月…、蕾を包むガクの一片が開いて花の色を覗かせるようになってから1週間…、いよいよ我が家のミニバラが咲き始めました

     

キレイな赤、深緋といえばいいでしょうか

     

ほかの蕾もガクを開いてますからもう間もなくです
そして5番目の蕾がまだまだ小さくて膨らみ始めてもいない頃に、そのキワからもう一つ蕾の気配が

     

5番目の蕾を大きくして開花させるためにこちらのほうには退場してもらったほうがいいのは理屈では分かってるんですけど、なんとなく興味がある…もしかしたらスプレー咲きみたいになるのかな、なんて予想してみたり…。
今週はゆっくりと、でも次々に花開いていくミニバラを楽しめそうです
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金曜日のアンシャンテ ― スィヴィを丁寧に…♪

2024-04-07 11:05:38 | Weblog
切り返しと方向転換の動きをしっかり練習したあと、ポワントレッスンに突入~
足慣らしを始める前に、
「あのさ、水曜日のポワントのときスィヴィでこぉんなに 脚の間が開いてたけど、あれは脚が疲れてたからなの?」
「いやぁ、全然気づきませんでした…恥ずかしいぃぃぃ…
だよね
いつもの足慣らしをしたあと、ピケしたトウの上に素早く重心を移す練習や左右交互に細かく細かく踏み替える練習をしっかりやりました。
それからスィヴィの基本の≪基≫を。
まず一歩ずつ踏み出しては5番に引きつける動きをゆっくり丁寧に…、それからスィヴィを…。

あ…
そうか、なるほどねぇ…。
「あのね、ヒメさんは踏み出す1歩が大きいのよ。移動する距離を稼がなきゃって考えてるからだと思うけどさ…、でもね、踏み出した1歩が大きいと引き付けきれずに脚の間に隙間ができるわけ…」
「あー…
「踏み出す1歩を大きくするよりも小さく踏み出して引き付けを速く、そうやって歩数で稼いだ方がスムーズだしキレイよ
「… …」
どうぞ

おぉ、そうそう、そうやって細かく細かく。
ちょっと大げさな言い方をするなら、引き付ける脚で踏み出す脚を押し出すってイメージかな…、それを守ってれば脚の間に隙間がってことはなくなる
んじゃ、振り付けのとおりに動いてみましょう、
アッサンブレから5番プリエに着地→方向転換してプティ・デヴロッペ→ピケ→スィヴィ→
どうぞ

あ、悪くないけどちょっとだけ惜しい。
プティ・デヴロッペする方向がズレてるよ。
ヒメさんは進行方向と関係ない中途半端なところにプティ・デヴロッペして、そこから進行方向に少しロン・ドゥしてからピケするからそのぶん時間が掛かっちゃうのよ。
スィヴィで進む方向に狙いを定めてソコに向かってプティ・デヴロッペ→ピケ って感じで。
どうぞ

おぉ、そうです
まず進行方向をきちんと定めてってことを大事にね
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金曜日のアンシャンテ ― 順番の覚書…♪

2024-04-06 10:31:54 | Weblog
バーレッスンを一緒にやってからセンターレッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンなどを練習してから、さて…。
「水曜日にやった振り付けの構成だけど、終盤近くの切り返しでヒメさんの方向転換を大きくしたでしょ、あの部分を整理してもう少し動きをつけたいのよね
「あ…、1セット目で下手奥に向きを変えるんでしたよね」
「そうそう、それをね、もう少し動きを大きくしたいわけ
「ほぉ…」
ということでまずは見本を。
右脚前5番クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右前大きい4番クロワゼ→左にフェッテで4分の3回転→下手前向きの左脚ドゥヴァン・クロワゼ→左前5番➡左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左前大きい4番クロワゼ→右脚をアン・ドゥダーンのロン・ドゥしながら左方向に4分の3回転→下手奥を向いて右前5番クロワゼ➡右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右前大きい4番→左脚をアン・ドゥダーンのロン・ドゥしながら右方向に4分の3回転→下手前を向いて左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→左前5番➡左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左前大きい4番→右にフェッテで1と4分の3回転→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ
ってコトです。
「ね…っ
「… …」
だっ…大丈夫だから…。
言葉で指示したり、カウントに合わせてやってみたり、音楽に合わせたりと一緒にやってたら、なんか意を決したようにヒメさん
「動画を撮らせて下さい…いいですか?」
いいけどぉ…。
「明日のブログと動画とで確実なモノにします💪」
おぉ、それならどうぞ
…📱 …📱 …📱 …📱 …📱 …📱 …📱 …📱
基本は4分の3回転だからね、最後だけ1と4分の3。
仮に左側を続けるとすれば最後の1と4分の3を1回転で終わって、下手向きのエファセ・ドゥヴァンから始めて、さらにフェッテからじゃなくてアン・ドゥダーンにロン・ドゥするほうから…。
「… …」
あ、いや、それはいい…、このアンシェヌマンを全部使うわけじゃないから。
1セットは入れたいけど、マリさんとの位置関係とか距離とかによるからね
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水曜日のアンシャンテ ― ポワントでもパーツを…♪

2024-04-05 10:41:11 | Weblog
ポワントでもマリさんヒメさんそれぞれのソロで大事なパーツを練習……大事じゃないパーツなんてないんですけど…。
まずマリさん
グリッサード・ドゥス→ピケ-アティチュード・デリエール・エファセ→グリッサード・ドゥシュ→ピケ-アティチュード・デリエール・クロワゼ→
の練習を
グリッサードはあとから引きつける脚の動きを素早く…見せたいのはピケ-アティチュード
グリッサードのあとから引き付ける脚の足首が緩まないように
足首の緩みって自分で思ってる以上に目立っちゃうものです。
それから、以前にも注意したけどピケする寸前の足首が緩んでたら ですよ。
ではどうぞ

ピケ-アティチュードはそれほど悪くない…え゛って目を引くほど足先が垂れてもいないしね。
ただグリッサードにするかシャセにするかちゃんと決めておかないと。
その時その時の行き当たりばったりってのは よ。
「グリッサードにします
はい、分かりました。
ヒメさんはアッサンブレをしたあとパ・ドゥ・ブーレ・スィヴィに移るところを。
エカルテ・ドゥヴァンにアッサンブレ→5番プリエで方向転換→ピケしてパ・ドゥ・ブーレ・スィヴィ
どうぞ

ありょ…、なぁんかヨタってないか
「… …」
あのね、5番プリエのまま方向転換して、プティ・デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドからピケ、こんな風に動いてごらんなさい、と見本を見せて…。
「… …、動きやす~い
でしょぉ
でもさ、スィヴィで脚の間に隙間が開いてるよ
「… …」
ほんとにちょっとしたコト、小~~~さなコトなんですけど、それを大事にしないとね。
ふたりとも以前と比べると格段にポワントで立つ足が強くなってるし安定してきてますよ、まだまだ発表会まで半年ありますからね、楽しみです
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水曜日のアンシャンテ ― 右か左か、なのよ…♪

2024-04-04 09:55:50 | Weblog
バーレッスンの終盤のロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール、ずっとグラン・フェッテの基本の基の≪基≫を練習してきましたが、昨日はいよいよ…1回転だけ…。
基本の基の≪基≫を3セットやったら最後に、デヴロッペ・ドゥヴァン-プリエから1回転してルティレ-ルルヴェでストップ。
回転を急がないこと、
ドゥヴァンからア・ラ・スゴンドまでのロン・ドゥを確認してから回転する
くらいに落ち着いてね。
どうぞ

うん、悪くないですよ。
ふたりとも少し上体が反り気味だから微妙にバランスを崩したのよ、そこをきちんと修正すれば
グラン・バットマンのあとに、振り付けで使えないかな使いたいなと考えているパーツの練習を…、バーを挟んでふたりとも鏡の方を向いてやってみましょう…てことはシンメトリーで動くってことだからね。
マリさんは右手バーで左サイドね、では、
左脚ピケ→右脚ピケ→右前5番プリエ→シソンヌ・アン・ナリエール→右デガージェ・ドゥヴァン-プリエ→右前5番プリエ→右前5番ルルヴェ→2番ドゥミ・プリエ→右前5ルルヴェ➡右側を同様に…
ヒメさんは右脚ピケからね。
1歩めのピケは斜め前に出て、2歩目は1歩目と2番ドゥミ・ポワントを作るように
次の5番プリエは中心軸の真下に両足を引き付ける
シソンヌ・アン・ナリエールは上に跳ぶんじゃなくて後方に突き飛ばされるような動き
右前5番ルルヴェから2番ドゥミ・プリエへの動きはふんわり動くんじゃなくて一瞬でポジシオンを切り換えるように
…てことです。
「… …」
んじゃ、ゆっくり指示するからやってみましょう、どうぞ
「ピケ→ピケ→プリエ→後ろに…っ、あ゛っ、なんでドゥヴァンの脚が揃うっ…
もう一回、アタマから。
「ピケ→ピケ→プリエ→あ゛っ、5番プリエの脚が揃うってどういうことだ…っ
「… …」
な、なんか、たいへんなコトになってないか…。
何にも難しいコトしてないよ、カウントも均等で平板だし…。
「… …」
あのね~…。
初めのピケが右脚から出たら右後ろ5番プリエ
初めのピケが左脚から出たら左後ろ5番プリエ
ここを間違えなければあとは問題ない……ワケじゃないか…、
初めのピケが右脚から出たら中盤の2番プリエの後は左前5番ルルヴェ
初めのピケが左脚から出たら中盤の2番プリエの後は右前5番ルルヴェ
ってコトです、ここも間違えなければまぁ問題なしよ
ま、自分がどう動いてるか客観的に見てみることだね
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フリージアを飾りました…♪

2024-04-02 09:54:05 | Weblog
お花屋さんの店先では日々いろんなお花が紹介されてます。
すこし前は沢山のミモザが目を楽しませてくれました。

     

昨日はフリージアの黄色に目を引かれて買いました。
何の技巧も工夫もない投げ入れで飾ってますけど、そこはかとない優しい香りが漂っています。
春浅いころよりも花が大きいような気がします
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蕾が増えてます…♪

2024-04-01 10:02:50 | Weblog
ミニバラが小さな蕾を抱いてから2週間、丸く大きく膨らんできました

     

情けないお値段を付けられてお店の隅に置かれていたものとは思えないほどモシャモシャと元気に新しい芽を出し枝を増やしています。
ミニなのにしっかりトゲもあるんですよね。
はじめに見つけた蕾は3つで、そのあと小~~~さな4つ目を見つけました。

     

3つの蕾のうち1つはガクの一片が開いて花の色を覗かせるようになりました
そして4つ目の蕾もずいぶん大きく膨らんできて、今朝5つ目を見つけ、6つ目の気配も…

     

来週あたりからボルドーコルダナの深紅色の花を楽しめるかな


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